遊牧民のテントの中は、入り口からみて右側は女性の空間で、台所用品もあります。 左側は、男性の空間で、

遊牧民は、テント生活をしています。

テントの中は、入り口からみて右側は女性の空間で、台所用品もあります。
左側は、男性の空間で、来客はここでもてなします。
以上の左右の使い分けは、モンゴル・アフガニスタン・トルコの遊牧民とも同一です。

質問は、なぜ、このように右は女性・左は男性なのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： いなばのしろうさぎ 回答日時： 2022/06/12 09:34

東側、つまり女性の空間には搾乳用の桶や搾り終わった乳、加工途中の乳製品や“xöxüür”（フフール）と呼ばれる乳を攪拌発酵させるために吊るされた皮袋など、様々な道具が並べられている。

また、女性は宿営地内で搾乳作業などを行なう以外は、早朝から深夜まで乳製品作りや料理に時間を費やし、訪問者があればお茶を出してもてなすなど、一日のほとんどの時間をゲルの中で過ごしている。
このため、ゲルの女性の空間では女性が常に作業を行なっており、仮に訪問者がそこに座れば女性の作業の妨げになるとともに、訪問者自身も落ち着いて寛ぐことができないのである。

一方、ゲルの西側、つまり男性の空間には馬具や狩猟道具などが置かれているが、女性の空間に比べ、道具の数は少ない。
また、昼間は男性が放牧に出て不在であることが多く、馬具も使用しているために空間にかなりの余裕が生じることになる。
こうしたゲル内部の事情から、日常作業に忙しい女性の空間に比べて
広く、比較的寛ぐことができる男性の空間が訪問者へ提供されるようになったと考えられる。
以上の出典リンクです。
file:///C:/Users/eiicisugiura/Downloads/0029007201103047060.pdf

この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。
質問が不出来でしたので、ここで一旦締め切って、再度質問いたします。

お礼日時：2022/06/12 09:43