
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
そんなバカなと思うかもしれませんが、実は大昔、此処で問題にしている
濁音というものを現す専用文字があったという説があったという伝説あり。
まあ、俗説というか嘘でしょうで片付けるべきかも。
それによれば、濁音となる記号に変わる濁音文字というべき漢字が来る前の神代文字というべきものがあったのか。まあ、濁音専用文字と新たに考えるべきか。いや嘘でしょうで片付けるのは簡単で偽説と言えばそれもありになる。つまり「宇治」は「うち」で「ち」の部分に特別な文字を用いて「ぢ」となる。「つ」も特別な文字を使えば、全体で「しづく」に出来るかも。
漢字なら「未だ」も「いまた」から「いまだ」と変化して「だ」と読める専用文字が実はあったなんて、驚きということか。そうなると「憂う」は「うれう」で「憂し」は「し」に「じ」とはならない清音文字が逆にあったことになりますか。つまり「うれし」と読み仮名表記で「し」は濁らないよに出来るかですね。
いや、そんなの嘘でしょうでこの説を俗説と葬るなら、それもありというのが現代国語学者の答弁とするべきか。つまりこれを詭弁と呼んで退けるは
ご自由ですとなります。
まあ俊頼さんの説で上記の説を葬るなら、どうぞどうぞですが。
ごめんなさいね。「はなつきかぜ」(花月風)さんへ。失礼!
No.2
- 回答日時:
平安時代は濁音付きで話をしていたと思いますが、文字には濁点がありませんでした。
濁音も、濁点なしの清音の文字を使っていたのです。だから発音は違っても文字上は掛詞が成立していたわけです。その辺は当時の貴族や学者などの知識階級の常識だったのでしょう。
当時は、文字を使う知識階級はそれほど人数がいない頃ですから、それでも問題が無かったのでしょう。
その後、鎌倉、室町と人口も増え、産業も発達するにしたがって、文字が必要な人々が急速に増えました。
それで不便を感じた人々が、各地で自前で作った濁点を付け出すようになりました。
現在の2点方式の濁点に統一したのは、戦国時代を統一した豊臣秀吉政権であると考えられています。
No.1
- 回答日時:
平安時代には日本語に「濁音」がなかったのですよ。
ですから「宇治」と「憂し」も同じ「うし」だったのです。
かな文字に欠かせない「濁点」が誕生した理由とは?
https://news.line.me/detail/oa-japaaan/938176a51 …
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うぢの濁点がないと、「うち」ですが。
俊頼髄脳によると、「ここは濁るなり」とあり、当時から同じ表記で、清音と濁音を区別していたと思います。
藤原定家は、「また」を「未だ」と「又」を区別すべく表記していました。
江戸時代の和歌の本を読むと、契沖あたりから、濁点が見えます。おっしゃるとおり、貴族階級は困らなかったのですが、江戸時代になると、庶民も古典を読むようになったので、寺子屋で教える様になり、濁点が必要になったのでしょう。
濁点が豊臣政権と言うのは、初めて知りました。
以下は、拙コレクションのうち、古今集に濁点があったものです。
古今集
水の面にしづく
有り難うございます。
見れば分かる「うぢ」と「うし」を誰も疑問に持たず、憂しの掛詞に長年疑問を持ち、江戸時代の解説本でも、どの本でも同じ論でした。源氏物語宇治十帖の歌の湖月抄でも同じでした。
>濁音というものを現す専用文字があったという説
万葉仮名では、濁音のある字とそうでない字を分けています。婆、波など。
俊頼髄脳は、我々に当時の歌を伝えています。
未だ(未だ踏みもせず天橋立)と「いまだ」とは読んではおりません。又(又や見む)もあります。