いけず言葉しりとり

職業、家事、育児、おもちゃ(趣味)など男女平等(ジェンダー平等)が進められています。
これらどこまでどこまで実現可能だと思いますか?
職業は例外的な(男女雇用機会均等法で定める)少数の仕事以外は平等、
家事・育児は男女同じレベル、
おもちゃ(趣味)は男女同じ。
ここくらいまではいけるでしょうか?

個人的な見方ですが、全世界で男女平等を強く推し進めていって論理的に絶対絶対越えられない壁にぶつかって途方に暮れた時、その越えられない壁こそが人間の本当の性差なのかなと思います。

質問者からの補足コメント

  • 育児の件は間違いだと思います。

    https://president.jp/articles/-/47625?page=3
    「親性脳」の発達に男女は関係ないの項目。MRI(磁気共鳴画像診断)撮影装置での検査の件で「また、これらの脳の変化は、女性、男性を問わず起こる。子育て経験によって起こる親性脳の発達には、生物学的な性差はないことがわかったという。」と結論付けられています。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/07/03 12:01

A 回答 (7件)

>男女平等(ジェンダー平等)はどこまで実現可能だと思いますか?



その前に「何が男女平等で、どこまで行けば完全平等なのか?」という基準を考える必要があります。

なぜ基準を考える必要があるかというと、実は欧米と日本ですでに「基準が違う」からです。同じようにジェンダー平等を目指しても、その社会が持っている文化的規範や歴史的経緯によって「平等」の意味が変わってしまうのです。

まず欧米の基準は「男性と同じになること」です。一見当たり前のような基準ですが、実は日本とスタート地点が違います。欧米の女性達は女性解放以前「財産権・契約権・相続権&参政権がない」という状態からのスタートだったからです。

なので《男と同様に「財産権・契約権・相続権&参政権がある》という状態が欧米の「平等」の状態になります。

参政権で見てみると、実は欧米(というかヨーロッパ)の歴史では、貴族しか参政権を持っていなかった時代もあり、奴隷も参政権を持っていなかったし女性にも無かった、という時代があります。

なんで彼らに参政権が無かったのかというと「国家・社会を維持する能力がない」とされていたからです。

国家社会を維持する能力は様々ありますが、一番わかりやすいのは「戦争に勝って、自分の国と社会を維持し、社会における自分達の権利を保持すること」でしょう。
 特に今は、ウクライナの情勢をみれば「他国に負けて占領されると国民としての権利行使ができなくなる」というのが一目でわかるはずです。

なので、ローマ時代にはすでに「徴兵義務を果たせるものだけが権利者である」という認識が欧米にはありました。
 だから2千年前には女性は権利を失っていたのです。

逆をいえば欧米の「男性と同等の権利」とは《男性と同等の義務を果たせること》が条件になっています。
 女性解放が行われたのは、第一大戦で「本国社会の経済を女性が担ったから」で、これにより「女性は戦争には行けなくても、国家・社会を維持する能力がある」と認められたから女性解放=権利付与になったわけです。

権利付与はもちろん「社会的義務」が付随しますので、世界で一番男女平等が進んでいる北欧では徴兵も男女平等で「社会的義務を男女平等に果たす」という義務のほうも平等なのです。

これが一つの到達点なのですが「男と同等」というのは厄介な問題も含みます。

ひとつはLGBTQのような「男女どちらでもない、または体の性別とは別の性自認を持つ人はどうするのか?」です。これも欧米の基準ではある意味簡単で「どんな性自認であろうと、社会的義務を果たせるなら権利者で平等」です。

だから、ニューヨークなどでは様々な性自認の人たちの障害を無くすために「ジェンダーレストイレ」が増えています。これは個室だけがプライバシースペースで、洗面台などは男女LGBTQ全部共用なものです。
 これなら「どちらのトイレに入るべきか?」という問題は生じません。

また欧米では「女性が上半身裸になる権利」を求めて戦う人がいます。
wiki:トップフリーダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%83 …

要するに「男と同じ」なのが欧米の「平等」の基準なので、これらが達成されると「平等」というのが欧米の考え方なのです。

翻って、日本を見てみましょう。日本の女性達、特にフェミニストはジェンダーレストイレやトップフリーダムを求めるでしょうか?

現実は求めていないし、求めようともしていません。フェミニストではない一般の日本人女性はこの二つをむしろ拒否する側です。

となると、日本では「欧米型の男女平等」はそもそも成立しないことになります。

じゃあ、男女平等が必要ないのか?というと、男性を含めたほとんどの日本人が「必要」というのです。

となると日本人が求める「男女平等」とは一体どんなものなのでしょう。

基本的は話として「平等」は制度に現れます。奴隷制は不平等だし、女性に「財産権・契約権」などを与えないのも不平等です。

なのでまずはそれらの権利不平等を撤廃することが「平等」で、日本はすでに権利上の男女の不平等は皆無です。というより、寡婦年金など一部は男性のほうが不利な男性差別的な制度になっているとも言えます。

>全世界で男女平等を強く推し進めていって論理的に絶対絶対越えられない壁にぶつかって途方に暮れた時、その越えられない壁こそが人間の本当の性差なのかなと思います。

論理的に超えられない壁ってなんでしょうか?
制度的にはすでに欧米も日本も「平等」です。論理的にはこれ以上の方法はありません。

後はすべて「主観的」または「本能的」な認識にすぎません。

たとえば「危機の時は女性と子供を先に避難させる」というのは、社会を維持する義務からいえば不平等ですが、生物学的には正しい行為です。

だからウクライナは女性と子供を国外に出させ、男性の出国を禁じて「国を守って死ね」と要求したわけです。

でもこれって男女平等ではないですよね。その点についてフェミニストがなにも言わないのは非常に問題であるといえます。

逆にウクライナの女性副首相は大統領などと一緒にキーウにとどまって発信し続けました。もしキーウが占領されれば見せしめに殺される可能性もあったのに、です。

この点はまさしく「国家・社会を守る義務」を女性も等しく果たしているといえます。

人間が越えられないのは「生物学的・本能的な主観としての壁」であって、論理的な問題ではありません。

究極的に男女の平等・不平等の特異点となるのは「母性をどのように守るか?」という生物学的な本能の部分です。

特に日本は「母性=女性」なので、女性が守られることを普通のこと(つまり「男性が国家社会を維持する義務」は《母性=女性たちを守る、という義務も含む》ということ」です。

逆に男女平等の徴兵は「女性」と「母性」を切り離していることになります。

この欧米と日本の違いは、そのまま「男女平等とはなにか?」を問う違いであり、そもそも「なにをもって男女平等なのか?」がまだ整理されていないといえます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ウクライナの件難しいですね。
男女雇用機会均等法で定める例外などはそれなりに根拠もあると思うのですが、直接は戦わないなどどこまでOKか?となると難しいですね。
女性軍人や女性自衛官なら立派に職務を全うしているので市民を守って・・・でいけると思うのですが。ならイリーナ・ベレシチュク副首相が残り、ゼレンスキー大統領が避難を命令しないのは合理的でしょうか?

お礼日時:2022/07/03 11:58

NYなんかでは、個室だけパーソナルスペースで洗面台などは男女LGBTQ共用といういわゆる「ジェンダーレストイレ」が増えているそうです。



参考 https://www.cosmopolitan.com/jp/trends/society/a …

個人的にはこれがジェンダー平等だとは思いませんが、様々な性自認に配慮する、なら良い方法であると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/06 18:42

トイレを全部個室にして1フロア共同にする。

パウダールームも同じ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
似たことを既にやった話がありましたが。完全防音で無いといけないためお金が掛かりそうですね。

お礼日時:2022/07/04 22:03

#4です。

お礼ありがとうございます。

>男女雇用機会均等法で定める例外などはそれなりに根拠もあると思うのですが、直接は戦わないなどどこまでOKか?となると難しいですね。

基本的に「平等」という概念そのものがどこを基準にするかは非常に難しい問題であることは、共有していただけたでしょうか。
 そうなると実は「平等」とは男女だけでなく様々な場合も想定できることに気が付くと思います。

たとえば「障害のある児童が普通の小学校に通うのは平等かどうか」などです。これはようするに「能力」の問題であって、受け入れる側の体制・制度にも関連してしまいます。

たとえば「車いすならエレベーターがあるので大丈夫・タンの吸引や救急対応が難しいからダメ・盲人は黒板の文字が読めないから難しい」などの個人の能力差で受け入れられるかどうか決まってしまうわけです。

>女性軍人や女性自衛官なら立派に職務を全うしているので市民を守って・・・でいけると思うのですが。

なので欧米の「男女平等」の前提は「男女で能力差はない、あるのは個人差だけ」という認識から出発しています。男性よりも兵士としての資質がある女性もいるでしょうから、制度を同じにして後は個人の選択にしておけば「機会平等で後は個人の能力差」で男女平等が達成される、というのが欧米の基本的な考え方になるわけです。

>ならイリーナ・ベレシチュク副首相が残り、ゼレンスキー大統領が避難を命令しないのは合理的でしょうか?

合理的というか「政治家としての職務」を優先しているのでしょう。副首相としての責務を果たすために首都キーウに留まるほうがよい、からとどまっているわけです。これを「女性だから」という理由で避難命令をだすなら、むしろ女性差別です。


日本の男女平等はこの点をまったく考慮していません。つまり「男女平等なら社会に対する責務も男女平等」という点です。なので日本の男女平等議論には必ず
・男女は役割が違う、適材適所なので違うのは当然
・女性は保護されるべき時に保護される必要がある
という主張がでます。

これは少なくとも欧米型の「女は男と全く同じ能力があるので、男と同じ権利と義務がある」という考え方とは異なるわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/03 14:34

そういう自然の摂理を無視して、


人工的な男女平等をムリヤリ押しつけると
人類の滅亡につながります。


テストステロン、という男性ホルモン
があります。

これが多いと、闘争心が強くなります。
いわゆる、男らしくなります。
少ないと、精子の数が減り
精子の奇形が増えます。

男が家事育児をやるようになると
このテストステロンが減少します。
反対に、女性が仕事をし管理職などに
就くと、テストステロンが増え、
排卵や着床に障害が起りやすくなります。

男は男らしく、女は女らしく、という
のは時代遅れですが、
生物学的には正しいのです。




全世界で男女平等を強く推し進めていって論理的に
絶対絶対越えられない壁にぶつかって途方に暮れた時、
その越えられない壁こそが人間の本当の
性差なのかなと思います。
 ↑
するどいですね。

○男女が平等な社会になればなるほど男女の性差が拡大する。

 なぜこんな不思議なことが起きるのだろうか。
「ひとびとが自由に生きられるようになると、男と女の生得的なちがいが顕在化する」

「男女平等」を掲げた旧ソ連では、物理学と工学の分野で政策的に
男女の研究者がほぼ同数とされたが、体制が崩壊して
自由に研究対象を選べるようになると、
強制的に「エンジニア」にされた女性研究者たちが、
生物学や医学、心理学など、人間や生き物にかかわる
分野に次々と専攻を変えたという。
自由な選択は生得的な性差を拡大するのだ。



○男女が平等になればなるほど、女性は不幸になる。

ミシガン大学のスティーブンソン教授とウォルファース教授が、
興味深い分析結果を示しています。
彼女たちはアメリカの男女別の幸福度の推移を分析し、
1970年代以降、男性の幸福度があまり大きな変化は
見られないことに対して、
女性の幸福度が低下傾向にあることを明らかにしました。

このような女性の幸福度の低下傾向は、
ヨーロッパ諸国でも観察される現象です。

男女間の学歴、賃金、労働参加率、家庭内の家事・育児時間の格差は、
縮小傾向にあります。

特に、多くの欧米諸国において、大学に準ずる高等教育を受ける比率は、
女性の方が男性よりも高くなっています。

これらの指標は、いずれも家庭内外における女性の地位が向上してきていることを意味します。

それなのに、女性の幸福度は低下する。
このような女性を取り巻く環境と幸福度が逆行する状況は、
「幸福度のパラドックス」と言われています。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

すいませんが私は自然の摂理を無視して、
人工的な男女平等をムリヤリ押しつけるべきだとは言っていません。
男女平等を進めていくといつかは性差がぶつかるのではないかと私の見方を示しています。
逆に言うと性差にぶつかるまでの障害は人間が作り上げたものではないのでしょうか
またホルモン論はデマではないかと言った記憶があります。

女性は不幸になる・・・だけではなんとも。
本当にそれが原因か分かりませんし。
例えば女性の幸福度が下がっても、女性の活躍により男性の幸福度が上がった可能性もありますし。

お礼日時:2022/07/03 11:50

男女平等で差別はいけませんが、現実に性差がある以上、区別も必要です。


境目が難しいので、微妙としか言いようがありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かにそれはその通りだと思います。
それでも現状、性差があるから社会がこうなった・・ではなくて性別で決めつけるから性差があるように見える例が多いように思います。父親の育児なんかは実際うまくいっていますよね。
ですからまずは今の常識を疑ってみて性差かどうかを調べる事は必要だと思います。

お礼日時:2022/07/03 11:45

どこぞの生物のように、


生むのは女
育てるのは男
と、固定化されておれば、
人間の性差は超えられるでしょうね。

保育所で少数の男の保育士をみかけますが、
今の日本では、家庭をもつだけの
収入は得られないのが現実です。
そういうのって壁ではないはずですが、
現実的には大きな壁です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
強制力が無いと進むのは難しいとも考えられますね。
育てるのは男は将来では今とは逆の意味でジェンダーギャップになりそう。
保育で思い出しましたが家庭をもつだけの収入は得られない仕事の存在も問題に思います。夫が稼いでいる家庭の主婦がやるべきってなってしまったら結局性別役割固定化になっていきそうですね。

お礼日時:2022/07/03 01:26

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