日本社会が完全実力主義に移行したら…

日本社会が、年功序列・終身雇用主義から実力主義・単年雇用主義に完全移行したら、世の中は健全になるのではないでしょうか？
個人的には、日本の年功序列主義というものは古くさく、個人の可能性を狭めるくだらないものだと思います。加えて、日本社会がよく決めつける｢就職したら定年になるまで、最低３年以上働くのが当たり前｣と言う概念も、村八分のような悪しき慣習に思います。
今から20年前に、小泉、竹中らが推し進めた新自由主義と言うのは、単に会社が従業員を安く、必要なときだけに使いたいサプラサイドを重視したに過ぎず、完全実力主義に転換して、結果の出せないものはベテランや中堅だろうと容赦なく追い出し、常に新しい血を入れるようにしていれば、このようにはなっていなかったと思います。

No.1 ベストアンサー 回答者： ほい3 回答日時： 2021/09/28 20:44

そう簡単でなく、年功序列・終身雇用主義なりの安定

が労働者を守った面も大きいと思います。
非正規社員比率は平成31年には約40％と、雇用者の
5人に2人が非正規雇用者となっています。

企業の内部留保はふえて2012が320兆円から2020年に
460兆円に伸びる中、労働者賃金は同期間1割も増えて
いません。消費税が増えて、企業税が減っています。
自民党が金持ち優遇を進めるのは、財界がバックのためです。

こちらを何とかするのが先に思います。

No.3 回答者： satoshino 回答日時： 2021/09/29 09:40

愛社精神や上司と部下の関係が希薄になってきたと思います

また同僚がいつ裏切るのか？分からない会社で
良い製品、得意先やお客様と良い関係が作られるとは思えません

２：６：２という黄金比があります
２割いる無能な社員を排除しても
また新たに無能と思われる社員が生まれます

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2021/09/29 07:18

日本社会が、年功序列・終身雇用主義から実力主義・単年雇用主義

に完全移行したら、世の中は健全になるのではないでしょうか？
　　↑
なりません。
世の中、そんな簡単な話ではありません。
それで健全になるなら、米国、中国などは
理想的な国家になっているはずです。



完全実力主義に転換して、結果の出せないものはベテランや
中堅だろうと容赦なく追い出し、常に新しい血を入れる
ようにしていれば、このようにはなっていなかったと思います。
　↑
実力主義と対照的なのが世襲企業で、
日本の大企業の過半数は世襲です。

面白いことに、世襲企業の方が
実力主義企業よりも業績が良いのです。

実力主義だと、出世する能力と
仕事の能力が混同されてしまうからです。

仕事が出来ないのに、政治力のある人間が
偉くなってしまう、
というのが実力主義の弊害です。


トヨタ自動車（豊田家）、サントリー（鳥井・佐治家）、
キッコーマン（茂木家）、キヤノン（御手洗家）、
パナソニック（松下家）──。

いずれもが日本経済をけん引してきた超優良企業であり、そして、
程度の差こそあれ全社が「同族企業」に位置付けられる企業でもある。

これは一部の企業に限定された話ではなく、
日本の全上場企業の50％以上が同族企業とされる。
これら同族企業は
収益性、安全性、株価でも 一般企業を凌駕
しているという現実があります。