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日本には数多くの重要文化財が存在しますが、これらには少なからず維持費用がかかると思われます。
現在この維持費用は、それを指定している文部科学省が負担しているのでしょうか?
だとすれば、その総額は年間一体いくらに達するのでしょうか?

A 回答 (1件)

> 現在この維持費用は、それを指定している文部科学省が負担しているのでしょうか?


・基本的に所有者が管理や修理を行うことになっています。
例えば、京都や奈良の寺院には沢山の国宝や重要文化財がありますが、この、管理や修理も基本的に所有者である寺院が行っています。

=文部科学省のペーパーの一文=
国指定有形文化財の管理・修理などは,所有者が行うのが原則ですが,所有者による管理が適当でない場合などには,必要な管理・修理などが適切に行われるよう,文化庁長官が地方公共団体などを管理団体として指定し,管理を行わせることができることとなっています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/12/11/001114 …

> その総額は年間一体いくらに達するのでしょうか?
・国指定の文化財は、所有者が管理できない場合、地方公共団体などを管理団体として指定し、管理を行わせています。
その団体(俗に言う、天下り先ってヤツ)の数が、あまりにも多すぎて、正直なところ良くわかりません。
また、国が出す分と、都道府県が出す分があるようです。

文部科学省と文化庁と都道府県の予算や報告書の類を一つずつチェックすれば大枠は分かるかもしれませんが、すみません白旗です。
http://www.mext.go.jp/
http://www.bunka.go.jp/index.html
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この回答へのお礼

文化庁の今年度の予算を確認した所、総額約1000億円の内、『文化財の保護整備・活用』及び『文化拠点の整備』に関する予算が総計約500億円となっているので、おそらく国が支出する維持費用は500億円程ではないかという結論に達しました。
また、国ではなく都道府県・市町村の地方公共団体が個別に指定して管理・修理を行っている(或いは補助している)文化財の数が全国で約10万件となっていたので、全国規模では更にその額が増すものと思われます。

回答有難うございました。

お礼日時:2008/09/04 01:22

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