あなたの習慣について教えてください!!

承認欲求なら誰にも負けない、っていう自信で自己肯定感を高めたいと思うのは、やっぱり承認欲求が強いからなのでしょうか?
「上に勝てないなら下で勝ちたい」って心理なんですが
そんな欲求があるということはやっぱり承認欲求が強いということでしょうか?

A 回答 (2件)

承認欲求は持っていても良いですが「強すぎる」と批判される場合は反省が必要だと思います。



以下は長いのでお暇なときにでもどうぞ。

●はじめに

自己肯定感が低いと悩んでいるようですね。自己肯定感の低下による弊害として「アドバイスを受けても批判されているように感じる」そうです。ですので以下については「批判されている」と感じても頑張って読んでください。全体で貴方の側に立ってアドバイスをしようと時間をかけています。その点は安心してください。

どの様な状況に置かれても、他者の共感を得られれば「助けようとする人」が現れるでしょう。まずはこれを固く信じましょう。助け手を集めたり「上手に活用するやり方」を学んだり、実践すしたりすることで見通しが良くなるはずです。こちらの実践について問えば答える人は多いと思いますよ。

●「承認欲求が強すぎる」と批判される本当の意味

承認欲求は誰にでもありますし、マズローの5段階欲求によれば「生理的欲求(排泄、睡眠、食欲・・)」「安全欲求」「親和欲求」の後に続く欲求です。俗に「承認欲求が強すぎる」と批判されるのは「罵倒の意味」が強く「本当に指摘されている悪さ」は他にあって文言通りではありません。

他者が指摘したいのは、

「共感力に欠ける」

と言う部分でしょう。

健全な人であっても肉体的不調や精神的疲弊などで「自己肯定感」が低くなり「共感力が減退する」ことがあるそうです。また「人格障害」と呼ばれる障害を持つ人は共感力が無く自己反省が出来ない人が多いようです。

●共感力が低いと承認されているのが分からない

承認欲求では難しいので生理欲求を例えにします。

飢餓感が欲求を作ります。しかしもしも「満腹感」感じる部分が壊れていたらどうなるでしょう?食事は足りていても苦しさは残ります。仏教ではこの様な状態になった人を「餓鬼」と称して諭しています。食物が食べるそばから燃えてしまうそうです。そのため飢えの苦しみが続く。その欲求の炎が食物を燃やしてしまうんです。悪循環ですよね。

「承認されたことを感じる力も共感力なのだ」

言葉にして誰かを分かり易くほめる。ちやほやする。等と言うのは現実世界にありません。それが出来るのは「非常に自己肯定感が高い人」だけです。自分に対する自信が無ければ劣等感を感じてしまい、相手を褒める行為は難しいでしょう。そのため「分かり易く褒めてほしい」という願いは生きている間中満たされることは(ほぼ)無いのです。

つまり共感力は「わかる力」であり「同情する力」「迎合する姿勢」ではありません。分かった上で敵対しても構いません。単なるセンサーです。

●メディアによる間違いの流布

異世界転生ものに対して「承認欲求が強すぎる」趣旨の批判もあります。これは単なるご都合主義が批判されているのではありません。また「作品によっては読みごたえ見ごたえがある」名作もあると思います。では何が違いなのか? 先ほど述べた通りです。

「どんなに凄いことをしても普通の人が誰かを褒めるのは
 稀なんだよ。凄いことをすればするほど相手の劣等感を
 刺激してほめてもらえない。これは親友が相手でも同じ。
 この話が本当なら異世界の住人は自己肯定感が高すぎる。
 良人格の化け物の様な人ばかりとなる。そういう人達に
 囲まれたら劣等感が激しくなるだけだよ」

という人の心理(自己肯定感に由来する他者への称賛行動)を踏まえた批評であるという事です。本来は「自分を認めた人」の微妙な行動の差異を読み取って満足するものです。そういう部分の違いを描き分けている作品は名作であると思います。

●自己肯定感をあげるために

自己肯定感を高める方法は知られているようです。何某か悩みがあって心は疲弊しているならば「まずは体調の回復」を優先しましょう。以下は「元気が出てからやるべき事」と思って下さい。

1.自分の良いところを見つける
2.他人と比較しない
3.小さな目標を設定して達成する
4.ポジティブな人と接する
5.ネガティブな感情を受け入れる:
6.心地よい環境を作る
7.心理学やカウンセリングを通じて自己理解を深める

等だそうです。

●共感力を高めるために

共感力の正体は想像力です。想像をする習慣が大事であり、想像があたっているか検証をすることもセットで習慣化します。私はアラサーの頃に始めました。3年くらい実践しました(それまでは人の気持ちが分からないと親や家族から批判される暴れん坊だった)。そのあとでEQ力測定を行う機会があったんですが「共感力の偏差値が78」あると結果が出ました。おそらく親や家族も超えていると思います。なので意外と簡単に高めることが出来ます。人生の序盤でモノにしておいた方が得ですよ。

1.相手の話をよく聞き、表情や仕草も観察する
2.相手の立場を想像し、その時の気持ちを自分として感じる
3.相手の話を言葉に出して反復して(自分の理解を)確認する
4.異文化交流をする
5.小説や映画を楽しむときに登場人物それぞれの感情を想像する
6.日常生活の中で、人々の行動や表情を観察する
7.その他、共感力を高める本を読む

上記の様に相手の心を想像する練習ばかりになります。

●取り急ぎ楽にできること

私は子供時代から「人の気持ちが分からない」言われ続けてきたのがトラウマになっています。そのため今もなお「日々共感力を落とさない様に」練習を続けています。

そうした場所として本質問サイトを活用しています。なるべく多くの質問に目を通すことにしています(流れた分は放置ですけど)。これは回答することが目的ではなく、質問者の心理を想像したり、回答者の心理を想像するための「お題(練習問題)」として捉えている部分もあるからです。質問者の気持ちが全く分からなくなる時もあり(体調などで)、中々難しいと感じています。

共感力を高めるための方法で述べた「相手の立場で想像する」「人間観察をする」という二つの目的が満たされます。そして疲れたときは映画やアニメを見ています。全て共感力を向上させるためにやっています。とはいえ「趣味としても楽しい」わけですから苦痛を感じたことはありません。

私が良く訴えるのは「その時間を何かに使えないのか?」という指摘です。と言うのは私がやっている事を続けた場合と「憂さ晴らし目的」の問答を続けた場合に大きな差が出るからです。3年で共感力がかなり向上するわけですからね。機会損失を考えたら私と同じ事をしてほしいと思うのです。

●最後に

雷破さんの本質問に回答した理由は「よく見かけるハンドルネーム」であったことが大きいです。以前に回答しているかもしれませんね。とはいえ「その程度」の理由でも承認されるという事です。他にどのくらいの質問者が投稿しているか数えていますか? 私にとっては数多ある質問の中からあなたを選んだんです。こういう承認では満足できないですか? 質問に回答が付くというのはそれ自体が奇跡的な確率でしょう。そういう部分に驚いて幸せを感じられれば幸福感も高まるでしょう。今はそうでなくとも「感度の方」に問題があるのだとして取り組めば必ず道が開けますよ。

多くの人に承認されているのに分からないでいたら勿体ないじゃないですか。そちらの方を少しだけでいいので何とかしましょう。

以上、ご参考になれば。
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上で勝てないなら下でも勝てないです



中でも勝てないとおもいますよ



承認欲求はおいといて
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