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番組のタイトルの付け方の用語を教えてください。その番組の最後のことを示したタイトルの付け方の番組があります。 「全日本仮装大賞」は番組内容自体は‘大会’なのに‘仮装大会’ではなく、‘仮装大賞’と、番組の最後のことをいっています。

「山田くんと7人の魔女」は番組内容自体は’山田くんと一緒に魔女を探す’ですが、最終回になってやっと7人魔女がそろうという意味になっています。

「僕たちがやりました」は番組内容自体は’逃走劇’ですが、最終回で自白する時の言葉を意味しています。これは特に、最終回になるまではタイトルの意味が分からなくなりがちですが、なぜこのようなタイトルの付け方をするのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • ドラえもんの「帰ってきたドラえもん」もそうです。番組の最後にドラえもんが帰ってきてタイトルの意味が明らかになります。

      補足日時:2021/09/18 22:08

A 回答 (1件)

そういうタイトルの付け方に対する用語があるのかどうかは知りませんが、私にとってはごく自然な付け方であり、あまりに自然なので、正直、用語があるともさほど思えません。



タイトルは元来、「主題」を表すべきものです。例えば、「全日本仮装大賞」は「大賞」のために企画した番組ですので、タイトルにピッタリだと思います。目的が「大賞」なのですから、例えば目的であるゴールがレースの最後に来るように、いろいろな仮装で盛り上げて大賞に至るわけです。もちろん、演技などをまったく見せずに、平服でトロフィの授与だけをするという方法もありますが、これはテレビという視覚的なメディアを活用しながら、さまざまな仮装を楽しみつつ、「この仮装が受賞するかな、あの仮装かな」と皆で思いながら楽しむ「受賞へ向かっていく番組」です。例えば「サッカーワールドカップ」が授賞式だけでなく、2~3時間にわたってボールを蹴り続ける様子を見せるのと同様です。

「山田くんと7人の魔女」は、まず、単純に「山田くんと魔女を探す」よりも語感がよくて魅惑的ですし、視聴者はずっとタイトルを意識しながら「いつか7人揃うはず」と期待することができて、飽きずに番組の最後まで引っ張っていってもらえます。

最後にタイトルの意味がわかる仕掛けも同様で、視聴者は「どういう意味だろう」と推理しながら引っ張っていってもらえます。

ただ、ちなみに、「僕たちがやりました」は小学生でも使う、白状する際の決まり文句ですよね。私はこの番組を観ていませんが、あらすじを検索してみたところ、「僕たちがやった行為」は冒頭で描かれているようですね。それを視聴者が、「きっと彼らはいつか自白する」と決めつけて、そこに至る過程を楽しむのも自由だし、「きっと彼らは心の中でずっとそう唱えているのだろうが、自白しないだろう」と思いながら物語の深さを想像するのも自由だと思うんです。

いずれにしても、タイトルや見出しは、ちょっとワクワクさせたり、どういうことだとうと思わせながら、本編へと視聴者や読者を導いて、最後まで引っ張っていくものであるのが基本ではあります。

回答になっていなかったらすみません。
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