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No.2
- 回答日時:
NONとBCMはJEOL特有の名称ですね、おそらく。
NONはおそらく、NON decoupling
BCMは、Bilevel CoMplete decoupling(参考URLを参照しました。)
DEPTは、Distorsionless Enhancement by Polarization Transfer
です。
1H-NMRは基本的にnon decouplingです。
13C-NMRは1H decouplingを使用するので、通常、1H complete decoupling(BCM)を使用します。
以下、13Cに関する他の測定法です。
1H-NMRのように13C-1H間のカップリングを見たい時は1H decouplingを行いません。
しかし、それでは天然存在比1.1%の13Cでは感度が低く測定時間がかかってしまうので
核オーバーハウザー効果(NOE)を利用して感度向上を図る測定法があります。
一般的にはgated decouplingと呼ばれています。JEOLではNOEでしょうか。
JEOLは使用したことがないので、知っている方、フォローしていただけると助かります。
また、1H NONのように13C BCMでは積分値による定量測定ができません。
これを解消したものがinversed geted decouplingです。JEOLではNNE(たぶん)。
DEPTはDEPT45,DEPT90,DEPT135の三種類があり、DEPT90、DEPT135、BCMの3測定を行えば
炭素の級数がわかるようになり、結構便利です。
31P-NMRの場合も、目的に応じてNON,BCM,NOE,NNEを使い分ければいいのじゃないでしょうか。
まぁでもとりあえずはBCMで測定するのが常套手段だと思います。
参考URL:http://acbio2.acbio.u-fukui.ac.jp/phychem/maeda/ …
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