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高校の教科書の中には「こころ」を掲載しているものがあります。
大体以下のごとくです。

「私」は、同居する友人のKから、下宿先のお嬢さんに対する恋心を打ち明けられ、
大変な驚きを感じ、
親身に相談に乗るどころか、
なにがなんでも阻止して、「手を引かせなければ」とさえ案じます。
というのも、そのお嬢さんには、
「私」の方がずっと以前から憧れ、好意を抱いていたからです。
そこで
「向上心のない奴はバカだ」と私はKに言いました。
唖然とするKに、
「向上心のない奴はバカだ」
心理的にダメージを与える言葉を2度まで繰り返したのです。

「向上心のない奴はバカだ」
道を究めるためには、あらゆることを犠牲にするべきだという持論をもち
恋に浮かれている私を暗に批判する為に
かつて
Kが私に向かって言った文句でもありました。

似たようなやりとりは現代でもあり得る事だと思うのですが
100年以上前に
漱石は、そんな恋愛事情を
単なる創造で描いたのでしょうか?
それとも
若き日、類似した苦い体験があるのでしょうか?
「こころ」が誕生した事に詳しく書いてある本があれば教えてください。

A 回答 (4件)

私は漱石フアンだけど、体験とかは聞いたことなね、ただ漱石の小説の主人公は恋愛にかんしては優柔不断な人が多いですから、「こころ」の先生、美祢子に翻弄される三四郎「それから」の大助「彼岸過ぎまで」千代子に思いを寄せる従兄弟(名前は忘れた)とかの設定ですね。

漱石は恋愛とかしてる余裕がなかったかもね、留学してるしそれで精神的苦痛で帰国してからも、東京高等師範の教授から、自分で希望して松山中学の先生になるくらいですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。恋愛している余裕がなかったというのは、うなずけますね。

お礼日時:2021/04/30 19:23

子供の頃 中の良かった友達の成績が良すぎて



あまり遊ばなくなりました

心が撚(ひね)くいれたのでしょう。
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こころは完全な創作ですね


創作とは言っても漱石に限らず自身の経験を元に話を創作することは普通にあることだと思います
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この回答へのお礼

ありがとうございました。体験したかのように語れる漱石はすばらしいですね。

お礼日時:2021/04/30 19:21

本筋じゃないけど、なかなか面白いです。



http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488422059
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この回答へのお礼

ありがとうございました。読んでみたいと思いました

お礼日時:2021/04/30 19:19

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