米空軍で戦闘機に二人乗ってますよね？（映画とか） 前の席と後ろの席と役割があるんですか？ 後ろなにや

米空軍で戦闘機に二人乗ってますよね？（映画とか）
前の席と後ろの席と役割があるんですか？
後ろなにやってんですか？
トップガンて映画で前の席の兵士がおかしくなったとき、後ろの席が操縦すればいいのに、やってませんでした。
なぜ？ 後ろ要らないじゃん！

No.5 回答者： sasaki-ken62 回答日時： 2023/08/25 09:15

ごく普通の常識人であろうお方には、ごく自然に出てきた疑問なんだろうけど、マニア的にはツッコみどころがある質問だなぁ　と。

まず、一般の人には、戦闘機＝空軍かもしれないが、海軍や海兵隊も戦闘機を持っている国が多い、。
トム・クルーズ主演の映画「トップガン」の舞台は、アメリカ海軍戦闘機兵器学校。
主人公のマーヴェリックも海軍の飛行士だし、搭乗したF-14トムキャットも海軍の戦闘機。
また、トップガンの時代設定は1980年代。F-14も2006年に米海軍から退役済み。21世紀の戦闘機を語るには基準が古すぎる。

で、既回答と重複するけど、F-14の後席に乗っているのは、150km先の6目標を迎撃できる長距離迎撃ミサイルであるAIM-54 フェニックス空対空ミサイルなどの兵装を管制する
　　レーダー迎撃士官（Radar Intercept Officer：RIO）
と言う専任士官。

F-14が開発された’70年代まではコンピュータによる自動化技術も未熟だった時代で、高速で飛ぶ戦闘機の中で高度かつ複雑なレーダー／ミサイル発射を操作することを一人のパイロットに任せることの危険性から、専任の操作員を搭乗させたもの。
海軍のRIOに相当する士官を、米空軍では「兵装システム士官（Weapons System Officer：WSO）」と呼んでいて、今もF-15Eという復座戦闘爆撃機に乗務させて、精密（ピンポイント）爆撃などの任務に当たらせている。
RIOもWSOも、簡単な飛行訓練を受けているけど、基地や母艦まで帰投して着陸ができる程度。本職は兵器の管制で空中戦が出来るような訓練は受けていない。

’80年代ころから戦闘機に搭載されたコンピュータが高度に発展して、機体の制御のほか、空域の探知、脅威の評価、ターゲットの選択までが統合・自動化されたので、対空戦闘を主任務とする戦闘機は単座になった。

なお、アメリカ空軍で現役にある戦闘機型のF-15やF-16にも復座型があるけど、それらの復座戦闘機の主な用途は、それぞれの機種に応じた高度な操縦技術の習熟のための「練習機」。
後部座席にも操縦装置があるけど、自動車学校の教習車の補助ブレーキのように「補助操縦装置」扱い。
海軍のF-18にも復座型があるけど、練習機型のほかに、単座機のパイロットには難しい精密爆撃任務に従事する戦闘爆撃機型もある。

No.4 回答者： Lescault 回答日時： 2023/08/25 00:12

複座型の戦闘機の場合、前席が操縦士で後席にはレーダー・航法担当のレーダー迎撃士官が搭乗しています。

システムの自動化がまだ未熟だったころ、機器類はまだマニュアル操作に頼る部分が多く、乗員を２人にしてそれらの煩雑な操作を分担し、一人の乗員にかかる負担を軽くすることを狙ったものです。操縦システムは前後両方の席に備わっていますが、現実問題として後席の乗員は前方視界が無いので、計器頼りの操縦しか出来ないはずです（多分）。

No.2 回答者： hectopascal 回答日時： 2023/08/24 22:17

F16は一人乗りです。

二人乗り、同時に二人はおかしくならないから、着艦できました。
トムクルーズは大丈夫、うしろの奴がパニクリ事故、

この回答へのお礼

ありがとうございます。トムクルーズペアは後ろが事故に遭いましたが、冒頭で一緒に二機が練習していてミグに遭遇し、トムクルーズペアじゃない機の前席が精神的発作みたいのになり、着艦はできましたが、ギリやばい感じでした。その兵士は辞職しました。
あのとき、後ろは操縦できなくて「しっかりしろ」と言ってただけです。ああいう場合に後ろに操縦かんがあってバトンタッチできないんですかね？

お礼日時：2023/08/24 22:30

No.1 回答者： dpclovefukooka01 回答日時： 2023/08/24 22:09

電車ゴッコの運転手と車掌みたいなものと思えばいい

この回答へのお礼

なるほど！例えば実戦中で前が操縦に集中してる間、後ろが基地の交信やいろんな状況を落ち着いて考えられる。

お礼日時：2023/08/24 22:24