オリンピック中止論争は、単なる我々日本人の弱さと偽善の現れではないか？

そもそもなぜオリンピックを中止する考えが出てくるのか？

①外国選手とサポータの来日などで、感染が（爆発的に）広がるのではないかという懸念。

②例え国内選手だけの競技でも、集団での競技で、感染が広がってしまうのではないかという心配。

①と②は、あくまでも”懸念”、”心配”だけであり、実際に危険か否かはやってみないと判らない。

”人命は何よりも大切だ”という人もいるが、自分達の本心を偽っている。

例えば、交通事故では毎年３０００人が無くなっている。

１９８０年以前は、毎年１万人以上死んでいたのだ。

米国はベトナム戦争で、５年間で５万人戦死している。

我々は、ずーっとベトナム戦争と同じ死者を出し続けているのだ。

ベトナム戦争も交通事故も、死者の１０倍の（場合によっては完治不能の）重傷者、１００倍の負傷者を出しているのだ。

仮に、自動車を禁止すれば、交通事故被害者はゼロにできる。

それでも、自動車を使い続けているのは、その便利さ、産業への必要性、及び快適さを捨てられないからである。

更には、

③IOCは、中止になると放映権収入がなくなるので、何がなんでもやりたがっていると言うものである。

確かにそれもあるかも知れないが、何よりも世界の選手達の想いを大切にしているからであろう。

世界のアスリート達は、オリンピックに命を賭けているのである。

バッハ会長自身も選手出身であり、彼らの気持ちが痛いほど解るからであろう。

オリンピックの開催権はIOCにあるといわれている。

ただし、我々には、拒否する権利はあるだろう。

しかし、日本が拒否した場合、もう二度とオリンピックを開催できないであろう。

我々日本人は、自分たちの弱さと偽善がわかっているのか？

No.1 回答者： rose2011 回答日時： 2021/06/29 09:25

「日本国内における新コロの感染拡大防止」を考えれば、五輪中止議論が生じるのは、ごく自然なことと思うけどな。

言い換えれば、「何がなんでも開催」とか、逆に「絶対中止！」みたいな、単純で偏った極論の方がおかしい。

実際にも、物事の概ねは、そう言う極論を排除した中で決定される。