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歌詞で「黒いドレスに身をつつみ」とありますが、なぜ「つつまれ」じゃないんでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 「実家に身を寄せる」は気にならないですけど、
    「つつむ」が「物の外側を」覆うというイメージなので、「黒いドレス」と「身」の位置関係はそれで合ってるんだろうか?と気になったのです。

    おそらく「実家に身を寄せる」の「に」とは、用法が違うんでしょうね。

      補足日時:2022/09/19 22:34
  • どう思う?

    ○青い紙に箱を包んだ
    ○青い紙に包んだ箱

    つつんだ人側も、
    (包んだ手から離して時間がたった)包まれた物側のことも、
    どちらも「 包んだ」と言うということは、「そういうものなのだ」と納得しました。

    ふと思ったのですが、下の文は「青い紙に」の後、単に「○○が」の主語が省かれているだけなのでしょうか?
    そうだとしたら、なんかスッキリ納得できるのですが。

      補足日時:2022/09/23 12:48
  • みなさまご回答がそれぞれ参考になりました。
    ありがとうございました。
    ベストアンサーをどれか1つ選ぶというのは難しいのですが、締め切りのため選ばせていただきます。
    みなさまありがとうございました。

      補足日時:2022/09/25 00:41

A 回答 (21件中11~20件)

>>「黒いドレスに身をつつみ」の「~に」は「~で」と同じ意味ですね。

身は包む対象、ドレスは手段。
「~で」「~によって」に置き換え可能です。
「実家に身を寄せる」の実家は手段ではなく対象の場所。
「~で」「~によって」には置き換えられません。

これは全くの誤りで、「~に」は「~で」と同じではなく意味が異なり使い分けています。

置き換え可能でも、置き換えると意味が異なるということです。置き換え可能か否かという形式、機能は語の意義という本質とは関係ありません。

しばらく、実家で身を寄せて過ごします。

にもなります。

言語は話者の認識の表現で、対象は立体的、重層的な構造、関係を持ち、対象のどの側面を捉えるかで表現が異なり、意味が異なります。

この言語表現の、対象→認識→表現の過程的構造、本質を正しく捉えることが重要です。

「格助詞「に」の意義とは何か-機能主義言語論の混迷」
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9186 …

参照。■
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この回答へのお礼

アスナロウさま

ありがとうございます。

難しくてついてゆけなくなりました。

全部読んでも理解できる気がしません。

リンクはゆっくり読ませていただきます。

お礼日時:2022/09/21 23:01

「包む」か「包まれる」かの前に、



「黒いドレスに身をつつみ」の「~に」は「~で」と同じ意味ですね。身は包む対象、ドレスは手段。
「~で」「~によって」に置き換え可能です。

「実家に身を寄せる」の実家は手段ではなく対象の場所。
「~で」「~によって」には置き換えられません。

大辞林 第四版
----

[一](格助詞)
〔上代から用いられている語で、動作・作用が行われ、また存在する、時間的・空間的な位置や範囲を示すのが本来の用法〕
(14) 動作が行われる手段・方法を表す。で。によって。<用例略>
----

〔格助詞「に」に「て」の付いた「にて」の転。中古末から中世以降の語〕
[一](格助詞)
(4) 手段・方法、または道具・材料を表す。<用例略>
----

包むか包まれるかは、包む対象と包む手段との関係性にもよるでしょう。

人が衣類に/で「身を包む(身にまとう)」のはふつうですが、
人が衣類に/で「身を包まれる」のはふつうの言い方ではないと思います。
むしろに包まれて東京湾に投げ込まれる人はいるかもしれない。

○「風呂敷に荷物を包む」「お金を紙に包む」「真綿に針を包む」
○「風呂敷で荷物を包む」「お金を紙で包む」「真綿で針を包む」
×「風呂敷に荷物が包まれる」「お金が紙に包まれる」「真綿に針を包まれる」
×「風呂敷で荷物が包まれる」「お金が紙で包まれる」「真綿で針が包まれる」

-------------

Uta-Netの歌詞全文検索では、「身を包まれる」は1件だけでした。
また、「~で身を包み」よりも「~に身を包み」のほうが断然多数でした。
「~に身を包む」は慣用表現といえます。
文法的・論理的に正確かどうかよりも、歌詞はことばのイメージ優先でしょう。

何かのTV番組で、『勝手にしやがれ』の歌詞(作詞:阿久悠、歌:沢田研二)の「壁ぎわに寝返りうって」が「壁ぎわで寝返りうって」ではないところが素晴らしい(日本語としては「壁際で」が正しいが)とプロが絶賛していました。


Uta-Net検索結果

に身を包み/に身をつつみ
「全身黒に身を包み」
「全身ブランドものに身を包み」
「銀色の服に身を包み」
「お気に入りのコートに身を包み」
「カワイイ衣装に身を包み」
「特地迷彩に身を包み」
「夜風に身を包み」
「シーツに身を包み」
「黒い服に身を包み」
「くたびれたスーツに身を包み」
「似合わぬ衣装に身を包み」
「かたくて安心な防具に身を包み」
「秋の枯葉に身を包み」
「花嫁衣裳に身を包み」
「刺激的なファッションに身を包み」
「綺麗な花嫁衣装に身を包み」
「黒いマントに身を包み」
「真っ白なドレスに身を包み」
「社服に身を包み」
「ボロキレに身を包み」
「ショールに身を包み」
「秋の枯葉に身をつつみ」
「すてきなドレスに身をつつみ」
「ブランドに身をつつみ」
「風のドレスに身をつつみ」
「黒い服に身をつつみ」
「静かな空気に身をつつみこむ」
「白いドレスに身をつつみ」
「エンジのジャージに身をつつみ」
「草木の紬に身をつつみ」
「紺のスーツに身をつつみ」

に身を包む/に身をつつむ
「紫陽花に身を包む」
「モノトーンに身を包む」
「服に身を包む」
「闇のマントに身を包む」
「倒れまいと盾に身を包む」
「純白に身を包む」

で身を包む/で身をつつむ
「見慣れないブランドで身を包む」


に身を包まれ/に身をつつまれ
「不思議さに身を包まれる」

で身を包まれ/で身をつつまれ
→データなし
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この回答へのお礼

ありがとう

真魚さま

たくさんありがとうございます。

たとえば「紙にお金をつつむ」 は古めかしいとも気取っているとも思いませんが、
「黒いドレスに身をつつむ」は、どことなく古めかしくて気取った表現に感じます。

「身をつつむ」が原因だと思います。

単にドレスを着ているだけなのに、わざわざ「つつむ」などと言うわけですから。

この場合の「に」は、昔は確かに「〜で」「によって」という「手段」を表していたのかもしれませんが、現代では気取ったニュアンスを出したいがために、手段以外の意味合いもあるのかもしれません。

『勝手にしやがれ』の件ですが、
「壁ぎわに寝返りうって」

「壁ぎわで寝返りうって」では、わたしは意味が違うと感じます。

「壁ぎわで」だったら、どちらに寝返りするかは言っておらず、どこで寝返りしたのか、場所を言っています。

「壁ぎわに」だと、壁に向かって寝返りしたことがわかります。
少なくとも阿久悠さんはそのつもりで書いてますよね。
だからこそ出ていく彼女の様子を「背中で聞いている」のですよね。

今更なのですが。
『ギャランドゥ』の歌詞を引っ張ってきたつもりでしたが、それを間違えておりました。

正しくは
「透き通る白い肌
黒いドレスに包み」
でした。

皆さまスミマセン。

「身を」という箇所はありませんでした。

お礼日時:2022/09/21 22:25

>>「実家に身を寄せる」の「に」とは、用法が違うんでしょうね。



この場合も、「に」は「寄せる」先である「実家」を空間的に位置付けており、同じ用法の<格助詞>です。位置づけられる対象が起点か到達点かは動詞の意義に依存するもので、<格助詞>自体は単に対象の時間的、区間的な位置付けの認識を表しています。

以前からその誤りを指摘していますが、

【動作などが為される時間的・空間的・心理的などの静止点を表わす】

などと助詞が【静止点を表わす】という本質的な誤りを未だ披露されている方がいますが、助詞は話者の認識を直接に表現する主体的表現の語で、客体自体を表す語ではありません。

この誤りに惑わされると混乱することになるので注意しましょう。■
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#7です。


補足拝見。

>「つつむ」が「物の外側を」覆うというイメージなので、「黒いドレス」と「身」の位置関係はそれで合ってるんだろうか?と気になったのです。

おそらく「実家に身を寄せる」の「に」とは、用法が違うんでしょうね。

「に」の本質的意義を学研国語大辞典が上手く表現しています。
※㊀《格助詞》{体言または体言あつかいのものにつく}動作・作用が存在し、成立し、由来し、おもむくところ(=時間・空間・心理上ノ静止点)をそこと指定し、連用修飾句を作るのに用いる。(学研国語大辞典)※
https://sakura-paris.org/dict/%E5%AD%A6%E7%A0%94 …
端的に言うなら、
【動作などが為される時間的・空間的・心理的などの静止点を表わす】
ということになるでしょう。

「黒いドレスに身をつつみ」は、
「身をつつむ」という動作が「黒いドレス」という空間的地点で静止した、というニュアンスです。
この場合の「に」は、「黒いドレス」を「身をつつむ」という【動作の対象】として指定する用法。
(3)目標・対象などを指定する。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
に該当します。
「身をつつんだのは黒いドレス」と言いたい場合の表現で、「黒いドレス」がクローズアップされる。

「黒いドレスによって身の外側を覆う」というイメージとは若干異なります。
その場合は、
「黒いドレスで身をつつみ」となる。

「実家に身を寄せる」の場合の「に」は、「実家」を「身を寄せる」という動作の行われる場所として指定する用法。
(2)場所・範囲を指定する。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
に該当します。
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この回答へのお礼

うーん・・・

hakobuluさま
お付き合いありがとうございます。

>「身をつつんだのは黒いドレス」と言いたい場合の表現で、「黒いドレス」がクローズアップされる。

おっしゃりたい事はなんとなくわかったような、私の頭が回らなくてまだクッキリ理解できないような。

「紙でガムをつつんで捨てる」と
「紙にガムをつつんで捨てる」というのは、意味的にはさほど違いが無いようにも思えます。

強いて言うならば、上は「つつむ素材は紙で」という部分を強調し、
下は「ガムをつつんで捨てる」とう、対象と動作を強調してるかなぁ…?という程度。

hakobuluさまは「に」を使うと「黒いドレス」がクローズアップされると書いておられますし、わたしもそのように感じますが、
ガムの文とは反対のような感じがします。

ちなみに、貼っていただいたリンクに、こういうのを見つけました。

(14)動作が行われる手段・方法を表す。で。によって。「この皮衣は火―焼かむに,焼けずはこそまことならめと思ひて/竹取」

手段・方法の「に」もあったのですね。

そもそも「黒いドレスに身をつつみ」という表現じたい、どこやら古語めいたイメージがあります。

「黒いドレスに身をつつみ」が、手段・方法を表しているかもしれない可能性はまったく無いですかね?(^-^)

お礼日時:2022/09/20 00:41

1.「黒いドレスに身をつつみ」


「つつむ」は意志動詞。
「(私の意志などで)黒いドレスの中に身をつつみ」
というニュアンス。

2.「黒いドレスに身をつつまれ」
「つつまれ」は「つつむ」の受身形。結果、無意志動詞になります。
「黒いドレスによって身をつつまれる形で」
というニュアンス。

3.「黒いドレスで身をつつみ」
「黒いドレスという手段で身をつつみ」
というニュアンス。
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この回答へのお礼

hakobuluさま
ありがとうございます。

「つつむ」という動詞が、つつまれる物体より「外側を覆う」というイメージがあります。

だから、深く考えずに「紙に箱をつつむ」と言っている気がするけど「あれ?合ってるかな?」と気になってしまったのです。

紙と箱との位置関係がよくわからなくなって。

お礼日時:2022/09/19 22:21

何かの意図が有って、自分が黒いドレスを選んで着ているから。

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この回答へのお礼

ks5512さま

ありがとうございます。

言外のニュアンスが入ってくるということですね。

お礼日時:2022/09/19 22:12

格助詞「に」は対象を静的に位置付け、「で」は手段・方法の認識を表します。

「身をつつみ」の対象を「に」と位置づけた表現で、「ドレス」を手段・方法とは捉えていないので「黒いドレスに身をつつみ」と話者の主体的な行動として表現しています。■
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この回答へのお礼

ありがとう

アスナロウさま

ありがとうございます。

精選版日本国語大辞典で「に」をちょっと調べてみたのですが、出てくる例が万葉集など古い物が多く、どれにあたるのか見つけ出せなかったので、こちらで聞いてみました。

お礼日時:2022/09/19 22:10

こうすればわかるでしょ


「(私は)黒いドレスに身をつつみ」

日本語は主語の省略が頻繁に行われるのでこのような混乱が多い。
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この回答へのお礼

head1192さま
ありがとうございます。

普通にふだん「紙につつむ」と言いますよね。

なんで「に」なのかなぁ?と。
自分も気にせず言ってるけど、合ってるのかなぁ?とふと気になったのです。

「ドレスで身をつつみ」
「ドレスに身をつつみ」
のニュアンスが、ちょっと違いますかね。

上は「ドレス」がフューチャーされ
下は「つつみ」がフューチャーされる気はしますね。

お礼日時:2022/09/19 20:33

「で」でなく「に」である点について、ひとつの意見です。


「で」だと濁音なので、メロディに載せた場合少し汚く聞こえてしまう。
また「に」だと、続く「み」、さらに、つつ「み」とイ段の音が続いて、耳に気持ちがよい。
通常の文章でなく歌詞は、メロディや発音との兼ね合いも考えて作られることもあるのです。
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この回答へのお礼

osaji-hさま
ご回答ありがとうございます。

歌詞の方面から考えてくださり、ありがとうございます。

ただ、歌詞でなくとも、普通に「紙に包んだ箱」とも言いますよね。

だから、普段から言わないことは無いと思うんですけど、合ってるのかなぁ?と、ふと気になったのです。

お礼日時:2022/09/19 20:24

「つつみ」は自ら積極的に黒いドレスをまとう。


「つつまれ」は自分でまとったのではない。
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この回答へのお礼

ありがとう

タマタマポチさま

早速のご回答ありがとうございます。

ノムリンさまにも書いたのですが、

「つつみ」と言いたい時は「黒いドレスで」ではないのですか?

「黒いドレスに」だったら「つつまれ」になるんじゃないかなぁ?と思ったのです。

お礼日時:2022/09/19 19:52

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