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No.5
- 回答日時:
小生現在75歳になります。
私が某電機メーカーに就職した時は、もうそこで定年まで働くものだと思ってました。私に限らず社員ほとんどがそう思っていたと思います。 ですから自分は会社と一体となり、まるで家族であるがごとく「会社の為」に働きました。当時先輩から「一度会社を辞めると言ったら二度ととどまるな」と言われました。会社を裏切ったら許されないということでしょう。当時は高度成長期で、組合のいう残業上限を超える為、途中でタイムカードを押して後はかなりのサービス残業をしたものです。「今はこんなに大変でも、これから歳をとっていくと給料も上がって行き仕事も楽になる」という期待を持ってサービス残業を繰り返したのです。仕事を早く後輩に教え、自分はだんだん楽が出来ると思いました。ですから転職者は非常にマレでした。これが終身雇用の基本ではないでしょうか。当時も当然個人評価はあり、評価により給料の差はあったのですが年齢による上昇率が優先されてました。中年になったころ評価制度が始まって、年齢より仕事の評価が優先されるということになりました。その途端に会社への一体感は消滅しました。後輩へ仕事を教えるのがバカらしくなったという人が増え、小生も以前から高給で誘われていた会社へ転職しました。
終身雇用制度の善し悪しがよく言われますが私にはよくわかりません。日本特有の制度と考えるならば昔からあったのかもそれません。「会社の為に働き、会社は終身面倒をみてくれる」という浪花節の世界、義理人情の世界だからです。
この回答への補足
終身雇用制度とは、一生雇うその代り労働者は「休日出勤」及び「残業」が断れないを基本とする制度事です。そして、日本特有では有りません。日本以外の国にも存在します。
補足日時:2012/04/18 18:32No.4
- 回答日時:
今日は。
歴史観からこういう件を考えると見誤ります。江戸時代やお家感覚やらはメンタルの奥底で影響はしていますが、直接原因では無いと思います。武士は個人主義の集大成で行動規範を設けましたが、全体主義では無かったと考えるのが正確だと思います。
では何処から出てきたかと言うと、以下の通りです。通り過ぎてしまわないと確認ができない歴史の良いサンプルでしょう。
終身雇用とは、
企業が底から立ち上がった戦後、昭和でいうと25年位から昭和の終わりまで40年間 企業と国が労働者に安心感を与え、信頼関係を築く為に唱えた呪文のようなものです。実際に毎年賃上げを実現し、一律成長したことから今の60-70歳ぐらいの人達は、終身雇用が日本式であると信じていたのです。戦争に向けられた国民の意欲を経済活動に曲げて、奇跡的復活を実現した、これが根底にあったから実現した、悪く言えば偶然だったのです。お判りの様に毎年成長が見込める右肩上がりの時代だけに通用する都合の良いお題目だったのです、ですので日本式というには非常に疑わしいと思います。
もし、戦争の時に出兵した経験の有る方が、周りにいれば聞いて見てください。その世代の人たちは組織そのものに疑いを考える、用心深い人たちが多いです。終身雇用の事は絶対に信ないはずです。私の去年逝った父がそうでした、、、、。
No.3
- 回答日時:
江戸時代じゃない?
終身雇用制の本筋は、社内バトルの勝ち残った人が出世をし、そこあら外れた人が、退職または子会社、関連会社に流れている人事体系にあります。
江戸時代の小僧丁稚が手代、番頭になる過程と同じです。
No.2
- 回答日時:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E8%BA%AB% …
ポイント1
サラリーマン社会の発生
新中間層の発生・展開
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%AD% …
終身雇用される側の発生という契機
大正期くらいですと、技能工などは、転職が当たり前。腕一本で生きていくのが礼賛されたので、終身雇用されたら、嬉しくない。
ところがホワイトカラーという企業内官僚制度では、企業内独特の慣行などがあり、転職するより企業内にとどまったほうが選択としてベターになってきた。
ポイント2
終身雇用制度というのは法的な強制力ではなく、労働慣行の集合体
最初のURLにあるように語としては1958年に発生しているようです。
広まったのは1960年代以降、慢性的な労働力不足と、技術革新の進展です。
労働力不足は、WIKIPEDIAにも指摘されていますが、技術革新が早くなったために、企業は従業員教育が必要になりました。新技術なので、外部からその業務を行える人間を持ってこようにも、持ってこれないのです。
なので、内部教育で育てようという動きになります。
従業員の教育を行う(投資する)ことを確実に回収するために、退職金制度が充実してきます。
教育を受けて、その技能を持って転職するよりは、転職しないで退職時までいたほうが、トータル報酬が増えるというインセンティブです。
そもそもの質問内容、終身雇用の開始時期
という話になると
1980年ころに ジャパンアズNO1 日本てすごいねの理由として 終身雇用制度が「発見」されます。
1990年代以降 バブル崩壊後に 終身雇用制を守れと言う意味で、終身雇用が話題になります。
昭和5年生まれの私の父親の場合、最終的に転職もしなかった。
製造ラインの工員でしたが、1970年代に、週給制から月給制に移行します。つまりブルーカラー層も、憧れの「月給取り」になりました。ホワイトカラー(大卒者)だけでなく、国民一般が等しく「サラリーマン」になったのは1970年代となります。
※ ちなみに私も50歳代です。
ポイント1
サラリーマン社会の発生
新中間層の発生・展開
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%AD% …
終身雇用される側の発生という契機
大正期くらいですと、技能工などは、転職が当たり前。腕一本で生きていくのが礼賛されたので、終身雇用されたら、嬉しくない。
ところがホワイトカラーという企業内官僚制度では、企業内独特の慣行などがあり、転職するより企業内にとどまったほうが選択としてベターになってきた。
ポイント2
終身雇用制度というのは法的な強制力ではなく、労働慣行の集合体
最初のURLにあるように語としては1958年に発生しているようです。
広まったのは1960年代以降、慢性的な労働力不足と、技術革新の進展です。
労働力不足は、WIKIPEDIAにも指摘されていますが、技術革新が早くなったために、企業は従業員教育が必要になりました。新技術なので、外部からその業務を行える人間を持ってこようにも、持ってこれないのです。
なので、内部教育で育てようという動きになります。
従業員の教育を行う(投資する)ことを確実に回収するために、退職金制度が充実してきます。
教育を受けて、その技能を持って転職するよりは、転職しないで退職時までいたほうが、トータル報酬が増えるというインセンティブです。
そもそもの質問内容、終身雇用の開始時期
という話になると
1980年ころに ジャパンアズNO1 日本てすごいねの理由として 終身雇用制度が「発見」されます。
1990年代以降 バブル崩壊後に 終身雇用制を守れと言う意味で、終身雇用が話題になります。
昭和5年生まれの私の父親の場合、最終的に転職もしなかった。
製造ラインの工員でしたが、1970年代に、週給制から月給制に移行します。つまりブルーカラー層も、憧れの「月給取り」になりました。ホワイトカラー(大卒者)だけでなく、国民一般が等しく「サラリーマン」になったのは1970年代となります。
※ ちなみに私も50歳代です。
No.1
- 回答日時:
職種によりますよ\(^^;)..
今でも完全な終身雇用制度は
天皇はじめ、ごく、わずかな
職種だけです。
1950年代から1960年代にかけては、神武景気、岩戸景気と呼ばれる好況のまっただなかにあり、多くの企業の関心は労働力不足のほうにあった。この時期に特に大企業における長期雇用の慣習が一般化した。1970年ころには判例として成立した整理解雇4条件など、種々の判例や労働組合の団結により実質的に使用者の解雇権の行使も制限されるようになり、戦前まではあくまで慣行であった終身雇用が制度として人々の間に定着した。
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