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空冷と水冷のメリットデメリットを教えてください。

A 回答 (8件)

 空冷は機構がシンプルでエンジンが軽く作れる。

メンテナンスも楽。但しオーバーヒートに弱い。

 水冷は、ラジエターや配管など機構が複雑になるのでエンジンが重く、メンテナンスもしにくくなる。
 ただし、熱には強くオーバーヒートしにくい。
と言う点でしょうか。
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エンジンの出力を上げて行った場合、最終的には熱との戦いになります。


エンジンの温度が高くなりすぎると、エンジンには焼き付きに代表されるトラブルの発生率が上がります。
その為、エンジンには冷却が必要となりますが、冷却の効率を考えた場合、圧倒的に水冷の方が有利です。
ハイパワーと言うことは、燃やす燃料の量が多いと言う事ですから、エンジンの発熱量も多くなります。

エンジンが出力を発生させる為の爆発は、レシプロエンジンの場合、エンジンの上部で発生しますが、その部分には、バルブやカムなどのメカニズムが集中し、基本的には熱を抜きにくい場所です。
ヘッドカバーの内側に入っていますので、空気を直接当てて冷却する事は出来ません。
この熱の抜きにくさは、2バルブより4バルブの方が抜きにくくなります。
ハイパワーを求めたメカニズムの方が、熱的には苦しくなる、と言うことです。
そして、エンジンのコンパクト化が進めば進むほど空気を当てる「エンジンの表面積」が小さくなりますので、空冷には不利になります。
水冷の場合、エンジンの熱的に厳しい部分に集中的に冷却水を流すことにより、熱量の多い部分の冷却の高効率化を図れます。
エンジンの小型化に関しても、空冷の方が辛いのが実情です。
コンパクトなハイパワーエンジンに、水冷が多いのはこの為です。

なお、マルチと呼ばれる並列の2気筒以上のエンジンの場合、間に挟まれた内側の気筒の冷却は、空冷エンジンではどうしても辛くなります。
V型空冷では、後ろのバンクが辛いですね。

水冷と比較した場合の空冷のメリットとしては、コストが安い、部品点数が少ない、見た目を好む人が多い、と言う感じでしょうか。

エンジンの内部メカニズムは、一定のクリアランス(隙間)を設定されています。
全く隙間が無いと、動く事が出来ませんから。
そのクリアランスは、エンジン内部の温度に大きく影響を受けます。
エンジンを構成している金属も、熱量が増えると膨張しますから、クリアランスは小さくなります。
エンジンの温度が上がりやすい空冷エンジンは、このクリアランスも狂いやすく、その為、エンジン内部の磨耗も激しくなりやすい傾向があります。
この磨耗の促進具合に関しては、エンジンオイルの影響もありますが、エンジンオイルも温度が上がりすぎると粘度が低下し、潤滑能力に代表されるオイル自身の能力的にも厳しくなります。

空冷、水冷共に4stエンジンの内部の冷却に関しては「油冷」ですが、このオイルに掛かる負担も、エンジン全体の温度が高くなりがちな空冷エンジンの方が大きいのが実情です。

空冷エンジンを載せたバイクに、どうしても好きなモデルがある、と言うならそれを選ぶしかないですが、機械的に有利なのは水冷エンジンですね。
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空冷と水冷の違いは、前者の方々が説明しているとおりなので割愛します



現在市販されているバイクの場合、そのバイクのコンセプトにより空冷か水冷かの違いで左右されており、

例えば、アメリカンタイプを水冷にしてツルンとした見かけのエンジンでは味気ないですし

最近は少し下火になってきていますがスカチューンのベース車が水冷ではエンジン周りをスカスカにできませんよね

フルカウルのレーサーレプリカでは、高出力のエンジンを効率よく冷やすために水冷にしていますね

面白い車種としては、ホンダのシャドーやスティードは、水冷なのですがわざわざ空冷のようにフィンをエンジンにつけてアメリカンテイストをだしています
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極端に書きます。


●空冷は安い。遅い。
●水冷は高い。早い。
もちろんどちらも普段の交通を走るのに不満はありません。
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空冷の方が暖機時間は短いです。

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 私は素人なので自信を持っては答えられないですが、こんな風に思っています。



 空冷と水冷のエンジンでの大きな違いは、その名の通りに冷却方式の他に、エンジン各部のクリアランスの違いにあると思います。
 以前、そのクリアランスの違いにより、空冷と水冷は、2stと4stほどの違いがあると思って良い・・・と教えられた事があります。

 つまり、空冷はゴロゴロとしたワイルドなフィーリングになり、水冷はスムーズなフィーリングのエンジンになる・・・もちろん、空冷でもスムーズなものや、水冷でもワイルドなフィーリングのエンジンはありますね。
 また、クリアランスの違いにより、空冷の方がより暖機を丁寧に行う必要があると思います。

 私個人としては、スズキの油冷エンジンのフィーリング一番好きです^^

 メリットデメリットからはちょっと離れましたが、こんな考え方も如何でしょうか?
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水冷は冷却水でエンジンの熱を吸収するのでオーバーヒートしにくい。

しかし、冷却水を循環するためのポンプや冷やすためのラジエターが必要で重量が重くなり、コスト面でも上乗せされる。
空冷は走行中の風を当てて冷やすので水冷のような定期的な冷却水の交換やポンプやラジエターなどの部品は不要ですが、ノロノロ走ったり、止まっていると真夏の日はオーバーヒートするかもしれません。
水冷は空冷よりも放熱しやすいので同じタイプのエンジンでも性能は上です。
今までに空冷と水冷のバイクを両方乗ってきましたが、その差はあまり気にはなりませんでした。
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私は経験上、こんな風に理解しています。


空冷(CB250RS-Z、CBR400F)の場合:
・長時間運転して熱ダレしてくると、パワーが落ちてくるのが実感する。でも動く。
・タペットクリアランスがずれてきて、「カチャカチャ」「バチンバチン」とタペットの異音が発生してくる。このとき販売店に調整をお願いしたのだけど、この調整がうまくいきませんでした。

水冷:(VTZ250、CBR600)の場合
・熱ダレしにくく、パワーダウンしにくい。でもオーバーヒートしたら、まったく動かなくなる。エンジンを止めて30分自然冷却させることに。クーラントの減りに要注意。
・タペットクリアランスのズレがおきにくい。異音がしないので精神衛生上HAPPY。

こんな感じです。
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