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顎の成長について
成長期に矯正装置などで顎の成長を促進する場合、遺伝で決まっている顎の大きさよりも大きくなることはないと知ったのですが、それは咀嚼などの機械的刺激で顎の成長を促進する場合についても言えることでしょうか。それとも、機械的刺激で成長を促進する場合は、遺伝で決まっている大きさよりも大きく成長するのでしょうか。

A 回答 (1件)

以前にも同じ回答をしたと思いますが、遺伝で決まっている以上には


大きくなりません。

例えは適切ではないかもしれませんが、よくネグレクトなどで
適切な成長が無い場合に通常よりも小さいことが指摘されます。
成長に必要な栄養や刺激を受けないことで成長が遅れてしまい、
本来の大きさよりも劣成長で止まってしまうことはあるので
本来の大きさに成長するために運動や栄養の供給は必要です。

幼稚園などで成長を比較した場合、同じ5歳児でも成長が違いますが
その大きさの比がずっと続くわけではありません。
子供のころに小さくても成人では逆転することもあります。
運動などで体格はがっしりしても身長が比例する訳ではありません。
小学校で怪童と言われるくらい大きな児童がそのまま大きくなって
身長3mになったりしないように、骨の成長には限界があります。

例外としては、巨人症などのような成長ホルモンの過剰分泌で
この場合大きくはなりますが合併症で重篤な疾患になりやすく
顎が小さいからと成長ホルモンを投与しても心疾患や糖尿病など
その他の病気で寿命が短くなるようでは意味がありません。
ただし、成長ホルモン分泌不全症などの場合は投与します。
(一部で低身長などにも用いられますが慎重投与です)
これは全身に作用させるもので、歯科で用いることはありません。

また、刺激を加えることで肥厚や隆起が起こることがありますが
これらは成長とは異なります。
整形で低身長の症例に用いられるイリザロフ法は、骨折させて
治癒する過程で少し引き離した状態で治癒させて骨を延長します。
骨が刺激で伸びるならわざわざこんな方法を取りません。
歯科領域でも話は同じなので、極端な過成長や劣成長の症例では
外科手術を行います。
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