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明治前期の日本において、日本語の話しことば、書きことば、英語はそれぞれどのようなものだったのでしょうか?

A 回答 (2件)

書きことばについては文語体ですね。

漢文の読み下し文に近い書き方です。

 廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝に燈火ともしびうつる三階の騷ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行來ゆきゝにはかり知られぬ全盛をうらなひて、大音寺前だいおんじまへと名は佛くさけれど、さりとは陽氣の町と住みたる人の申き、三嶋神社みしまさまの角をまがりてより是れぞと見ゆる大厦いへ……(樋口一葉「たけくらべ」冒頭)

 明治時代には、文学者の中から言文一致運動がおこり口語体に近い文を書こうという人達があらわれます。まったくの口語ではありせんが、当時の口語文に近いものでしょう。

 吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。(夏目漱石「我が輩は猫である」)

英語についてはわかりません。
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漱石の猫あたりが参考になりませんかあれは初期ではない?

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