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SSDの不良セクタを代替セクタにするのは手動で行うのでしょうか?それとも自動で行われるのでしょうか?

A 回答 (3件)

通常は、不良セクタが発生すると 「代替セクタ」 に自動的に置き換えられ、ファイルは問題なくアクセスできます。

これは自動で行われますので、使っている側は気が付きません。

不良セクタが表面に出てきた場合は、「chkdsk」 や 「フルフォーマット」 で代替セクタに置き換えられます。CrystalDiskInfo や HDD-Scan 等で見付けることができます。

「chkdsk」 は下記のような内容です。

「chkdsk」と修復オプション ファイルシステムの修復
https://pctrouble.net/running/chkdsk.html

・「chkdsk」 は、ハードディスクのエラーをチェックするためのプログラムではありません。ましてや、ハードディスクのエラーを修復するものでもありません。
・「chkdsk」 は、ファイルシステムのエラーをチェックし、修復するためのプログラムです。つまり、「chkdsk」 がチェックして修復する対象は、あくまでもソフトウェア的なものであり、決してハードウェア的なものではないのです。
・一応、「chkdsk」 で副次的にハードディスクのエラーをチェックすることもできますが、内容はセクタエラーのチェックに限られ、しかも管理はクラスタ単位で行われます。これは、そもそも「chkdsk」の役割が、異常のあるドライブのファイルシステムをチェックし、修正するためのものだからです。
・従って、ハードディスクにエラーがあるかどうかを調べるために「chkdsk」を走らせるというのは、誤った使用方法であると言ってもいいかもしれません。たとえば、すでにそのドライブのファイルシステムで管理されている不良セクタについては、「chkdsk」を実行しても無視され、そのまま終了します。

「フルフォーマット」 は、Windows のフォーマット機能で 「クイック」 のチェックを外して実行します。

ハードディスクの物理フォーマット Low Level Format
https://pctrouble.net/storage/physicalformat_hdd …

・HDD メーカーが初めて HDD として形作る際に行うのが、物理フォーマットです。Windows の組み込み機能では物理フォーマットは実行できなくて、専用のツールが必要です。通常はメーカーが出荷時に行いますので、我々が使う時は、クイックフォーマットかゼロフィル=フルフォーマットになります。
・ただし、上記で言う 「物理フォーマット=Low Level Format」 は特殊なフォーマットなので、一般的に言われている 「ローレベルフォーマット又は物理フォーマット」 とは違うものになります。従って、ローレベルフォーマットを使うと混乱が生じますので、ここで、は敢えてゼロフィル=フルフォーマットと呼んでいる次第です。

不良セクタの検出するには、下記を使います。

「CrystalDiskInfo」の見方 SMART情報の確認
https://pctrouble.net/software/crystaldiskinfo.h …

<不良セクタや代替セクタに関するパラメータ>

・05 - 代替処理済のセクタ数:ハードディスクのファームウェアによって、代替処理された不良セクタの数。代替処理された不良セクタは、二度と使われない。ただし、ハードディスクの代替セクタ領域には限りがある。
・C5 - 代替処理保留中のセクタ数:ハードディスクのファームウェアによって、代替処理すべきと判定されているセクタの数。セクタ読み出しエラーが発生したセクタ。当該セクタの読み出しに成功すれば、代替領域へデータをコピーする。当該セクタに対して書き込みがあれば、セクタ代替処理を行う。
・C6 - 回復不可能セクタ数:データが失われたセクタの数。メーカーによって、扱いが異なる場合が多い。

CrystalDiskInfo は、SSD/HDD の健康状態を知るには良いソフトですが、内部の S.M.A.R.T. ステータスを使って表示しているだけなので、実際にエラーがあるかどうかが判らないケースもあります。HDD-Scan でチェックすると、そのエラーを確実に見つけることができます。

HDDの不良セクタの有無、不良セクタの場所を確認する「HDD-Scan」
https://neoblog.itniti.net/hdd-scan/

・HDD-Scan は、SSD/HDD の全域を読み出してレスポンスを測定しています。
・直ぐに応答したら緑、若干読み出しに時間が掛かっていると黄か白、応答がないと判断されると赤になります。赤がバッドセクタで、読み出せない部分になります。
・オールグリーンなら正常ですが、赤いマークが付いていたら要交換です。黄や白はそのうち読み出せなくなる可能性があるので、交換した方が安全でしょう。
・チェックを行う際には電源オプションでスリープを解除しておいて下さい。Windows 10/11 でも問題なく動作します。
・容量によっては相当時間が掛かります。

ただし、一度 「不良セクタ」 が表面的になった SSD は、「フルフォーマット」 で代替セクタに置き換えて不良セクタを無くなった状態でも、不安定な要素が残るみたいです。C:ドライブに使うのはかなり危険で、再び不良セクタ発生する可能性も十分あります。
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この回答へのお礼

ありがとう

SSDに不良セクタが発生したら新しいSSDに交換しようと思います!(`・ω・´)
ご回答ありがとうございました!(´▽`)

お礼日時:2024/04/15 17:12

HDやSSDは、公称容量以外に予備領域を必ず備えています。


現用領域に異常が生じた時に予備領域を使用しますが、
この異常検出と切り替えは、内臓コントローラーが(自動で)行います。

この切り替えや、現用+予備の同時利用(稼働容量の増加)など、
これらをサポートするアプリは無く、手動ではできません。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2024/04/14 14:52

HDDでもSSDでも同じですが、読み書き時にセクタ異常を検出したら自動で行うものですよ。

手動で行うI/Fはないと思いますが、自分が知らないだけで裏技はあるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2024/04/14 14:52

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