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ライアン・ワトソン著の「エレファントム」に、次のようなことが書いてあるそうです。

南アフリカでは象が乱獲されて、ある地区の森には1頭のみになった。この象は推測年齢45歳の雌であった。
ある日、この象は、海岸の切り立った崖へ行き、大海原を見渡していた。
シロナガス鯨が海面に浮き上がり、じっと岸の方を向いていた。
巨大な2頭は、ほんの100ヤードの距離で向かい会い、超低周波の声で語り合っていた。

質問は、上の話は、ノンフィクションですか? フィクションですか?
(本当の話なら、この本を探し読んでみようと思っています)

A 回答 (2件)

その話の背景と要点は次のHPに簡潔にまとめられています。


https://note.com/hisataroh358/n/n9861f895772e

さて、これが本当の話かどうかは判断の分かれる所です。
描写された情景を、観測に基づく事実としましょう。

問題は、象とシロナガス鯨との間に語り合いが成立するかです。
ワトソンは一応科学者ですから、次の事実は押さえています。
象の鳴き声は10~100Hzの範囲で、特に10Hz前後の超低周波
音を使って仲間とコミュニケーションします。
これに対して、鯨の鳴き声は5~数十Hzの範囲で、普通は
10~39Hzの範囲で鳴きます。

つまり、両者は超低周波の音を互いに聴きとる事ができるわけです。
しかし、違った言語を話す人間同士が、互いの言葉で喋っても、
音は聴きとれても、それらの意味を理解する事はできません。
象と鯨の関係も同じで語合えるとは言えません。

動物達の画像を見た時に、彼らの状況に応じてセリフを付け、感情
移入する。我々がペット動画に適用する手法です。
ワトソン特有の技法で、彼を優れた科学啓蒙家にしている由縁です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
まず<両者は超低周波の音を互いに聴きとる事ができる>のですね。
次に、種が異なっているから<意味を理解する事はできません。>ですね。
しかしながら、我々はこの情景を見て両者が話し合っていると<感情移入>するのですね。

お礼日時:2021/04/07 09:22

ライアン・ワトソンの著作は読んみたらいいと思いますが、



この話についてはライアン・ワトソンは、超低周波を観測可能な機器を持っていたのでしょうか。

そうでなければ、そのような印象であったいうことでは。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
科学者としての発表では<超低周波を観測可能な機器>を使った観察が不可欠ですね。
それはともかく、この本を探しています。

お礼日時:2021/04/06 16:25

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