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現在、メーカーから納入された部品の1ロットあたりの部品抜き取り検査個数の設定について考えております。ネットで調べていると計数基準型一回抜き取り検査表及びOC曲線(検査特性曲線)から抜き取り検査個数を導き出す手法が紹介されていますが、標準偏差やCpkから抜き取り検査個数を導き出す手法はあるのでしょうか。もし可能であるのならば、メーカーの初回納入部品だけ全点検査し、その結果からCpkや標準偏差(メーカーごとの製品バラつき)を導出し、次回以降に納入される部品ロットの抜き取り検査個数を決めようと考えております。QC関係に詳しい方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

検査表からは1000個や1万個の


場合があると思いますが
それ以上の数だと検査表にしたがうのが当たり前ですね。

検査表以下だと全数検査が当たり前だと思いますが。
抜き取りは検査を楽にするためではありません。
手抜きをしてたら不良が出たときのリスクのほうが大きい。
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この回答へのお礼

この度はご回答頂きましてありがとうございました。
現状、限られた期間内で納入された部品を全て検査する事が難しい状況なので、社内関係者・お客様(使用者)とよく話し合って検査法を決めたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2021/02/22 01:30

>標準偏差やCpkから抜き取り検査個数を導き出す手法はあるのでしょうか。



当然あります。
でも「母集団の平均、標準偏差は未知」という場合が多いです。

>メーカーの初回納入部品だけ全点検査し、その結果からCpkや標準偏差(メーカーごとの製品バラつき)を導出し、次回以降に納入される部品ロットの抜き取り検査個数を決めようと考えております。

最初のロットを「サンプル」として、そこから得られた数値で「母集団の平均、標準偏差を推定する」ということですね。
ただ、その推定値自体に「不確定さ」があることをきちんと評価しないといけません。
その上で「不良の見逃し確率」「良品を誤って不良とする確率」をどの程度に抑えるかを決めて検査個数と判定基準を決めることになるのだと思います。

「自動的・機械的に決まる」のではなく、「どの程度に判定するかを決める」ということです。
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この回答へのお礼

この度はご回答頂きましてありがとうございました。
現状、限られた期間内で納入された部品を全て検査する事が難しい状況なので、社内関係者・お客様(使用者)とよく話し合って検査法を決めたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2021/02/22 01:31

企業で統計を推進する立場の者です。



ご苦労、お察しします。
旭化成建材事件、東洋ゴム事件、神戸製鋼事件など検査にかかわる不正は企業イメージを低下させます。#1さんが書かれたように、その代償はとても大きいです。(それらはググれば概要が分かります)

検査は、自分を守るという意味より、お客様を守るためにあります。たとえ下請けが製造した部品でも、市場で問題を起こせば、親会社が責任を負わなければなりません。そのために正しい検査を行う必要があります。
#1さんが書かれた通り、抜き取り検査は楽をするためにやるのではありません。(これについては最後に述べます)
また、記録・保管方法まで含めた検査計画が必要です。
大変でしょうが、最初にしっかり決めておけば、何かあったとき責任を追及されずに済みます。

ご質問は、検査値が「計数値」か「計量値」かあいまいです。
・計数抜取検査
・計量抜取検査
があります。方法が全く異なります。まず、それを明確にして下さい。

それから計量値でやるにしても、「ロットの不良率を保証する場合」と「ロットの平均値を保証する場合」の2種類あります。(α法)
#2さんが書かれているσが未知の場合は、ロットの不良率しか保証できません。(s法)

そのうえで、
・規準型
・選別型
・調整型
・連続生産型
という方法があります。

これらは抜き取り数を含めてJISで定められており、国際的にも通用する方法です。どの検査法を使用するかは受け渡し当事者間で取り決めが必要です。ウチでこういう検査をしたらNGだったので受け入れ出来ない、と言っても取り決めが無い以上、下請けいじめと一緒です。そのために両者が納得できる規格があります。

ご質問者の場合は、詳しい状況が分かりませんが、「計数調整型一回抜取検査」か「計量規準型逐次抜取検査」になると思います。ググってみて下さい。

#1さんが書かれたように、抜き取り検査は楽をするためにやるのではありません。なぜなら、溶接とか熱処理とか、測定をするために破壊検査となってしまうような場合は抜取検査しかできません。
しかし、検査表を調べていくと、1つの納入不良も認められないような場合は全数検査しか有り得ないことが分かります。
その場合は、工程管理値で全数保証するようなことが行われます。「特殊工程管理」でググれば出てきますので、そちらもご参照下さい。

最後に、検査成績書をきちんと提出させ、当方でしっかり保管しておくことは言うまでもありません。
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#3です。



今日(2021年2月16日)、また検査不正のニュースが出ました。曙ブレーキさんです。関係会社での不正のようですが、詳しいことは報道されませんでした。

記者会見では作業者の怠慢のような口ぶりでしたが、想像するに、「検査は付加価値を生まない」「無駄な工数」とか言う経営者が居て、検査員を減らしたりしたんでしょう。

こういうケースを見るにつけ、上から抜取数を減らせ、とか言われたのであれば、きちんと記録に残しておくべきだと思います。

受け入れ検査でしっかり測っていれば、不正も発見できます。

ルール(JIS等)に従うのはもちろんのこと、さらに検査不合格となったときの「特採」の条件と決裁者もしっかり決めておいた方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

この度はご回答頂きましてありがとうございました。
私も曙ブレーキさんのニュースを見ましたが、まさに私が頭を抱えている検査についての話題でしたので、改めてよく検査法を調べ、部品を使用するお客様とよく検査内容を詰めていきたいと思います。因みに検査値は「計数値」です。最近はコロナの影響で残業禁止されているのに対し、納入される部品点数(品番数)が多くなっている状態なので、なかなか部品の使用日時までに定時時間内で検査を終わらせることが難しい状況です(納入時期を早めるのも仕入れ先の都合・部品置き場の面で難しい状況)。定時時間内で使用日時までに全点検査する方法も再度探ってみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2021/02/22 01:22

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