
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
帰国子女です。
日本人に比べると「付けない」ことが多いです。
またブラを付けず、いろいろ見えていても日本人ほど気にしないし、ニップル付きニプレスという、冗談のような商品もあります。(つまり、自分の乳首が凸るのは嫌だが、シャツから凸っているのは欲しい)
なんでアメリカで、まあ欧米全体でそういう文化になっているかというと、女性解放運動(ウーマンリブ)と元々「下着」という概念が日本人と違うからです。
まず下着についていえば、日本ではブラが西洋から入ってきたので、それまでは着物に下に何もつけておらず「乳当て=ブラ」なわけです。
だから「ブラをする・しない」という選択肢しかありえません。
しかし欧米女性とって「ブラ」というのは女性解放後に出来たもので、その前はコルセットが女性の下着でした。つまりブラと腰を補足するコルセットは一体だったのです。
これだと動きにくいし仕事もしにくいので、女性解放は「コルセットを外すこと」でもありました。しかしコルセットを外すと体形が崩れるのでブラをするようになったが100年ぐらい前の話なのです。
で、1970年代にウーマンリブ運動が起きます。これは権利の問題もあるのですが、その直前に成立したアメリカ公民権法を受けて「女性も男性と同じ、すべての属性の人権を認めよ」という運動で「男性と同じ権利、黒人と同様に女性もそのままで美しい」という主張を展開するようになりました。
このふたつが「欧米女性がブラをしないことがワリとある」という今の文化につながります。
つまり「女性の体も黒人や男性と同等に美しく自然だから、コルセットやブラなどで隠させるな!」というウーマンリブの考え方があって「Tシャツ1枚の時にブラなんかつけない」という事になっていくのです。
なんで?
それはTシャツが元々男性の下着で、その下は「素肌」なのが普通、つまり「男はTシャツ一枚でいいのに、なぜ女は下着の下に下着を着ないといけないの?それは女性の自然な姿を否定している!」ということになるわけです。
なので、近年は「男性はTシャツすら脱いで上半身裸になれるじゃないか。写真でも男性の乳首は写せるのになんで女はダメなんだ!」という運動にまで発展してます。
参考 https://wotopi.jp/archives/27304
多分日本人の殆どが理解できないでしょうが、文化的な基準が大きく違うわけです。
この回答へのお礼
お礼日時:2021/03/12 22:34
ご回答ありがとうございました。詳しい文化的な背景と歴史は、とても参考になりました。フリーザニップルなんて運動があるのですね。初耳です。文化が違いすぎて面白過ぎます。
No.4
- 回答日時:
文化の違いです
更に画一的な考え方がなく
良く言えば自由
バカや非常識が多数混在するが
それも自分で責任を取れば否定はされない
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