No.7ベストアンサー
- 回答日時:
すべての生物で完全に分ける生物学的な判断基準などありません。
ただし傾向はあります。
足や脚は体の中で、主に体を支えたり、移動を司る器官に使われます。
哺乳類の脚と昆虫の脚、貝の足、ウニの足は全く違う器官ですが、使用用途が体を支えることと、移動をすることなので、同じく脚と呼ばれます。
手や腕は何かを掴むために使用する器官に使われます。
人間の手と馬の前足は同じ器官ですが、前者は手で後者は脚と呼ばれます。
体からウネウネした器官が伸びて、物を掴む場合は触手や触腕と呼ばれます。
しかし、ザリガニのハサミは鋏脚であって鋏手や鋏腕とは呼ばれません。
先の方も出しているタコは頭足類と呼ばれますが、器官自体は腕と呼ばれます。
ティラノサウルスのような二足歩行の恐竜も前肢と呼ばれますが、手や腕とは呼ばれません。
さらにここにヒレとハネ、翼が加わります。
泳ぐ為に平たく進化した部位はヒレと呼ばれます。
イルカの前足と尾はヒレと呼ばれます。
しかしウミガメの前足はヒレなっていますが、ヒレとは呼ばれません。前足です。ワタリガニも平たい脚で泳ぎますがヒレとは呼ばれません。脚です。
鳥やコウモリ、翼竜は前足が翼になっていますが、これは学術的には羽とは呼ばれません。
羽は正確には羽根と表記され、枝分かれする毛の事です。最近だと鳥から遠く離れたトリケラトプスの仲間や翼竜からもそれらしき痕跡が見つかっていると話題になっています。
対して昆虫が飛ぶのに使用する器官は翅と呼ばれて翼とは呼ばれません。
カブトムシのグループのように、前翅が硬化して飛ぶためよりも体を守る器官として発達していても、変わらず前翅と呼ばれますが、カやハエの仲間は後翅が退化して棍棒状になっていますが、これは平均棍とよばれ、翅とは呼ばれなくなります。
このように学術用語には広く一般に通用する規則はありません。
生物ならちかしい分類群でその学会があるので、そこで共通していればよいのです。
学術用語は学会内での情報交換を円滑にする道具ですから、学会内で通じれば何でもいいのです。
手と足を厳密に区別する必要がある学会などないのですから、どこを指しているのかが明確なら問題ないのです。
No.4
- 回答日時:
「前足」を「手」と呼ぶこともあります。
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