自分の好きな事を仕事にしている人は僅かしかいないと言いますが、
そう考えると皆さん進路の大学進学はどうしているのでしょうか?
自分の興味から、学べる技術や専門的な資格を得るため進学先を選んでいると思っていたのですが、
自分の好きな事を仕事にしている人は僅かしかいないという論でいえば好きな事では無くて最低限出来そうな分野で学部を選んでいる人の方が多いのでしょうか。
夢を追い求めている人が少ないという話もあります。
例えば介護福祉士を目指せる大学がありますね。
これですと介護に興味のない学生が大半という事なのでしょうか。
それとも就職し働いているときに挫折する人が多いのでしょうか。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
自分の好きな事を仕事にしている人は
僅かしかいないと言いますが、
↑
そういう調査結果が多いですね。
ワタシの知る範囲でも、そうです。
そう考えると皆さん進路の大学進学は
どうしているのでしょうか?
↑
仕事を決めて、そこから大学を選ぶ
なんて人は、あまりいないと思いますよ。
ワタシの場合は数学が得意だったので
理系、というだけでした。
自分の興味から、学べる技術や専門的な資格を得るため
進学先を選んでいると思っていたのですが、
↑
よほど目的意識が高い人ですね。
そういう人は。
欧米人や中国人にはそういうのが多いと
いいます。
自分の好きな事を仕事にしている人は僅かしかいないという
論でいえば好きな事では無くて最低限出来そうな分野で
学部を選んでいる人の方が多いのでしょうか。
↑
学部は好き嫌いで選びますが
仕事は違います。
給与が良いか、将来伸びるか、なんてのが大きな
ファクターを占めます。
夢を追い求めている人が少ないという話もあります。
例えば介護福祉士を目指せる大学がありますね。
これですと介護に興味のない学生が大半という事なのでしょうか。
それとも就職し働いているときに挫折する人が多いのでしょうか。
↑
法学部なんかも、法曹になる人など
ほとんどいませんから。
○
2015年、ミシガン州立大学が 「好きなことを仕事にする者は
本当に幸せか?」 というテーマで大規模な調査を行いました。
研究チームは、被験者の 「仕事観」 を2パターンに分類しました。
◉適合派:「好きなことを仕事にするのが幸せだ」 と考えるタイプ。
「給料が安くても満できる仕事をしたい」 と答える傾向が強い
◉成長派:「仕事は続けるうちに好きになるものだ」 と考えるタイプ。
「そんなに仕事は楽しくなくてもいいけど給料は欲しい」
と答える傾向が強い
一見、適合派のほうが幸せになれそうに見えます自分が情熱を持てる仕事に就ければ毎日が楽しく、金目当てに働くよりも人生の
満足度は高まりそうな気がするでしょう。
ところが、結果は意外なものでした。
適合派の幸福度が高いのは最初だけで、1〜5年の長いスパンで見た場合、
両者の幸福度・年収・キャリアなどのレベルは
成長派のほうが高かったからです。
研究チームは、 「適合派は自分が情熱を持てる職を探すのがうまいが、
実際にはどんな仕事も好きになれない面がある」 と言います。
いかに好きな仕事だろうが、現実には、経費の精算や
対人トラブルといった大量の面倒が起きるのは当然のことです。
ここで 「好きな仕事」 を求める気持ちが強いと、
そのぶんだけ現実の仕事に対するギャップを感じやすくなり、
適合派のなかには 「いまの仕事を本当に好きなのだろうか?」
といった疑念が生まれます。
その結果、最終的な幸福度が下がるわけです。
一方で成長派は、仕事への思い入れがないぶんだけ
トラブルに強い傾向があります。
もともと仕事に大した期待を持たないため、小さなトラブルが起きても
「仕事とはこんなものだ」 と思うことができるからです。
オックスフォード大学が行った別の研究では
「好きを仕事にした人ほど長続きしない」との結論も出ています。
こちらは北米の動物保護施設で働く男女にインタビューを行った調査で、研究チームは被験者の働きぶりをもとに3つのグループに分けました。
◉好きを仕事に派:「自分はこの仕事が大好きだ!」 と感じながら仕事に取り組むタイプ
◉情熱派:「この仕事で社会に貢献するのだ!」 と思いながら仕事に取り組むタイプ
◉割り切り派:「仕事は仕事」 と割り切って日々の業務に取り組むタイプ
その後、全員のスキルと仕事の継続率を確かめたところ、
もっとも優秀だったのは 「割り切り派」でした。
一見すれば情熱を持って仕事に取り組むほうがよさそうに思えますが、実際には 「仕事は仕事」 と割り切ったほうが作業の上達が速く、 すぐに仕事を辞めない傾向があったわけです。
もし好きな仕事に就けて最初のうちは喜びを感じられたとしても、現実はそこまで甘くありません。
どんなに好きな仕事でも、顧客のクレーム処理やサービス残業のような面倒ごとは必ず発生するものです。
すると、 好きなことを仕事にしていた人ほど、「本当はこの仕事が好きではないのかもしれない…」 や 「本当はこの仕事に向いていないのかもしれない…」 との疑念にとりつかれ、モチベーションが大きく上下するようになります。
結果として、安定したスキルは身につかず、離職率も上がってしまうのです。
もしジョブズが心から好きなことを仕事にしていたら、スピリチュアルの指導者にでもなっていたはず。
ありがとうございます。
興味深い調査ですね。
次の部分も誰か追跡調査してくれないかな・・という気がします。
1 趣味を仕事にした人と、趣味では出来ないやりたい事を仕事にした人(警官や駅員など)での満足度の違い(ここでアドバイスに違いが出そうな気がする)
2 やりたい仕事を諦めた人の不満度
3 やりたい仕事に就いた経験のある人に絞ったデータ
No.6
- 回答日時:
今は細分化が進んでいること、実質試験無しでの進学もあるので、昔よりは進路を考えている人は増えているのではないかと期待しています。
偏差値、入試で振り回された世代は、入れる大学、入れる学部の中から、いかに潰しが利くかという視点が多かった気がする。あとは、就職に強いかどうか。
今から思えば、「この教授に学びたい」とか「この大学の理念に惚れた」というのは、偏差値、入試で振り回された人には「そんなこたぁいいんだよ。入れるか入れないか、だよ」だと思う。
私は親の意向で工学部に進んだけど、適正判定では文理49:51ぐらいだった気がする。バランスが取れた人間と吹聴していたら、教員から没個性と言われた記憶がある。
土木工学を学んだけど、当時コンピュータを使う学科生なんかいなかったもんで、コンピュータ予算200人分を一人で浪費した。学科の中では異端のコンピュータメーカに就職したんで、何の支援もなかった。でも、それが好きな仕事かというと今でも疑問。今では造園やりたかったなとか、時計のデザインをしたかったなとか、そんな後悔をしていたりする。
>例えば介護福祉士を目指せる大学がありますね。
これは微妙。圧倒的に低収入な職なので、本来は志がないと目指さないと思う。
No.3
- 回答日時:
私は、私自身が好きな事を仕事にしてきました。
『そういう方が多いか少ないか』と言う問いへの私からの答えは『わかりません』ですね。
ただ、進学先や仕事の選択を『好きだから』と言う方は結構いるんじゃないかと思います。
それで『成功した』『今を満足している』と思っているかどうか、つまりそのレベルは『人それぞれ』だということではないでしょうか。
私の場合、好きな事を仕事にでき、私なりに満足できる結果も出してこれたし、それをそれなりに評価もしてもらえたと思っていますから、幸せなのかもしれません。
具体的に私の例を紹介してみましょう。
私はプロファイルの様な、今は在米の隠居爺です。
生まれ育ちは日本の東北の山合の名も無い寂れた寒村でした。
あるとき、親父が金物の修理ではんだ付けをしているのを見たのがきっかけではんだ付けを教えてもらいました。
そして、買ってもらった雑誌に載っていたラジオに興味を持ち、捨てられていたラジオやテレビなどを拾ってきては分解して部品を集め、いろいろな人に教えてもらいながらラジオを自作したのが私の電子工作と言う趣味の始まりでした。
小学生の頃でした。
その後もオーディオアンプやスピーカーボックスなどを作ることを通し、電子技術だけでなく、はんだ付けや金属シャーシの加工や木工なども含めたいろいろなワザを覚えていきました。
中学生になるとアマチュア無線の免許を取り、通信用の受信機や送信機などを自作して遠方の人との交信を楽しんだものです。
家が裕福ではなかったことやド田舎に暮らしていたことから、立派な機器や良い書物などを買ってもらえたわけではなかったのですが、私にとって、それは『自分で考える』『少ない情報から発想する』という姿勢につながったという点で、むしろ良かったように思います。
結果として、高校の頃には自分で回路を考え、回路定数などを計算する方法を身につけ、自分で考えて1からものを作ることが出来るようになっていました。
なので、大学への進学ではお決まりのように工学部を選びました。
しかし、大学はつまらなかった。
講義で聞かされることはみな知っていることばかりだったからです。
それどころか、周りにいた仲間は、私が小中学の頃に作っていたようなものを高価なキットとして買って来て組み立てては『高度な技術』と誇っている始末でした。
それに比べ、アルバイトで行っていた秋葉原の電気街に出入りする連中はすごかった。
今から 40~50年前の秋葉原と言えば、電気街の建物の1階はお店で、2階以上には1品物の電子機器の開発なんかを請け負うシステムハウスなんて言う会社が並んでおり、自作でものを作る連中が盛んに出入りしていました。
私もその一人でしたが、私にとってはそこで飛び交う技術こそが先端技術でした。
そんなのに触発され、バイトの帰りには神保町の書店街を覗き、何か楽しい記事が載った本は無いかと盛んに捜し歩いたものでした。
そんな時、何冊かのセットになったある本に出合いました。
アメリカの最先端電子情報通信技術を教える教科書のようなものでした。
今でなら当たり前の『ディジタル』『コンピュータ』『OS』『半導体』『集積回路』『信号処理』『リアルタイム』『アルゴリズム』『衛星通信』などが話題でしたが、当時は東大でさえそれを講義では扱ってませんでした。
英語は得意ではなかったので読む速度は恐ろしく遅かったでしょうが、それでも私を感激させるには十分でした。
『これでもか』と言わんばかりに、図表や写真、事例や実データなどをふんだんに使った説明に続き、例題や回答付きの課題なども多数載っていて、とてもわかりやすく感じられたからです。
普通なら『最先端技術』は秘密のベールにくるまれてこのように公表することはありませんから、私はアメリカの太っ腹にも大いに驚き、こんなことを勉強したり仕事にしたいとアメリカに憧れました。
何度か躊躇しながらも諦められず、結局、貯めたバイト代をはたいてその本を一式買い込み、独学で勉強することにしました。
その時、秋葉原のバイトは大いに役立ちました。
本で覚えたことを試してみるのに必要な部品などが手に入りましたから。
そういうことですから、私にとっての大学での経験はあまり役立ってはいません。
ただ、そこで一つ役だったことと言えば、専攻分野の選択でしょうか。
私のようなものの場合、電気工学科とか電子工学科を専攻科に選ぶのが普通でしょう。
しかし、私はそうはしなかった。
それらの学科には私のようなのがいっぱいいます。
社会でそういう人達と暮すとは、大なり小なりそういう人達と競争することです。
ある意味で私はそこでやっていける自信はありましたが、戦うことは目的ではないと思っていました。
私は、他の人にはない知識や経験をもとに発想を楽しむ『プロトタイピング』と言う仕事をしたいと思ってきました。
これまでの世の中にはない『こんなものが欲しい』という希望を聞いて、それを実現して見せる仕事です。
実現さえできれば、あとの量産などの仕事は他の人に任せればいい。
そんな仕事がしたいと思ってきました。
なので、専攻科選択では、電気・電子技術を『利用する』側の世界を選びました。
それは的中し、私が飛び込んだ世界は、私の『知恵・技・腕・勘』を必要としながらも、それを持っている人は居らず『お山の大将』として自由に仕事に取り組むことが出来ました。
しかし、それでもアメリカへの憧れは持ち続けました。
なので、その日が来たら使えるよう、独学で始めた勉強も続けていました。
ただ、私が大学生から社会人初期の頃と言えば 1970~80 年代ですから、1ドルが 250 円内外、格安航空券とかビザなし渡航など言葉さえなく、個人でアメリカに行くなど考えられない時代でした。
だから、就職では仕事でアメリカに派遣してくれそうな会社を選んだりしました。
就職先は悪い会社ではなく、独学で覚えたことも使えましたし、アメリカの企業ともつき合うことが出来、いろいろいい勉強はできました。
しかし、この会社はアメリカからの技術導入を進めることとなり、アメリカへの派遣の道はなさそうと見えたため、そこに長居することは考えず、まだまだ年功序列が主流だった当時にしては珍しかった転職にも臨みました。
次の会社では、入った早々に実績が出せる仕事に巡り会え、それが元で居場所が作れ、アメリカに行ける可能性の高い仕事に就くことが出来ました。
そうして、それを思い始めてから 10 年以上が経ったある時、晴れてアメリカ派遣の切符を手に入れることに成功しました。
会社がアメリカの機関とある技術の共同研究開発事業を始めることとなり、その派遣の一員に混ぜてもらえることになったのです。
アメリカに行けたとはいえ、行った先は超がつくド田舎の研究施設。
仕事も私のウデが生きるものではありませんでしたが、もともとは日本のクソ田舎の出身ですし、そのうち何か機会はあるさとあまり嘆くことはせず、日々淡々と仕事はこなしつつ、独学も続けていきました。
そんなある日、私とペアを組む現地の仲間がある問題を抱えていることを耳にしました。
聞けば、彼らの機関は我々との事業の他にも研究開発プロジェクトを持っていて、彼の手下君が担当する開発案件で壁にぶつかっているのだとか。
その壁は私が続けてきた独学で対応できるものでした。
ただ、私自身はその技術を実際に使ったことはありませんでした。
技術とは簡単に見えて実はとても厄介なもので、実際に役に立つように仕上げるには様々な問題を解決しなければならないものです。
その技術を使ったことがないとは、どんな問題が隠れているかもわかっていないという事で、多少は知っていても気安く引き受けていいものではありません。
しかし、それを使う以外に彼らの問題を解決できるわけでもないので、出来るかどうかわからないと正直に話したところ、それでもいいからと言うので引き受けて手伝うことにしました。
もちろん、それは本来の私の仕事ではありませんから、自分の時間を使った、いわば趣味の延長での無報酬ボランティア仕事でした。
その後の経過は端折りますが、時間とお金は私が思った以上にはかかってしまいましたが、モノは無事完成しました。
それがその後にどうなったかは私の知るところではありませんでしたが、そんなことがあったのもすっかり忘れた頃、思いがけないものとなって返ってきました。
ある日、彼らのずっと上の人に呼ばれてそのオフィスに行くと、想定以上の結果で喜んでいるという礼に加え、『日本の会社の顔色など気にせずとも、好きなだけアメリカに居られるようにしてあげる』というご褒美をいただきました。
今の私はそれであります。
好きな事を仕事にするのは簡単です。
ただ、それで家族の暮らしを支えるのはそう簡単ではないと思います。
単に『好き』というのと、『十分な報酬を得る』ということは違うからです。
しかし、好きであれば、『他の人以上のものにする』『他の人には出来ないものにする』『他の人とは違うものに出来る』とは思いませんか?
私は常にこれを心がけてきました。
ちょっとぐらい辛いことでも独学を続けられたのもそのせいです。
挫折するかどうかも、その『好き』のレベルの問題ではないかと思います。
ちなみに、私は今でもその独学の延長の勉強は続けています。
その成果は私の世界のある所に提供し、役立ててもらっています。
それでボケずに居られればいいんですけどね。
長々とお耳汚しで失礼しました。
No.2
- 回答日時:
私も自分が好きな職業をしている人の一人です。
学生の時は、親のために、音楽大学へ進学しました。しかし。
結局、28歳の時に看護学校5年行き、41歳の時に助産師の学校へ行き、今は仕事にやりがいもあり毎日楽しく過ごしています。
今、将来ではなく、やつてみたい、学んでみたい学部でいいと思います。
仕事となると、1日の半分以上、従事していくことになります。そうなれば、向いてない仕事、やりたくない仕事よりは、好きな仕事を、楽しめる仕事をした方が断然ストレスはありません。毎日が楽しく生きられます。
自分が何が好きで、何をしたいか、自覚するまでは、手探りでいろんなことを経験しても遅くはないと思います。
是非、大好きなことに巡り会えますように。
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