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なぜ皇室や皇居の警備は、陸軍である陸上自衛隊ではなくて、警察である皇宮警察が実施しているのでしょうか?

どこの国でも国王は国家を象徴する存在ですから、軍隊が警備しています。
日本でも、陸上自衛隊に近衛師団を復活させ、陸自が警備をすべきではないでしょうか?

A 回答 (8件)

>あなたの理屈でいえば、(あなたの中では)警察である自衛隊が、警察権に基づいて皇室を警護するという結論になると思うのですが。



私はちゃんと「国防任務につく特別警察」と書いていますよ。そもそも「警察権」というのは色々な種類があります。麻薬捜査官などは特別司法警察職員と呼び「一般司法警察官ではないが、警察権を行使できる行政職員」という扱いになっています。

自衛隊員は治安維持などの行政警察に準じる組織とされていますが、国内での活動は著しく制限されています。つまり「治安維持に必要と政府または地方政府が認める限りにおいて活動できる」ということ、これが実は知事の要請による災害派遣を可能にする根拠でもあります。


しかし自衛隊が「警察に位置づけられる」ということと「一般的な行政警察または司法警察である」ということは全く別のことです。
 
もちろん極端なことを言えば「自衛隊法を改正して近衛師団をつくること」は不可能ではないでしょうが、そうなると今現在の「防衛出動時のみ国内で警察権を行使できる」という内容に違反します。

ようするに日本国憲法の枠内で自衛隊が国内活動ができるのは「普通の警察権では治安維持ができないと認められたとき」だけなのです。

軍隊なら、#5で書いたように「君主や国家元首を警護する仕事」が認められているので、法整備などは必要だとしても近代国家の法理として何も問題ありませんが、自衛隊が「平時」に警察権を施行することを可能にする慣習法(慣例や実績)はないのです。
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自衛隊員の方がレベルが低いからです。

犯罪者も多いです。時々、自衛隊員が逮捕されたニュースを聞きます。
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戦前から警察だったはず。

大叔父が配属されていて、ハーレーで移動していたという話を聞いたことがある。

それはさておき、門番は近衛兵が担っていて、警察組織は配置されていなかった。明治時代に近衛砲兵の一部が反乱を起こしたので、皇宮警察が設立配置されたらしい。

>日本でも、陸上自衛隊に近衛師団を復活させ

今の世では、天皇のための軍隊という詭弁は通らないから無理。王政の国では王立軍だったりするので、王のための軍隊というのはおかしくないけど。
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>そのことと「近衛師団復活が不可能」であることがどうして結びつくかは分かりません。



明白だから自衛隊の立ち位置(軍隊ではない)ということを説明しました。質問者様の知識量は知りませんし、他の方もこの項を見ることを前提にして書いているからです。

で「近衛師団ってなに?」ということを考えれば、なぜ自衛隊に近衛師団が作れないのかが分かります。

近衛兵とは元々「王様の私設軍隊」から始まり、イギリスのように君主が憲法を守るようになると「国民が君主を守る&王族は国民軍に入って国民と共に国を守る」というバーターが成立し、その結果近衛兵は陸軍の管轄になっていったのです。

戦前の日本の皇族もイギリスのやり方に習って、日本軍に入り、皇太子は近衛歩兵第1連隊附、その他の皇族男子は陸海軍に入り、明治から太平洋戦争まで4人の皇室軍人が殉職しています。

「近衛兵」という言葉にはそういう伝統的な土台があるのです。
自衛隊は軍隊ではありません。それは#4に説明した通りで、皇族も自衛隊には入りません。現在の日本では「日本国に軍隊はなく、皇族が軍人としてノブリス・オブリージュを果たす義務もない」のです。

そういう性格の「自衛隊」が近衛兵になれるわけがありません。つまり慣習法としての位置づけがない、ということです。慣習法としての位置づけがなければ、国会で法律として成立させるための法理も存在しないのです。

警察は「警察権」として護衛ができます。だから皇宮警察は存在できます。
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この回答へのお礼

あなたの中では、「自衛隊は警察だ」ということになっています。
そして、「警察権に基づいて警察が皇室を守っている」ということになっています。
あなたの理屈でいえば、(あなたの中では)警察である自衛隊が、警察権に基づいて皇室を警護するという結論になると思うのですが。

お礼日時:2022/11/04 12:34

なぜって、憲法9条で軍隊を禁止したからです。

なので日本には「警察権」しか存在しないので、皇宮警察が皇居や皇族の警護をしています。

で、自衛隊は「軍隊」ではありません。自衛隊の法的性格は「国防任務につく特別警察」です。軍隊じゃないのです。

軍隊と警察の違いは「その国の統治権を外国に持ち込む能力があるか?ないか?」です。分かりやすく言うと、アメリカ軍がかつて沖縄を軍政統治していたように「軍隊だけで国家としての機能を全部持っている」かどうかが分岐点になります。

なので普通の国の「軍隊」は組織内に法律:軍法を持ち、それを判断する裁判所:軍法会議があり、判事・検察・弁護士役の軍人もいるし、軍警察(憲兵)も組織するし、戦車などの車両は交通法規に従う義務をもっていません。要するに「軍隊」というのは「国家の内部にあるミニ国家」でだから外国で《その国の統治権を施行できる》わけです。

自衛隊はそうはいきません。自衛官が自衛隊の中で罪を犯したら、日本の都道府県警に逮捕され、普通の裁判所で裁判になります。自衛隊の車両は交通法を守る義務があるので戦車にウインカーやブレーキランプがついて居ます。

こういうのは軍隊じゃないのです。なぜなら日本は9条で軍隊を禁止しているからです。

天皇が日本の元首であり君主であり象徴なので、本来は近衛兵を組織するべきだと思いますし、それが天皇直轄軍でもいいわけです。イギリス君主の近衛兵組織が陸軍に所属しているのは、マグナカルタ以降「軍隊に対する国王の権利制限」があったからで、日本がそれを援用して陸軍に近衛兵組織をつくるのもいいでしょう。

でも、現在の自衛隊は軍隊ではないので、近衛兵組織を作ることはできませんし、もし作ってもそれは「警察権」でしかありません。だったら、警察庁や警視庁と喧嘩しないように、警察庁直轄の皇宮警察のほうが便利だと思います。
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この回答へのお礼

私も自衛隊は軍隊ではないと思っていますし、あくまでも「自衛権を行使する行政機関」にすぎないと思っています。
ですが、そのことと「近衛師団復活が不可能」であることがどうして結びつくかは分かりません。
自衛隊の組織・位置づけについて論じたいのなら、別の適切な場所でしてください。
私には、論点が違うことを長々と並べられただけのように感じました。

お礼日時:2022/11/04 10:32

そうなの?本当は日本のように警察がすべきでは?

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この回答へのお礼

その理由は?

お礼日時:2022/11/04 08:33

そうするべきだと思う。


安倍晋三元総理の事件を考えれば陸自に警備してもらった方がいい。
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天皇は国家の象徴ではないから。

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この回答へのお礼

日本国憲法 第一条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。


象徴天皇制を知らないとかヤバすぎません?w

お礼日時:2022/11/03 17:02

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