No.2ベストアンサー
- 回答日時:
#1様ご回答の情報より,
「ザーンカップ 粘度計」で検索したら,
いろいろ出てきました.
下記もその一つです.
http://www.seikoadvance.co.jp/tec/tes5.html
基本的には,底の抜けたカップから液がすべて流れ出る時間で粘度を規定しようと言う方法のようですね.
秒数が粘度と関係がある.
粘度の高いものほど,すべて流れ出るのに長い時間がかかる.
粘度は,定義としては,[PaS]または,[P(ポアズ)]
などで,単位面積あたり,単位速度あたりに作用する力です.測定では,通常,二枚の円盤や,内外円筒の間に
液を挟んでせん断をかけ,抵抗力を測定して算出する場合が多いようです.(E型,B型粘度計)
しかし,それらの測定方法は,ある程度流体の挙動に
詳しくないと,どのみち,それらを正しく使いこなすことはできません.ダイラタンシーとかレオペクシーとか,粘度のせん断速度依存性とかいいだすと結構複雑なものです.もともと.
しかし,工場などの現場でそんなことをいっていると
時間ばかりかかってしまいますので,「簡便で再現性の高いもので有れば良い」という考え方になってきます.
たぶん,「ザーン粘度」というのは,そういうものだと思います.だからといって,高い粘度計が良くて,
ザーン粘度計が悪いというつもりは私はありません.
どのような安価な粘度計でも,実際に使用する条件に近いところで数値ができれば,それで十分です.
粘度は,水のようなものから,エポキシ接着剤や,水飴のようなものまで,非常に幅の広い範囲を持っているので,
通常高価な粘度計は,高精度のエンコーダと高精度のロードセルを内蔵しています.
低価格のバネばかりの延長線のものも有りますが,測定範囲は広くありません.
ザーンカップは,みたところそれほど高価ではなく,
しかし再現性の高い方法だと思います.
接着剤や,一部の塗料は,粘度が大変
高いため,それにみあった測定方法の一つであると思います.
流体シミュレーシヨンに定数として,粘度をいれる場合には,ザーンカップで測定された粘度をそのまま入れることのできる場合もあるでしょうし,できない場合もあると思います.粘度[PaS]をいれる場合が多いとは思います.
くわしくは知りませんが,
「ザーン粘度」と[PaS]の換算表というのもどこかにあると思います.でも,それらは,範囲がかなり限られていると思います.
参考URL:http://www.seikoadvance.co.jp/tec/tes5.html
No.3
- 回答日時:
ザーン粘度とはZahn cup(穴の開いたステンレス製のカップ)で測定される液の流出時間のことです。
例えばZahn cup#2 30秒ならば1×比重ポイズになります。(#は他にもある)
早ければ早いほどしゃぶしゃぶになります。
温度は25℃にしてから測定します。
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