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物の本当の姿とは??

私は目の前に置いてあるオレンジをじっと見て、そのオレンジを頭の中で描いてみようとした。

まずはオレンジの単なる外観の特徴と、オレンジが実際に持っている性質とをはっきり区別することにした。例えば色はただの外観だ。なぜなら、色覚異常の人や生理機能の異なる動物は、正常な人間が見る「オレンジ色」とはまったく違うふうにオレンジを見ていることがわかっているからだ。そして、味や匂いもただの”外観”だ。オレンジ自体は同じでも、知覚する人や動物によって、その味や匂いは変わるからだ。

けれども、オレンジから”単なる外観”を剥ぎとっていくと、ほとんど何も残らないことに気がついた。
オレンジの大きさや形といった特徴も、自分の視覚や触覚がその果物をどう捉えるかによるのだから、本当の大きさや形がどんなものか、言うことすらできないのではないか?
知覚が捉えた単なる外観ではなく、オレンジそのものを実際に想像しようとすると、ぼんやりとした何かの観念にしかならず、結局その正体はわからなかった。

であれば本当のオレンジとはいったい何なのでしょうか?
儚いその”何か”なのか。それとも、結局は単なる外観の寄せ集めにすぎないのか?

質問者からの補足コメント

  • 我々は幼いとき、この世界は見たままに存在すると考え、成長するに従い、物が自分の感覚にあらわれる在り方と、実際に存在する在り方とを区別することを学ぶ。

    物のあらわれかたは、我々の感覚と実際のありかたとの相互作用によってもたらされると思うが、実在は外観と区別されてはきたものの、その実在とは何かというはっきりした概念を、我々人間は持っていない。

    我々は外観の世界とありのままの世界との違いを理解しているように思えるが、外観の向こう側に到達してその本当の世界を見るというのは不可能だろう。

    では、この想像すらできない外観の向こう側の世界という概念を受け入れるのか? それとも我々の知ることのできる世界は結局、外観の世界だけだと認めるのだろうか?

      補足日時:2023/09/02 19:08

A 回答 (5件)

我々が見ているオレンジは


オレンジに反射した、光学情報を
脳で処理、解釈した
モノです。

だから、それは本当のオレンジとは
別のモノです。




本当のオレンジとはいったい何なのでしょうか?
 ↑
イデア、ということになると
思われます。
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素粒子の集まりです


すべては幻想
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いや


あなたが
オレンジを見たことも食べたこともない人に
どう説明するかが
あなたのオレンジです

人によっては説明が違ってきますが
それは
その人のオレンジですから
間違いではありません

外観の寄せ集めというのは
知っているもの同士の
単なる合意です
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> 物の本当の姿とは??



あなたに見えるそのものが、本当の姿、です。
人間の視覚、臭覚、味覚、触覚などは、殆どの人に共通です。
違うのは好み、です。
或いは、それらの感覚の欠格者、いわゆる障がい者です。

> 実際に想像しようとすると、ぼんやりとした何かの観念にしかならず
それは、記憶力や、思考内での再現力の違いでしょう。
それでも、同じ現物を再度を見れば、同じものと理解できるはずです。
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単なる外観というのが意味不明です。


物体は確実に外観でできています。
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