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モーツァルトのピアノ・ソナタをモダンピアノで弾く、というのはその当時の楽器ではなく後年の楽器で弾くということですから、ドビュッシーのピアノ曲をエレクトリック・ピアノで弾く、というようなものと同じような感覚なのでしょうか?

A 回答 (4件)

キャメロン・カーペンターによるバッハのオルガン曲とか、宮沢明子さんのローランドの電子ピアノによるアルバムなんかがありますが、電子的に作り出した音でも違和感は無いように感じます。



バッハのハープシコード協奏曲をピアノ演奏で聞くのも楽しいですし、インヴェンションなどはピアノで演奏される方が一般的ですよね。

ただ、ノンレガートで弾かれる方が良いと思うのは私だけでしょうか。
グールドの影響でしょうか。

ご質問者様は、モダン楽器で演奏されるのを聴くのは好きですか、きらいですか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ローズのようなエレクトリック・ピアノの音はバッハやドビュッシーに合うと思っています。フォルテピアノの音にも似たところがあると思います。ピリオド楽器の音色は好きで、音源を聞くのはそちらが多いです。バッハをモダンピアノで弾くようなものも、好きな音源もありますね。ティル・フェルナーの平均律なんかよく聞きます。

お礼日時:2023/11/14 18:47

作曲者が、他の人が演奏する時に特定の楽器を使うよう指定するということはあり得ると思います.


また、その作曲者が作曲時に想定した音色など、その当時の楽器を明確にできて、その楽器を使って演奏することはできると思います.

しかし、古楽器でなければ、その当時作曲された楽曲ではないとまでは言えないし、可能ではあっても、個人のお好みや趣味の領域のように思います.
現実に、演奏者は、作曲者の意図とは離れて演奏できるし、現在はいろいろな楽器がありますから、自由だと思います.もっと言えば、作曲者の意図や解釈から離れた演奏でも構わないと思います、

録音をCDなどで聴く場合も、原音の一部の周波数帯域をカットされたものを聴いているので、いわば、原音を想像(?)しながら聴くという状態です.作曲者の意図でも想像しかありません.

文学でも羊皮紙の時代から、薄汚れた紙の楽譜とか、雰囲気は伝わりますが、内容の解釈は別ですよね.楽器や録音メディアも別です.
昔の絵画も電子的な写真だけしか無かったりして.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。すべて表現の幅の範囲内ということですね。ごもっともかと思います。感覚値として質問させていただきました。

お礼日時:2023/11/15 16:50

No.1 です。

「お礼」に書かれたことについて。

>メシアンなんかは電気楽器も採り入れてますが、それ自体否定されますか?

いいえ。作曲家が指定した楽器であれば何の問題もありません。
メシアンは「オンド・マルトノ」を指定して作曲しているので、それは「代用」ではなくてオリジナルです。
また、作曲家が「エレキギター」や「ヴァイブラフォン」などを指定して作曲しているのであれば、それがオリジナルです。
また、現代の「オルガン」のほとんどは空気を送り込むのに電気モーターを使っていますが、全く問題ありません。

>また身近な例ですと、公民館などの演奏会などでは電子ピアノで演奏されたりと、利便性もあるようですが。

それはあくまで「代用」ということですよね。
私は、別に電子楽器や「代用」であっても否定しません。
そもそも、オーディオ装置でCDなどを聴くこと自体「電気的」なものですから。

#1 の最後に「さすがに、電気・電子楽器は、そういった「伝統的な楽器」(アコースティック楽器)とは明確に区別されるようです」と書いたのは、一般論としてそういう了見の狭い人もいるということで書きました。
(そういう人に限って、何十年も前の演奏の電気的な再生を高く評価するんですけどね)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうしますと、フォルテピアノの代わりにモダンピアノを使ったのは代用ではないのですか?

お礼日時:2023/11/13 06:41

「エレクトーン」というのはさすがにないでしょう。



楽器はある意味で「工業製品」ですから、18世紀までの「職人による手工業」から、19世紀に産業革命後の技術革新があり、さらに20世紀には新素材・工法による大量生産へと進んでいます。

ピアノは、ベートーヴェンの時代に発明された「フォルテピアノ」が、その後継続的に改良されて現在に至っています。メカニズムも「ウィーン式」や「イギリス式」などがあります。
チェンバロは20世紀になってから「復活」して作られるようになりましたが、昔のものとは構造が異なる「モダン・チェンバロ」が主流でした。

ヴァイオリンは、18世紀までの「バロック・ヴァイオリン」から、より音量の出る「モダン・ヴァイオリン」に構造が変化してきています。もともと「バロック」であった「ストラデバリウス」や「アマティ」「グァルネリ」なども、ほとんどのものは「モダン様式」に改造され、ガット弦ではなくスチール弦を使います。

https://rearpond.mystrikingly.com/blog/4b8d09b0197

木管楽器は、19世紀にかなりの改良が加えられています。現在使われている楽器は「ベーム式」と呼ばれ、19世紀中ごろに考案されたシステムです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC …

金管楽器は、管の長さを切り替えて音程を変える「バルブ」は1814年に考案され、一般的に採用されるようになったのは19世紀半ばです。
当然、古典派、ロマン派初期まではバルブのない楽器を想定して作曲されています。

さらにいえば、様々な楽器構成であったオーケストラの構成を標準化・体系化して「標準編成」を確立したのは19世紀末のリムスキー・コルサコフです。後進国であったがゆえに、過去のしがらみや流派に左右されず「標準化、統一化」ができたのでしょうね。

そのように、楽器の構造や材質、それに伴う音色や音量や性能、さらにはその楽器の組合せや人数などは、地域そして時代とともに変遷して来ており、「その当時の音」あるいは「作曲者が想定した音」とは当然ながら変わっています。
それを「その当時の音」あるいは「作曲者が想定した音」に戻そうという「古楽」「オーセンティックな演奏」も試みられ、ひとつのトレンド・流派となっています。

どれが正しい正統的なものか、ということではなく、「いろいろな楽しみ方がある」という「多様性」としてとらえるべきものだと思います。

さすがに、電気・電子楽器は、そういった「伝統的な楽器」(アコースティック楽器)とは明確に区別されるようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。メシアンなんかは電気楽器も採り入れてますが、それ自体否定されますか? また身近な例ですと、公民館などの演奏会などでは電子ピアノで演奏されたりと、利便性もあるようですが。

お礼日時:2023/11/12 20:27

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