好きなおでんの具材ドラフト会議しましょう

どれだけ音源を聴いても音程や抑揚などの特徴が掴めない原因を教えてください。

A 回答 (5件)

もともと音に高さがあるわけじゃないですよね? なので言葉の意味の方に引きずられているだけです。

私は音痴克服で苦労しましたので「音痴から見た音楽」という視点で語ります。

以下は長いのでお暇なときにでもどうぞ。

音楽を子供のころからやっている人は「こういうのを高い音」みたいに訓練をしています。普通の人は強い音(大きい音)を高い音と勘違いします。私たちが日常で使う言葉で表現すると高い音は「明るい音」となります。また楽器を遣ってる人は自分の手の操作で方向を意識し、それに伴う変化として覚えているはずです。何かに割り当てて覚えているはずですので、耳だけの問題じゃありません。

聴音ソフトをネットで検索して試してください。4時間ほどやると良いと思いますよ。長一度の練習(半音などを含まない分かりやすい最初の練習)で9割成功を目指しましょう。その時は「前の音と比較してどちらが明るく聞こえるか?」として考え、このあたりじゃないかと考えて行きます。

「自分では音痴じゃないと思っていたけど・・・
 特に何か音楽とかやってたわけじゃないんだよね?」

と言う人は確実に音感が無いと思いましょう。普通は音痴と言います。音痴が音程を理解するときは「音色の違い」と意識すると良いですよ。勿論、この話をすると「音色と音程は違う」と音楽関係者は怒ると思います。しかし、その様に理解すると音痴も音程を理解するのです。

「音楽の世界で音程と呼んでいるものは、
 一般の人には音色として親しまれている対象である」

しかしこの訓練では音の違いが分かるだけで音の高さは分かりません。質問者さんが苦しんでいる内容に成ります。

「音の高低が分からないと音痴になるの?」

「いや関係ないよ。楽器は無理だけどね。
 歌の場合は音程を意識するのは最初だけ。
 途中から訓練方法を変えないと頭打ちになるんだ。
 簡単に言うと声量が取れなくなる。
 声量を稼ぐためには共鳴させる感覚が必要なんだ。
 これは音程ハズレとは違ったセンスなんだよ」

音程を合わせると音が響くようになり、歌も綺麗に成ります。なのでまずは音程と言う概念を覚えるのが必須です。しかし、楽曲によっては音の響きを稼げない部分があります。何とか頑張って音の並びを設計するのが作曲なのですが歌い手の脳がパンクしてしまい「合わせていては間に合わない」というものもあります。音が響かないという事は音量が減るという事であり、息を大量に消費するという事です。このため発声法などを検討する必要が出てきます。ただし(異常なほど)高い精度で音を合わせる(音程をあわせる)事が出来れば問題ないわけです。

「結果として音程があっている状態にはなるんだけど、
 音程をあわせようという意識では無理なんだ。
 もっと違うオーダーを自分に出さないと出来ない。
 それは『明るく響かせよう』という提案なのね」

明るく響かせようとだけ意識すると素晴らしい精度で音程があいます。しかし音程を合わせる練習だけをしていると、そういう感覚に切り替えづらいんですよ。どうしてもよく聞いて合わせようとしてしまいます。ここで限界が来るという分けです。

音感を養うには毎日3時間ほど音楽を(全く同じ曲が望ましい。飽きてしまうので数曲つくる。出来る限り美しい曲を選び、忙しい曲は避ける)聞き続けるのを3年かけます。負担に成らない様に習慣にします。

歌う場合は音程をあわせようという練習は一か月(合計で400歌唱くらい)やりましょう。この時はカラオケの採点を使いましょう。課題曲は出来る限り美しい(忙しくない)モノを選び(大体20曲くらいにしぼり)同じ曲のセットを同じ順番でやります。

この後は声を変えます。話し声と同じ声では何時まで経っても上達しません。自分の声じゃないと思える声を獲得しないとダメなんです。これを歌声としましょう。

「声の開発を同時にやらないと音痴は治らない」

良い声を手に入れないと音感が育たないようになっています。私の場合はファルセットを鍛えてファルセットだけで半年以上歌い込みました。最初の方はスカスカで声など出ないのですが、最後の方はファルセットだけでかなり大きな音量がでるようになります(地声の方も良くなってしまうんですけどね)

この辺りから共鳴感覚と言うのが育ちます。ファルセットは音量が激減しますし喉が痛くなります。そのため共鳴が生じて音が響く瞬間が有難い。

「この場合は凄い強く響いた。どうしてだろう?」

と考えながら徐々に対応幅を増やしていくわけです(なので同じ楽曲をしつこく歌い込むことが必要に成る。違う曲だと掴もうとしていたものが分からなくなる)。それを意識し出すと最後は楽曲全体を隙間なく共鳴だけで歌えるようになります。口の形、喉の形、舌の置き方などで空間を調整して音程をつくれるようになるわけです。この時の歌声は濁りなくレーザービームの様な鋭いものになるでしょう。これを使って音程をなぞるのは大変容易です。鋭いものほど微細な部分を指し示すのに向いているからです。

歌声を作り(息を使わずに)共鳴で音量を稼げるようにする。新しい歌声でメロディラインをなぞる。

このあたりでようやく以下の点に取り組みます。

・揺らぎに気づいて揺らぎを無くす
・ビブラートを練習する(綺麗な山ができるようにする)
・ファルセットの練習をする(していない人は)

これらが入るとプロっぽい歌声に聞こえてくると思います。歌声=CD音源と言うのは「揺らぎを無くす」と言う部分で生じます。これは必須です。

とはいえまだまだ楽に歌が歌えるというレベルじゃありません。ミスも多いですし、歌唱は安定しないはずです。凄い苦労して一曲歌い。涙目になって「これは無理だ」と思う様に成るはずです。

ここで次に「頭を使わずに無意識に歌う」練習をします。無理だと思えるのはやることが増えすぎて頭が追い付かなくなるからです。

「歌う事を辞めてもいいので、足で拍を強く踏み込む練習を
 してみよう。これを20分やると頭がもうろうとし出す。
 この状態を経由してから歌ってみよう。
 新たな世界が開けるだろう(トランス状態で歌う練習)」

ここでは歌っているという意識を消して運動していると自分に思い込ませる練習をします。歌詞は必ず暗記しましょう。メロディの展開も全部覚えましょう。目を閉じましょう。膝で拍を取りましょう。腕でリズムを刻みましょう。手の平を使って抑揚や感情を表現しましょう。頭の中のイメージでは運動していると思い込ませます。歩いているとかスキップしているとかです。カラオケならば採点を入れて音程精度の向上を確認しましょう。また他の人に聞いて感想も貰いましょう。自分では下手に歌ったと思えるはずです。しかし実際はその逆に成るんです。

歌唱が半端なく安定するはずです。

最後に地声に戻します。この時、地声とファルセットを同時に出せるように徐々に戻していく様にします。すると地声とファルセットの比率によって音程を制御できるようになります。こうなるとさらに楽に成ります。また地声の方が低次倍音として搬送波の役割をするので(バスなどで伴奏する低い音の効果)音に厚みが生じ美しく遠くまで響くようになります。

トータルで3年くらいかかりますが、この段階になった人の歌を聞いて音痴だという人は居ないと思いますよ。そういう状態になっても「音が高いか低いかはいまだに分らない」となります。

他人の歌を聞いても音程ハズレや揺らぎが分かるようになります。また相手の方が歌唱がどの段階にいるかもわかります(悩みも想像できるようになる)。音程を合わせようとしている人は音を出した後でニジリ上げる様に合わせようとします。音の最大音量はアタックのあたり(最初の方)にあるので一番大切な共鳴効果を得られません。そのため常に音量不足であり、歌詞が明瞭に聞き取れないという歌唱になります。そこでフィジカルを鍛えたりするのですが、これは次善の策であり本来の方法論では無いと思います。何故かというとパつんと綺麗に合わせて歌うボーカルが存在するからです。この人と一緒に歌うと自分の声は消えてしまうでしょう。

ただし、パつんと合わせるには声から治さないと行けないのです。レーザービームの様な鋭い部分を芯に持ち、低次倍音で豊かに包み込む。そういう歌声を獲得していないと難しい。改善するとしても、歌手としては一からやり直しになるので中々勇気がいります。

昔のアニメ歌手の歌声は透明で明るいですよね。この歌声(一人一人の声質の違いと言う部分はありますが)は今のポピュラーミュージックの歌手の声と比較して異質であり、そして異質さがどれも似ているわけです。この歌声の見本みたいな声がデビュー当時の松田聖子さんですね。

「耳で憧れの声のイメージを覚えさせる」

これがもっとも重要です。そのため子供時代にお母さんが歌って聞かせます。この時に音の高い低いなどの煩い指示はありません。お母さんの歌声に共鳴させることを体で覚えさせるわけです。これがお母さんと一緒の歌のお姉さんの役割というわけです。

音痴から上達を目指すとしても獲得していくスキルの順番があるという事です。また音感は聞いて分るという力でしかなく、良い歌が歌えるという保証にはなりません。安定感アップの転換点となるのは自分をトランス状態(睡眠に近い状態)に持ち込んで歌う訓練だと思いますよ。脳酸欠を防いで気持ちよく声が出る様になると、演技をしたいという欲望が生まれます。ここから本物の歌の世界が始まるのです。

以上、ご参考になれば。
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主旋律がどちらか把握できてないのですね。

音楽には主旋律と和音があります。簡単に言うとメインのメロディーとハモりのメロディーのことです。主旋律を歌うのがカラオケでの歌唱の機会で、歌手は主旋律も和音も歌ってます。なので把握しづらいのですよね。主旋律の音程を外さず歌える人は自覚ある無しに関わらず絶対音感の持ち主です。質問者様が主旋律を見つけにくいのでしたら音楽を習ってみてはいかがでしょう。ピアノだったり吹奏楽だったり声楽だったり。きっと主旋律と和音を聞き分ける事ができるようになります。応援しております。
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把握できてないから高いか低いかの判断ができないということです。

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この回答へのお礼

音が違うことはわかります。

お礼日時:2023/04/22 20:07

>ただ、2つ音があったとしてどちらの音が高いか低いかの判断ができません。


それ、音程の違いが把握できてないですよ。
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この回答へのお礼

違うということはわかるのですが、それだけでは把握できていると言えないのでしょうか。

お礼日時:2023/04/22 20:00

音痴だから。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
一応音程の違いは把握できているので音痴ではありません。
ただ、2つ音があったとしてどちらの音が高いか低いかの判断ができません。

お礼日時:2023/04/22 19:52

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