![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?8acaa2e)
意識と認識と云う言葉は一般、同じ用法をされていのでは?と思っているので、そのことの確認と提案をしてみたいのです。辞書的にもあまり区別はされてなさそうなので。
仏教では識とは、知る事であると云い、6っつに分けています。眼・耳・鼻・舌・身・意の六識です。
これで思う事は、この六識は感覚作用ですよね。意に付いても〈感じる〉と云う感覚作用だと云えると思うのです。
そこで、この六識は感覚作用なので〈認識〉と云う表現を使います。感知したと云う事です。
認識とは生物が持つ感覚作用だと云いたいのです。
そうして、このような作業をしていると云う事を〈知る〉、という働きの事を認識とは区別して〈意識〉と云わなければいけない、とも云ってみたい。
これは、人間だけが持つ能力です。(高等な哺乳類なら少しばかり、こうした能力を獲得しているかもしれません)
人間は、感覚(認識)を意識(自覚?)し、意識したものを理性が受け止め、反応して行動(意力)する、と云う“形式”の内に有るのではないでしょうか。
感覚・理性・意思、という三つの働きですね。(記憶と云うのが?ですが)
再度の提案ですが、認識と意識という言葉は使い分ける〈べき〉ではないでしょうか?
No.5
- 回答日時:
ご返信ありがとうございます。
再度拝見させていただきました。
まず、
>認識とは生物が持つ感覚作用だと云いたいのです。
認識自体は機械でも可能です。
例えば赤と青を認識して区別できます。
ご質問はその認識に生物的な
意識レベルまで落とすことがテーゼに含まれているのではないでしょうか?
例えば盲目の人間でも意識下になくとも危険なボールなどを避ける事が言われています。
ブラインドサイトですね。
>感覚・理性・意思、という三つの働きですね。(記憶と云うのが?ですが)
感覚はセンサーであり
理性は脳で起きる思考のカテゴリだと思います。
意識はおっしゃっるように
使い分けを思います。
体内外部を問わず、でてきた情報の
受け皿としての意識と
何かに意識する・・・
つまり能動的なフォーカスとしての
用法は異なると考えています。
こうしていろいろな意見を頂いてみると、何やら混然としてきますね。
自分でも、認識とは感覚作用だ、と云っている最中に、、、
理性に依る判断(それら二つのものは全く別物、と云ったような)に対しては、認識と云う言葉を使う事は不自然ではない、と云う事に気付きました。
感覚作用だけだ、とは云えないと。
ただ、この例に合わせて〈意識〉を使おうとすると「そのように心掛けようとしている」と云う〈行為〉に対して意識と云う言葉を使うので、やはりこのあたりは掘り下げて見たくなります。
結論と行為、ですね。
でも何やら、国文法の世界に迷い込んでしまったようで、チョット難しい。
No.3
- 回答日時:
認識の最後のプロセスを意識が
受け持つと言う棲み分けでしょうか?
また、意識すると言う表現での意識は
受け皿である意識の拡張解釈で
能動的認識と置き換えても良いかも知れませんねぇ。
私の頭は単細胞だから、複雑なのは苦手です。
認識と云う働きと意識と云う働きは〈全く別物〉と云う認識??です。
ここで使った〈認識〉って、なにやら意味深ですね。
敢えて〈考え〉と表現しませんでした。
※ 思索して見ようっと!
![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/common/profile/M/noimageicon_setting_09.png?8acaa2e)
No.2
- 回答日時:
意識する、と云うのは注意を向ける場合にも使う言葉。
認識する、と云う言葉は深く理解する場合に使う。
動物でも意識はする。けれども、認識するまで行くのは人間がほとんど。
だから図表で表したら、大きな意識する、と云う括りの中に小さな認識する、と云う言葉が含まれている感覚で捉えたらイメージ的にわかりやすい?
気になる、注意が向く、と云うのは〈物の存在〉に対してではないから、認識するではなくて、意識すると云ったほうがいいような?
理解とは、理性の働きに〈依存〉するのでは?
だから、「動物でも・・・」と云うところは認識と意識と云う言葉を逆に使いたい。
そして認識が先で意識が後、と捉えたほうが良いような?
No.1
- 回答日時:
【九識】
識・・・対象を認めて、その異同を知り、分別領解する心の作用を意味する。
・眼識
・耳識
・鼻識
・舌識
・身識
、、、以上、五識。
・意識
意根が法境に縁して物事を判断し、推量する心の動き、及びその結果生じた識をいう。
法(記憶、思考など内的な対象)を縁としておのおの区別、異同を知る識である。
・末那識
思量と訳される。思い量るという意。意識の奥で絶えず活動しつづけ、強く深く自我
に執着する心の作用をいう。
・阿頼耶識
前七識の根底基盤となる深層の心をいう。一切法を含蔵するので蔵識といい、一切の
現象を生ずる根源となる識である。染浄の二法が含蔵されている。
《染浄の二法》
・染法⇒九界
・浄法⇒仏界
・阿摩羅識
第八識の奥底に究極的実在として真浄識、根本浄識を立てて第九識すなわち阿摩羅識
とする。染浄を超えた清浄無染の根本識である。天台宗では仏界をあかすゆえに根本
浄識の第九識を心王とする。
・九識法性とは、法界であり、法界とは十界であり、十界とは諸法であり、諸法の当
体が本有の妙法蓮華経とされている。すなわち九識法性とは迷いの衆生に本来具足す
る仏智であり、衆生の悟りの生命即南無妙法蓮華経の当体であることをいう。
五識とは、感覚作用までの事を云っているに過ぎないのではないでしょうか。
六番目の識も、精神の感覚作用と思います。
だから、異同を知り分別了解すると云うのは、理性の働きに拠るところであって、認識と云うのは客観物の存在に反応する、と云う感覚作用までの働きである、と云いたいのです。
さらに考えて見ました。
七識以降に付いては、認識された客観物は記憶というカンバスに置かれ、意識を使って理性がそれを〈料理する〉。
また七識以降は、記憶の深浅の〈状態〉を語ったもの。
と、こんな風に。
でも、こうして考えてくると記憶って何だろう?なんて、さらに興味が湧いてきます。
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画像を変えました。
私のもやもやは、ベストアンサーによって、ある程度消えたような気がします。
回答を下さった皆様、有り難うございました。