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取り留めのない質問になると思いますが、ニュアンスのわからない部分はフォローしますのでご指摘ください。

日本経済はどのようにして立て直す計画なのでしょか。
やはり物を作って他国に買ってもらうのが基本なのでしょうか。

個人的には大量生産・大量消費というのは環境負荷の面からも考え直され、70年代のような高度成長は少なくとも日本にはやってこないと思うのですが。
ニュースを見ていてもインフレターゲットや小手先の政策で景気が良くなるのを待っているように思えるのですが、景気が良くなることを前提に、景気が良い間はうまく回るみたいな政策から脱するべきでは?と思っているんですが。

新しい社会のありかた、新しい経済活動などを議論しているフォーラムやサイトはありませんか?

A 回答 (9件)

日本経済の今後について私も関心があり、丁度タイムリーな質問をいただいたので考えをまとめてみました。


 日本経済は誰もが考えるように重大な岐路に立っていると思います。この原因は、経常収支が近々赤字に転落するかもしれないということではないかと思います。

 国内経済のしくみを簡単な数式で表すと
所得=消費+投資-(政府収支)+経常収支となり、実際の概数を当てはめると
500兆=370兆?+90兆?+30兆+10兆という関係にあります。問題なのはこの90兆円?の投資がバブル以降相当な勢いで減少傾向にあることです。バブル崩壊の過剰投資のつけをずるずる持ち越すうちに中国が台頭してきて急速に供給力を拡大させ、今までのように不況になれば輸出ドライブをかけて民間設備投資を盛り上げ景気を上向けるということが出来なくなってきたのが日本経済停滞の大きな原因だとおもいます。
 政府は落ち込んだ投資を補填するために巨額の国債を発行し所得の維持を図ったのです。もし、この政府支出の拡大が無ければ我々は1930年代の恐慌を再度体験することになっていたでしょう。

 また、前式を変形すると
経常収支={(所得-消費)-投資}+政府収支               ※(所得-消費)=貯蓄
実際の概数を当てはめると
10兆=(500兆-370兆?)-90兆?-30兆となります。もし、経常収支が現在のように黒字を維持していくことができるなら問題はないのです。なぜなら、(所得-消費)=貯蓄部分を増税して政府財政赤字を補填すれば良いのですから。現在は消費や投資に向かわず貯蓄に回った金が銀行を通して国債を買い政府財政赤字をファイナンスしています。財政赤字をファイナンスする資金が国債なのか税金なのかはさして問題ではないのです。問題なのは所得を維持する為に政府収支の赤字を拡大させると経常収支の赤字を招いてしまうことです。一昔前のように設備投資を行い外貨を稼ぐことは失業の輸出ととられ許される状況になく、生産設備も中国、東南アジアに移転しており国内で生産増強を図る企業も多くはありません。

財政赤字は、これまで輸出企業が稼いだ金を公共投資に充てることで所得や雇用を維持する役割を果たしてきました。しかし、これから団塊の世代が引退し、貯蓄する側から消費する側に移り高齢化がさらに進展してくれば財政支出を押さえることは難しいと思います。もし、将来経常収支が赤字に転落すれば日本は経常赤字をファイナンスする為に外貨建の債券を発行することになります。経常赤字でしかも巨額の財政赤字を持つ国が果たして良い条件で発行できるのか非常に疑問です。発行条件として買い手は債務放棄に備えて法外な高金利を求めてくるでしょう。そのときこそ日本は緊縮財政を迫られ、生活レベルを相当切り下げざるを得なくなると思います。IMF管理下ともなればアジア通貨危機に襲われた国々のような悲惨な目に遭う可能性もあります。
 日本がアルゼンチンタンゴを踊る日もそう遠くないかもしれません。

 では、日本はこれからどうすれば良いのでしょうか?
 まず、日本の経常収支(2002年)を見てみると14兆の黒字、内訳は貿易収支が11兆の黒字、サービス収支(日本人が海外に旅行して落としていく金)が-5兆の赤字、所得収支(外国債券の利払いや、直接投資の見返り)が8兆の黒字となっています。また資本収支(海外へ直接投資したり、債券、証券を購入して出ていった金)が-8兆円となっています。日本の貿易黒字は年々縮小し2001年度には3兆円強しかありませんでした。日本の空洞化が進展している証拠だと思います。所得収支も8兆円を計上していますがこれがすべて円転されて日本に還流したわけではなく大部分が現地で再投資されているものと思います。この様に日本の経済構造を支えていた仕組みが崩れかかっていることは間違い無いと思います。策は?
 経常収支の改善を考えるならまずサービス収支の改善に目が行くでしょう。海外からの観光客を増やし、日本に金を落としてもらうこと。最近ようやく観光立国と言う言葉が出てきました。狙いは中国、東南アジアの人々だと思います。現在不法移民の侵入を恐れて厳格な入国管理を行っていますが改める必要もでてくるでしょう。次に日本への直接、債券、証券投資の導入です。現在8兆円のマイナスになっていますが如何に日本が規制が多く魅力の無い市場なのかを証明しているのがわかるでしょう。外国人が株式市場を翻弄しているという批判もありますが、M&Aや不良債券ビジネスなどある程度外資の浸透を見とめなければ本当に誰にも見向きもされない市場となるでしょう。

 ただ、これだけでは無理で、やはり黒字を稼げる強い日本企業が国内に留まり競争力を維持できる環境を作ることでしょう。今や、日本にいるメリットが感じられなければどこにでも生産拠点を移すし、本社さえ日本に留まっているかどうかも疑わしい時代です。これらの施策はアルゼンチンタンゴを踊る前に決断しなければならなくなると思います。

この回答への補足

ありがとうございます。
国としての経済収支、かかえている問題点、展望、どこを改善するべきか、
かなりわかりやすくまとめていただきました。

全てを理解するにはいたりませんが、どのような点を勉強すればよいか
わかりました。

補足日時:2003/03/11 23:55
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>あのオリックスの宮内氏が議長を務めている諮問機関



そいうものがあるんですね~。あまり表に出てこないので無いかと思ってました。勉強になりました。ありがとうございます(^^)。自分なりに調べてみようかと思います。

>あえて極端なことを言うと「企業意識」
>が必要な仕事だったら、そもそも行政がやる必要がないと思うのです。
>資本主義において、民間企業というのは絶対、儲かることしかやらない
>(できない)わけです。ですが、世の中には、儲からないけども誰かが
>やらなくてはならない不可欠な仕事というがあって、そういうことだけ
>を国民の税負担で、国や自治体がやるのが本来の筋であるはずです。
>「公務員」というのは、そういう意味でしたよね。

おっしゃることは良くわかります。民間がやれない(利益が出ないけど必要な)仕事を自治体や政府がやるのはもちろん賛成ですし、そのために税金を払うのは僕ももちろん賛成です。

>もともと利益の上がらない仕事に地道に励むのが公務員である以上、
>民間との比較というのは、 あんまり意味がない気がします。

これはそうではないというのが僕の認識です。利益の上がらない仕事だからこそ我々もそれを認めて税金を払っているわけで、でもその中でまかなわないといけない以上、収支決算というものはあるわけでして、それは民間でも自治体・政府でもかわらないと思います。全く赤字が出ていないなら別に誰も何も言いませんが、現実にはそうではないので、民間との比較というのは必要かと思います。
逆にそうでもしてぎゃンぎゃン言わないと、密室の中で何するかわからん連中も混ざっているからなあ…とも思います。
また、小泉さんは痛みを伴わない改革は無い言いますが、政府や自治体は「痛み」を伴ってんのかなあ?とも思ってしまいます。言い尽くされたことですが、ホントいつも思います。

要は、今の政治家は、必要なのかどうかわからないプロジェクトや組織にお金を使いつづけて、「国の借金が600兆できました。あとはあんたらの息子さんやお孫さんに支払ってもらいましょうね?僕たちは悠々自適だなあ!」と言っているに等しいと思うんです。また、14億もチリの女性にあげてしまったり、第三セクター(?というんでようか?)自治体がらみで民間と手を組んでリゾート開発をし、どこも巨額負債を抱えて閉鎖~!…みたいなことが多くて。
なのでそういう無駄遣いはやめたほうがいいということです。
確かに日ハム事件のように企業倫理もくずれてきていますが(僕も反面教師にしています。)、それと税金の無駄遣いの問題や民間がやれない仕事を自治体がやるなどの話は次元が違うとおもうのです。

つまり、「企業意識」というと語弊があるのかもしれませんが、「バランスシート感覚」というんでしょうか…そういうものがほしいなあ…とおもいます。
何度も言ってしまいますが、我々が払っている税金の範囲内でうまくまかなえと…。
特に政府は取りやすいところから税金取る方法ばかり考えて、反面「リストラしてます」「給料減らしました」というニュースがぜんぜん飛びかわないのは、そんなものは国民は誰も納得しないとおもうんですよね(^^)。

結局「バランスシート感覚がない」ということは「企業意識が無い」ということにほぼ等しいかなあと思い「企業意識をもっと持って欲しい」と書いてしまいました(^^)。

僕らのような個人店は、売上が無ければ次の仕入れもできません。うちも銀行は貸しはがししてくるし、お金は貸してくれないし、でもいままでの(親が作った)借金は返さないといけないしで、やはり大変なのです。でもそれは自分で選んだ道だから仕方ないですし、逆にチャレンジでもあるのでいいのですが。
そんな中小がほとんどだと思うんですが、それを横目に、自分たちは血をながさないで、国債ばんばん発行して問題は先送り…というのは、ずるいと思います。というか「なぜ?頭のいい連中が揃っているのではないのか?」という感じです。幼稚園児でもできる経営手法ですよね。がまんできなくなったら国債発行すればいいんですから。

こういうスジの通らないことを続けていると、例えば若い経営者は失望して(若いからこそ)海外に逃げてしまうのではないかと思います。そうなると今度は残った中小にも外形標準課税が課せられて、ますます負担は重くなります。
国際情勢の不安定化とあいまって、日本経済も今以上に苦しくなる気がします。

>なんかこう、行政に「企業意識」を求めるという風潮の背景には、この
>不況の時代にあって、民間企業であれば「利益があがらない=リストラ
>・倒産」なのに、公務員はそうではない、だから公務員の仕事を低く
>見るというのが気分としてあるように思えます。

これはそんなこと無いんじゃないかな~?と思います。特に「公務員の仕事を低く見る」というのは無いと思います。末端の現場の方々はたいへんな方は結構たいへんだろな~と思ってます。でも市役所の窓口に行くと「おまえやる気あんのか?!」という人も結構います。そういう方々を見ると、「赤字出しつづけてるくせに、現場の態度も改まらんとは!何も教えられていないんだな」とか「他人の金でメシ食ってるから何とも思わんのでしょう。嘆かわしい。」としか言いようがないですよね。

>だから、むしろ田中康夫が「パブリックサーバント」といったように、
>(本来的な意味での)「公務員意識」を再確認させることの方が、
>重要ではないでしょうか。公務員だからこそ、公の利益を優先する、
>税金は無駄にしない、怠慢は許さないという仕組みづくりが必要なのだ
>と思います。

賛成です。僕もこれを言いたかったのです。それを「企業意識をもってほしい」と言う言葉にかえさせていただきました。赤字がおおいので。

すみません。またもや支離滅裂な上に長くなってしまって。
というわけで僕は日本経済へのダメージを少しでも少なくするために「政府は企業意識をもて!」というか「バランスシート感覚をもて!」という意見に賛成です。って自分が書いたのか。
それ以上の他意はありません(^^)。お気を悪くされた方がいたらごめんなさい。単に1つの意見…というこで。

この回答への補足

 >>だから、むしろ田中康夫が「パブリックサーバント」といったように、
 >>(本来的な意味での)「公務員意識」を再確認させることの方が、
 >>重要ではないでしょうか。公務員だからこそ、公の利益を優先する、
 >>税金は無駄にしない、怠慢は許さないという仕組みづくりが必要なのだ
 >>と思います。

 >賛成です。僕もこれを言いたかったのです。それを「企業意識をもってほしい」と
 >言う言葉にかえさせていただきました。赤字がおおいので。

これは大切ですよね。公務員だからこそ、公の利益を優先する。
民間企業の「競争原理」とは違うのかもしれないけど、サービスの質や効率を
改善する仕組みやチェック機構が必要ですね。公の利益を追求することが
その組織なり職員に跳ね返ればいいのでしょうが、公共機関だからそれは
難しいのかな。

お役所仕事というのが甘さもすきもないことの代名詞になるように変えていって
もらいたいものです。

補足日時:2003/03/19 05:11
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♯4で回答させていただいたhosaka2002です。


いいですねぇ~、飲みにいきましょうか(笑

それはそうと、↓の方が書かれた「規制緩和推進チーム」としては、
一応、政府内には総合規制改革会議というのがあります。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kisei/
あのオリックスの宮内氏が議長を務めている諮問機関といえば、
「ああ、そんなのもあったなぁ」と思われる方も多いのでは?
あと、経団連にも「行政改革推進委員会」というのがあり、ここが
各分野の様々な規制緩和策を、政府に提言しているようです。
方向性としては、政府も規制緩和を推進していますが、各論となる
と利害関係もあって足踏みしているのが実情でしょうか。

>政府も地方自治も「企業意識」もって運営しないとやばいですよね。

質問者さんがレスで書かれたこの「企業意識」という言葉、結構よく
耳にしますけど、私はちょっと違和感があるんですよね。
ご指摘の趣旨はわかるのですが、あえて極端なことを言うと「企業意識」
が必要な仕事だったら、そもそも行政がやる必要がないと思うのです。
資本主義において、民間企業というのは絶対、儲かることしかやらない
(できない)わけです。ですが、世の中には、儲からないけども誰かが
やらなくてはならない不可欠な仕事というがあって、そういうことだけ
を国民の税負担で、国や自治体がやるのが本来の筋であるはずです。
「公務員」というのは、そういう意味でしたよね。
それに対して「企業意識」というのは、トータルとして自分達が利益を
得るための努力であると思うのです。もちろん、そうした企業活動を
通じて社会にも貢献するわけですが・・・。

なんかこう、行政に「企業意識」を求めるという風潮の背景には、この
不況の時代にあって、民間企業であれば「利益があがらない=リストラ
・倒産」なのに、公務員はそうではない、だから公務員の仕事を低く
見るというのが気分としてあるように思えます。
私も基本的にはお役所嫌いですし、現状としてひどい官僚や公務員が
多いと思っていますが、でも、考え方としては、もともと利益の上がら
ない仕事に地道に励むのが公務員である以上、民間との比較というのは、
あんまり意味がない気がします。
とくに最近は、会社を潰さないことが主目的になって、どこも目先の
利益に走る傾向があるようで、日ハム関連の牛肉の偽装事件など、
民間の「企業意識」も堕ちてきている印象もありますし。。
だから、むしろ田中康夫が「パブリックサーバント」といったように、
(本来的な意味での)「公務員意識」を再確認させることの方が、
重要ではないでしょうか。公務員だからこそ、公の利益を優先する、
税金は無駄にしない、怠慢は許さないという仕組みづくりが必要なのだ
と思います。そして、なんと言っても、不可欠な仕事をきちんと見極め
た上での小さな政府だろうなぁ。。

ちなみに、質問者さんが例にあげられた、「予算」消化型の財政の問題
については、私はむしろこれは国会や議会が「予算」を決定する時点で、
その内容が実態に適っていない(実態を把握していない)ために起こる
現象でもあると思います。政治家によるチェック機能が働いていないの
だとすれば、国民の側にも責任はあるでしょうね。

この回答への補足

>質問者さんがレスで書かれたこの「企業意識」という言葉、結構よく
>耳にしますけど、私はちょっと違和感があるんですよね。

行政や地方自治体こそ「効率」を求めてやって欲しいなという意味で「企業意識」
を持って欲しいと言うことです。

例えば同じ程度の機能・信頼性・価格のソフトの導入を考えた場合、民間なら
コスト優先、拡張性優先とかで選ぶと思いますが、そういうときに公的機関なら
少々高くても「日本の企業が開発しているから」というような基準で選んでも
いいと思うんです。(あんまりそこで地元の企業だからとかいって口利きみたいな要素が入ってくるとややこしいですが)

雇用を増やすためにわざわざ事業化しなくてもいいことをやってみるとか、
そういう役割は当然あると思います。

でも、やはり普段の仕事から、予算組んでしまえばそれを消化しないと次年度
から縮小されるので無駄でも使い切る、予算が決まっているのでオーバーして
いなければ市場価格より高くても気にしない、というような部分がみえます。

役所は古い古いパソコン使ってますし、切り詰めてやっているとは思います。
でも、普段の仕事も物事の優先順位も、もうちょっとやり方を変えないと
まずいんじゃないかなと、いつも思います。

それは、公務員の方が仕事をサボっているとか、怠け者ばかりだとか言う意味
ではなく、システムとしてもっとシンプルに、早く物事を処理できるように
していかないと、今の社会に適応できていないと感じています。

補足日時:2003/03/15 00:11
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私35歳自営です。

基本的に20才代以下は人口減少してますんで、今後(例えば10年後)、日本の人口は増えることが考えにくいので、当然客数は横ばいか減ると予想してします。なので内需拡大策は、当然とるにしても目立った効果は出ないかな?と思います。少なくとも内需拡大で景気がバブルのころのようになるということは無いような気がします。でも、やらなきゃ経済はどんどん悪くなる気はします。

内需拡大は大胆な規制緩和などで新しい商売がはじめられるようにして、盛り上げていくしかないと思います。

今、なんで規制緩和推進チームが政府与党内に無いのか不思議でたまりません。
「どの政治家も景気が悪いって言ってるくせに何でそういうこと言い出さないのかなぁ?」と思います。規制緩和するとなんかまずいことでもあるんでしょうか?
緊縮財政ばっかやったって、悪く言えば、経理面で小細工してるだけなのとかわらんと思うので、そんなことだけで生き残れる企業なんか今無いですよね?売上が増えなきゃ…。もっと国全体の売上(雇用・ビジネスチャンス)が伸びる方法を考えた方がいいと思うんですが…。もっと政府が「企業意識」をもってやっていかないといけないと思うんですが…。
そうすればホームランは無いしにても(イチローのようにヒット続きで)経済も安定ができるんでは?下げ止まるんではないか?と思ってます。
甘いかな?(^^)

本題からそれますが、政治家、高級官僚は、海外経験3年以上、有限以上の会社の社長業3年以上、ボランティア活動3年以上、簿記3級以上、英語は必ずしゃべれる、パソコンは必ずいじれる、という人しかなっちゃいかん気がします。例えば二世が簡単に議員になれるなんて間違ってます。
そうすれば今よりはましな景気対策が出てくるかもしれません。

僕はいま、「今の景気はまだいい方で、これからまだ悪くなる」と考えています。アメリカ政府のせい(?)で世界で小さな紛争が増えそうだからです。平均株価8000円割れを見ても、これからがまた、景気悪化の始まりかな?という感じです。
なので「今」逆に「体力があるうちに」という意識で、速めに対策をとっておかないととんでもないことになってしまうのではないか?と不安でしょうがないです。
その意味で緊縮財政と規制緩和などをセットでやってほしい。竹中さんのほかにもう一人、規制緩和大臣みたいなのを作ったらいいのとちがいますかね~?

ちょっと眠たいので支離滅裂になってしまいました。ごめんなさい。
くだらない愚痴でした…(苦笑)。

この回答への補足

>もっと政府が「企業意識」をもってやっていかないといけないと思うんですが…。

まったくです。政府も地方自治も「企業意識」もって運営しないとやばいですよね。

素人が生意気言いますが、政府は日本の顔として外交に力を注ぐ。
国を法人のように見立てて、世界に対してなにが貢献できるか、
日本の特徴をどうアピールしていくかということを考えて行動する。
税制や規制はシンプルにして、特殊法人や例外的な(抜け道になりそうな
)物は作らない。
地方ごとに自分の地域にあった税制や規制を設けても良いことにする。
「予算」を消化する形の財政を止めて、効率・節約・がメリットになるよう
普通の企業のような形で運営できるようにする。

テレビで見聞きしたことのつぎはぎだと思うけど、無茶なことではない。
むしろあたりまえのことのように思えます。

補足日時:2003/03/12 21:29
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私もlongnameさんと同じようなことをこの頃よく考えさせられます。


いつまでも大量生産・大量消費の拡大が続くはずはないと思います。長谷川慶太郎さんの最近の本にもそう書いてあります。生産性向上や合理化で人間のものをつくる能力のほうが、消費できる量を上回るようになっています。

それでも企業は利益をあげるためには、競争に負けているわけにはいかず、コストダウンの努力をして、生産性向上・合理化を進めざるを得ないのが実情で、そして合理化で余剰になった人をリストラでクビにしています。何か罠に嵌まってもがいているような状態から抜け出せなくなっているように思えます。

デフレは困った状態ではないと上の長谷川さんの本にも書いていますが、失業者さえ多くならなければインフレよりも少なくとも資産など持たざるものにはいいと思います。

私も新しい社会のありかたが知りたいと思っています。回答ではなくて、単なる同意の意見で済みません。

この回答への補足

いえいえ、同意の意見でもとてもうれしいです。
なにをとんちんかんなことを! と専門家の方からお叱りを受けるかと思っていましたが、けっこう同意してくださるの方が多く、心強いです。

政策はあっちをやればこっちがたたず、経済構造は悪循環。
問題点ははっきりしているが、解決策はみえずということでしょうか。

破綻してしまうのかもしれませんね。
経済的な戦後復興状態にならなければ、日本は変われないのかもしれません。

そうなる前に変えれたら、日本はこの世紀のリーダーにもなれるのに。
20世紀のリーダーアメリカがとちくるってる間に、軌道修正できないもの
ですかね。

補足日時:2003/03/11 23:59
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やはり私も経済には疎い人間なのですが、今回ご質問されたテーマに関しては、


最近やたらと気になるようになりました。

私も数年前までは、↓の方も書かれているように、経済の先行きのことなどは
「もっと頭のいい連中」がしっかり考えてくれるだろうと思っていました。
でも最近は、そういう「もっと頭のいい連中」や、彼らのことを「新時代を
切り拓くキーマン」として喧伝するメディアも、たいしたことないなぁと感じ
ることの方が多いのです。
竹中平蔵のような学者をはじめ、大前研一や堀紘一などのコンサルタント文化人、
マクドナルドの藤田田やユニクロの社長など、一時的にはいくら世間の注目を
集めようとも、その威光は5年と持たないのが現状です。
専門家であればあるほど、目先の対処法にしか目が向かなくなってしまっている
のではないでしょうか?
それだけに、私としては、もっと素人の人間が、自分達の生活やその仕組みを
根本から再検討して、大胆にあらたな社会・経済の姿をイメージし直してみる
ことの方が、意味があると思っています。

たとえば、一つのヒントとして、私達の生活を支えている最大の要素である、
電力の問題が挙げられます。日本の電力供給の仕組みは、まさに「大量生産・
大量消費」の象徴といえます。
そもそも原発導入の理念は、施設の効率化、限られた数の施設で一括して
国内で必要な電力をまかなうことにあったはずです。しかし、巨大発電所で
電力を大量生産し、長距離の送電線を用いて全国各地に配信するこのスタイルは、
膨大な送電ロスや、都市部での野放図な消費拡大をもたらしました。
その結果、日本の原発は、今では都道府県の数よりも多い、60基もの数になって
しまっています。実際は日本海岸などに集中しているので、あまり実感はありま
せんが、この原発の数は、いかに日本の電力供給の仕組みが非効率であるかとい
うことを示しているといえるでしょう。

そのため、最近では、原発を中心とする巨大発電所での「大量生産」ではなく、
それぞれの消費地で必要に応じた量の電気を自前で作って利用する「分散型」
発電をめざすべきだという考え方が注目されています。
要するに、これは「大量生産・大量消費」の対極にある、地域単位での需給自足、
各々の身の丈にあった規模の需給バランスを見出そうという姿勢です。もちろん、
こうした発想は電力だけでなく、食料についても適用できるでしょう。ドルや
ユーロの動向にも左右されない、地域通貨のようなものにも新たな可能性がある
と思っています。

日本に「大量生産・大量消費」の文化をもたらしたアメリカは、もはや環境問題
については無視を決め込み、エネルギーについては外国の資源を武力で奪いに
行かなくては、繁栄を維持し得ないような国になってしまっています。
私は日本はこうはなって欲しくないです。バブル期のような繁栄はもう要らない
ので、日本は思い切って「大量生産・大量消費」を捨てるべきでしょう。

現在の日本の国会にも、「みどりの会議」という弱小政党が生き延びているよう
ですが、少なくともこうした点について、彼らの主張はなかなか明快です。
「経済の基礎は自然そのものである。自然が有限であるならば、無限の経済成長
など理論的にも現実的にもあり得ない」
日本は政策的にもっと環境技術の開発に力を入れ、将来的には、それらを諸外国
に輸出する貿易スタイルを築いて欲しいものです。環境対策は地球上の全ての
国家が必要としている、21世紀の最大の課題ですから。
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この回答へのお礼

うわー! 一緒に酒でも飲みましょうか。
僕も同じような危機感や憂いを持っています。
こういうのは経済素人の方がするどいのかな?

現実的には0から作り直すわけにはいかないので、専門家は専門家で何とか持ち直す方法を模索していると期待します。

でも「大量生産・大量消費」前提の経済っていうのは、素人ながら僕も断言させていただきます。絶対続かない! だからちょっとでもそいうのを頭に入れて構造改革してくれてるのかな?と不安げ。

hotwiredとかでよく100年後こんな技術でこう変わるみたいな(科学雑誌Newtonでもよくやっていた好きな企画)のりでいいので、研究しているようなところないかな?経済版で。

「みどりの会議」一度覗いてみます。

お礼日時:2003/03/06 20:45

経済原則に従えば、市場の拡大とコストダウンのための大量生産の形はなかなか崩せません。

したがって今後中国に押されてしまうことになります。残念ですがしかたないです。
しかし、ここで日本人のライフスタイルのパラダイムシフトを徐々に行っていってはどうでしょう。
朝起きて、会社に行き、週末を迎えても家族サービスなしのスタイルから、昼間寝て、自由に出勤して、やりたいことをやる、自分中心のスタイルにシフトするのです。
新しい市場も開かれることでしょう。
経済活動は、もっと頭のいい連中が考えてくれます。

この回答への補足

そうなんですよね。
生き方も変わると思うんですよ。

その新しい経済活動に関して頭をひねっている連中の活動なり、フォーラムみたいなのがあれば覗いてみたいのですが。

補足日時:2003/03/06 20:06
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日本が製造業にこだわるとしたら、完全オートメーションの無人工場を目指すべきでしょう。

メンテナンスフリーで製造可能な工場が完成すれば、日本でも稼動可能ですし、きたる宇宙工場時代にもその能力を発揮できるからです。
日本はロボット先進国で一番得意な技術を持っています。
新しい社会を創造したいならロボットと日本人とがどうかかわってくるかイメージを膨らましなさい。そうすれば新しい日本の姿が見えてくるでしょう。

この回答への補足

ロボット工場と日本人というのは今の日本の姿のように思えるのですが。
オートメーションでメンテナンスフリーの工場からはどんどん製品が生み出されるのだと思いますが、不景気だといいつつ、百貨店でもスーパーでもものはいっぱいあまってるのではないのでしょうか。

だんだん自分がなにを不安に思っているのかわかってきたような気がするのですが、大量生産・大量消費が経済の中心にある世の中は続くのか?
個人的には日本にしろ、他の国にしろ、そういうスタイルがずっと続くような気がしないのですが。他の道はないのでしょうか。

補足日時:2003/03/05 20:20
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もはや人件費が高くなってしまって、以前のような加工貿易でなりたつ、ということは難しいと思います。

そういう産業は中国など、月給1万円以下で人を使える国に、どんどん出て行ってしまっているでしょう。
日本では、65歳以上のお年寄りが、資産をたくさん持っていますが、将来に不安を感じて年金までも貯蓄に回しています。お金も時間もある、この世代の方々に、安心してお金をつかってもらうことが、内需拡大に大きくつながると思います。国内旅行など、豪勢にやってほしいものです。住宅の建て替えも、規制緩和が進み、現在の半額以下で家が建つようになれば、バリアフリー住宅への建て替え需要が押し寄せるでしょう。
30代40代のお金が必要な人にお金が無い、というのが消費が伸びない理由です。
また、海外から観光客を積極的に呼び込んだり、開発プロジェクトの資金提供を呼びかけるなどして、外資を入れることを考えないと、だめでしょう。

この回答への補足

消費活動が活発にならない限り、景気は回復しないということでしょうか。

・観光客が日本でお金を使ったり、外国から日本のプロジェクトへ資金提供があれば日本の景気回復には好材料なのですか?銀行が外資系に買収されたりすると海外にお金が流れるので日本にとってはよくないというような話を聞いたような気がしますが、その辺を教えていただきたいのですが。ちなみに経済は弱いです。ニュースや新聞は見るようにしていますが。

・「景気がいい」というのは、他国と比較して景気がよければ日本の経済には好材料なのでしょうか。どういう状態が景気がいい状態なのでしょう?日本にお金が海外から入ってくればいいのですか?国内でうまくお金がながれれば良いのですか?

・大量生産、大量消費以外の経済モデルみたいなものはないのでしょうか。

補足日時:2003/03/05 20:01
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