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「この写真の□の斜交葉理(右側が東、左側が西)では模様が右上から左下に向かっているから、水流の向きは東から西であったと考えられる。」
と解説にあるのですが、なぜ『右上から左下』なのですか?右下から左上のように思います。
画像が見にくかったらごめんなさい。

「「この写真の□の斜交葉理(右側が東、左側」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 回答ありがとうごさいます。
    このような斜交葉理の場合は、動画のように一方向の水流はなく、右から、左から交互に水流が変わっているのでしょうか?

    「「この写真の□の斜交葉理(右側が東、左側」の補足画像1
      補足日時:2020/09/07 10:58

A 回答 (2件)

最初の質問から順番に回答します。


 右上から左下というのは、写真に写っている黒い筋(ラミナです)が右上から左下の方向に伸びているということです。右下から左上というのは堆積物がたまっていった方向を示しています。
 ところでここから、水流が右から左ということを判別するにはもう1ステップが必要です。地層が逆転していないかの確認です。省略されているのではないかと思われます。
 四角枠の中、下の方をを注目しますラミナの傾きが緩くなって下の地層との境界と平行に近くなっています。収斂といいます。一番下の地層の方がよくわかると思います。ラミナができるときに上の方でも同じ事が起こるのですが、一般的には新しい地層ができるときに削られてなくなっています。そのため、上側は収斂のようすが見られません。従って収斂している側が地層の下位の方向になり写真では逆転していないことがわかります。
 その後の考え方はNo.1様が示されている映像の通りです。

 補足についての回答です。
 セットになっているラミナのある部分は、下側に凸になっています。このようなものは川の流れの方向に対して直角に近い方向の断面によく現れます。ちなみに1つ目の写真は流れの方向に平行な断面になります。
 凸の中心が川の流れの中心と見ると、凸の位置が左右に動き回っているのは、川の流れが頻繁に変わっていたことを示しています。氾濫を繰り返していたのでしょう。
 スケッチにスケール(縮尺)が示されていませんから何ともいえませんが、一般的にこのようなラミナが見られるのは網状河川による堆積物だといわれています。水流の大きさに比べて運ばれてくる土砂が多いところにできるといわれています。谷底を土砂が埋め広くなった河床を川がたくさんに枝分かれしたりくっついたりして流れています。上高地より上流部の梓川にできているのを見たことがあります。
 スケッチからでは、水流の方向は、紙面に直角に近い方向ということしかわかりません。手前からなのかその反対なのかは、ラミナを削って実際の傾斜方向を調べるしかありません。それでも、実際に川が流れた方向を示している補償はありません。網状河川の場合、川の流れに対して斜めにできる事があります。ラミナの方向をたくさんの凸の中の調べて平均してやっと川の流れの方向がでてきます。
 なお地層が逆転していないのは自明だと思います。
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フォアセット葉理の解釈でしょう。


この縞模様は、定期的に白い細粒が流れ落ちて堆積するときと、黒っぽい細粒が細粒が流れ落ちて堆積するときとが繰り返されて出来た地層を、垂直に切断した断面の模様なのでしょう。
この動画は、水槽を横から撮影し、堆積する状態を見ています。水流は上を右から左に流れ、その水流に砂細粒が混濁していると、斜面を覆うように薄く層をつくって、(動画では白い層が形成されるだけです。次に黒い細粒が流れてくれば)斜面の位置が、左へと層を重ねがなら延びていきます。
http://kanbara.sakura.ne.jp/jpeg-file/foresetlm. …
砂丘や河川で、風上あるいは上流側から細粒が流れに乗ってくる場合に、このような状態になります。基本的に、傾斜に見える層の上下があれば、傾斜の上の側が上流側、傾斜の下の側が下流側です。 
仮に右側から左側に流れてくると、下の側に多く細粒が堆積して、細粒が減った水流が上に向かって流れるので、最初は急傾斜であっても時間が経つにつれて傾斜が緩くなり、堆積層は平行にならない状態になるでしょう。
https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/fore …
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