
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
確定申告に基づいて、次年度に徴収するのは地方税、つまり住民税です。
国税は、毎年年末の予算案作成前に財務省が次年度の税収を予測します。また各省から各省の予算案を上げてもらい、財務省と各省および与党の族議員の折衝を経て、最終的に内閣の承認を経て次年度予算案が年末に確定。原則として翌3月の年度末までに野党を含めた国会で議論したうえで修正点があれば修正して確定することになります。
通常、国家予算は税収をかなり上回る金額で決定しますが、不足分は国債で補う形になります。
そして、大災害・金融恐慌等の緊急事件が発生して税収不足が明らかになった時点で、補正予算を組み、不足分は臨時的な増税や国債発行で補うことになります。それが出来ない場合は財政破綻となり、IMFのお世話になったり、外資に国・民間の資産を売って、日本経済が沈没することになります。
日本は、米ドル・ユーロなどと並ぶ基軸通貨国であり、また国外投資資産が世界一の国でありすから、日本が破綻しそうになるということは、世界経済が大沈没するに等しい状況ということになるでしょう。
No.6
- 回答日時:
> 歳出額だけ成立するという事ですか?
ちょっと違いますね。
歳出と歳入の両方を予算化したものが、国家予算です。
まず歳出予算案は、各省庁と財務省の攻防の末に調整された、各省庁の必要額の積み上げで決定します。
それを国会審議を経て、年度の歳出予算の成立です。
この歳出予算の方は、悪しき予算完全消化主義の慣習で、不足はあっても余ると言うことはありません。
それを見越して、予備費を計上したりもしますが、余ると言う事態をほぼ想定する必要がない点では、割と扱いやすいとは言えます。
後はその歳出予算を賄えるだけの歳入予算を立てれば良く。
当初予算段階では、「税収予想+国債発行 ≧ 歳出予算」となっていればOKです。
当然、税収は予算と実績に乖離があるし、歳出もまず不足しか起こり得ませんので、歳入が少なかったり歳出が増えて、予備費でも賄えなければ、いよいよ「補正予算」の出番で。
実際、現状のコロナ禍では、第三次補正予算の編成も予定されてますが。
早い話が、赤字国債の追加発行です。
年度予算時とか選挙が近いと、財政健全化を謳い、赤字国債の発行額を少なめに計画する場合が多いけど、結局は補正予算で赤字国債の追加発行をする年度がほとんど。
コロナ禍では致し方なしとは言え、アフターコロナの時代のどこかでは、社会保障制度などを大改革することは必須だし、消費税などの大幅増税も不可避です。
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なるほど。
※国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、
内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に
提出しなければならない(日本国憲法第90条第1項)。
ウィキにも書いてありますね。^^;
・令和元年度決算概要(令和2年7月31日)
https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/acc …
令和2年の国の決算書は、令和2年度予算確定後、
1年4ヵ月も後の、令和3年7月末頃に公表される
見込みという事ですかね。
メチャ遅くないですか?^^;
>その後、社会情勢に応じた補正予算で、税収額も補正します。
補正予算編成とは、有り体に申せば、国債発行と同義で、
第1次補正予算編成なら、イコール第1回目の追加国債発行、
第9次補正予算編成なら、イコール第9回目の追加国債発行、
という理解で宜しいですかね?
>実際、現状のコロナ禍では、第三次補正予算の編成も予定されてますが。
早い話が、赤字国債の追加発行です。
補正予算編成=赤字国債の発行、やはりそうでしたか。
地方自治体でも補正予算編成=赤字公債の発行という事ですわね。
補正予算編成と言うのは、赤字公債の額面分の元本と金利分を
将来、国民が課税され、其の分の社会保障が削減されるのなら、
恐ろしい事なのだと理解しました。
>確定申告に基づいて、次年度に徴収するのは地方税、つまり住民税です。
令和3年3月15日までに徴収した所得税(国税)の確定申告分を集計して
総額を出たら、国の決算書を作るという流れではないのですか?
補正予算編成というのは、赤字国債を発行するという事だけに限定された
行為なのですかね?
>それが出来ない場合は財政破綻となり、IMFのお世話になったり、
外資に国・民間の資産を売って、日本経済が沈没することになります。
ハゲタカ・ハイエナ外資から見たら、外国の財政破綻=バーゲンセールで、
IMFも多分、まっくろくろすけで、グルなんでしょうね。
日本人みんなの資産、社会資本を共同で防衛(まも)り抜きたいですね!
今の国家予算編成は、既に人工知能を活用してサクサク編成されているのですかね?
大昔にテリー伊藤さんの、お笑い大蔵省極秘情報という本だったかで、
現職職員が、予算編成期は、本省に泊まり込みで編成作業に追われていると
話していた事を思い出したのですが、今は、当時に比べたら、だいぶ楽チンに
なったのですかね。
特別会計予算を大幅に削って、一般会計の不足分に充当する、
と言う考え方を主張する役人や国政議員は、いないのですかね?
そうすれば、やがて新規赤字国債発行ゼロも、社会保障の充実も、
ぜんぜん夢ではないのでは?
ああ、確かに。
※国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、
内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に
提出しなければならない(日本国憲法第90条第1項)。
ウィキにも書いてありますね。^^;
国の収入支出の決算書が完成する時期、
会計検査院がこれを検査する期間、
内閣がその検査報告と共に、決算書を国会に提出する時期
ってわかりませんか?
毎年同じぐらいの時期なんですかね?
・令和元年度決算概要(令和2年7月31日)
https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/acc …
国民に公表される時期は、7月末頃なんですかね。