法学 民法 債権 以下の文でどこか誤りはありますか？ もし誤りがあれば条文も添えて教えてください。

法学 民法 債権

以下の文でどこか誤りはありますか？
もし誤りがあれば条文も添えて教えてください。

｢2人の者が相互に金銭債権を有している場合において、その一方は、受働債権の弁済期が到来していれば、自働債権に関する期限の利益を放棄して、相殺をすることができる。｣

No.1 ベストアンサー 回答者： 世のため人のため 回答日時： 2022/12/07 17:41

誤りでしょう。

2人の者が相互に金銭債権を有している場合において、相殺するためには、【双方の債務が弁済期にある】ことが必要となります。（民法第505条第１項）


●民　法
（相殺の要件等）
第五百五条　二人が互いに同種の目的を有する債務を負担する場合において、双方の債務が弁済期にあるときは、各債務者は、その対当額について相殺によってその債務を免れることができる。ただし、債務の性質がこれを許さないときは、この限りでない。
２　（略）

この回答へのお礼

ありがとうございます！！

お礼日時：2022/12/07 20:41

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2022/12/08 10:00

これ、逆ですね。

受動債権に関する期限の利益を
放棄して相殺できる、
が正しいです。

期限の利益は債務者のためにありますから
自動債権の期限の利益を放棄する
ことは出来ません。

第百三十六条
「期限は、債務者の利益のために定めたものと推定する。」