2024年においていきたいもの

押上から八幡とか、そんなにお金ないんですかね

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A 回答 (2件)

こんにちは。



京成の新本社は京成百貨店(八幡店)の跡地に作られました。
移転理由は、

▪上記の通り、元々土地を持っていた。
▪押上にあった本社は老朽化しており移転を検討していた。
▪本社移転を検討していた時、京成八幡駅前では再開発が開始されるタイミングで位置や形状のデザインがしやすかった。
▪営業エリアである千葉県に密着した事業展開を行うためなどとしている。

昔は経営危機だった京成電鉄ですが、いまは逆にお金を持っている会社です。
ただ、八幡に移転して(しかも元々自社で持っていた土地)、空いた押上の土地を再開発した方がより利点がある。

そういう経営判断です。
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お金がないというより「組織防衛のためにお金を稼ぐ力を増やすための移転」だと思います。



たとえば、来年2025年には新京成を合併吸収します。今年の9月には関東鉄道を合併しました。どちらも元々京成電鉄の子会社ですが、合併することで「経営戦略を統合できる」わけです。

で、組織防衛のほうですが、これはディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドを子会社として持っていることが影響しています。
 オリエンタルランドの時価総額は8兆円、京成電鉄は1兆円ぐらいなので《京成電鉄を買収するとオリエンタルランドの経営に参加できる》として「京成電鉄を買収するのは効率がよい」と外資が狙っているのです。

なので、押上の本社用地に商業施設を作ることで隣のスカイツリーと相乗効果を得られます。
 また、成田空港まで路線がつながり、北総線や千葉ニュータウン線にも影響力を行使することで、スカイアクセス線の売り上げが好調です。

成田空港に関しては、第三滑走路の完成に合わせてターミナルビルを完全に作り替える計画もあり、たぶんその時には京成とJRの路線も複線化するでしょう。

つまり京成としては「人口減少の時代でも成田空港と東京を結ぶ千葉県北西部の発展で利益を出せる」と考え千葉県の八幡駅前に本社を移したのです。

そしてその利益向上で会社の時価総額が上がれば「京成の買収金額が上がって、お得感が無くなる」わけで、結果的に組織防衛になる、という事だと思います。

その上で「なんで八幡駅前なのか?」ですが、これはたぶん「都営新宿線があるから」です。

実は国や千葉県は成田空港を作るときに、都営新宿線の八幡駅から県営北千葉線という名前で新鎌ヶ谷駅付近から成田空港までつながる線路を計画していました。

今は廃案(未成線)なのですが、都営新宿線の八幡駅は京成本社のすぐ横の地下に埋まっているので、大深度掘削などをすれば再開することも不可能ではないです。

もし都営新宿線と北総線(スカイアクセス線)がつながると《都営乗り入れで新宿までスカイライナーが通せる》わけですが、本八幡-新鎌ヶ谷間のほとんどが市川市なんです。なんなら市川市だけ路線建設して大町駅付近で北総線に合流させることもできますので、そうすると「許認可は県と市川市だけで済む」ということになります。

今東京駅から新宿・渋谷方面はJRのNEXが成田空港アクセスを担っていますが、都営新宿線に乗り入れられれば、「早く安くダイレクト」に新宿―成田空港をつなげることができるようになります。

そのあたりの政治的駆け引きを含めて影響力を大きくしたい京成電鉄が市川市、それも八幡駅前に引っ越したと考えるのが妥当だと思います。
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