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先日、TV番組(題名のない音楽会)でオーケストラにおける2nd
part の役割がとりあげられ、チャイコフスキー「悲愴」4楽章で
主旋律が 1st Vn/2nd Vn にまたがって現れる例が紹介されました。
単独パートではわからない響きこそ合奏の醍醐味と思うのですが、
単純に 1st: Fis E D Cis H Cis
    2nd: H B Gis F F E  の冒頭にしなかったのは
なぜでしょう? 曲が曲ですから、作曲者のお遊びではないと想像
しますが、音づくりの上で特別の意味があるのでしょうか?

私は作曲法など知りませんし、ただチャイコフスキーが好きなだけ、
それも4~6番とか有名なコンチェルトとかのミーハーです。
専門家のご回答に限らず、ご同輩の想像も大歓迎。宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは。

想像でお答えいたします。私も初めてスコアをみた時、びっくりしました。大抵、第一ヴァイオリンに主旋律があるものと思ってしまいますから。しかし、チャイコフスキーには、かの有名な弦楽セレナードがありますから、弦楽器の効果にはかなり精通していたと思います。まあ、弦楽器に限らず、チャイコフスキーのオーケストレーションは大変勉強になりますが。さて、この終楽章の冒頭ですが、この悲しい旋律を第一ヴァイオリンのみが奏したとしますと、奏者個人個人の
主観的な感情が剥き出しになり、しょっぱなから感情移入が起こってしまいます。
第一ヴァイオリンは、感情剥き出しなのに、第二ヴァイオリンは、特徴のない冷めた演奏になってしまう。これは、作曲者の意図するところではなく、感情を抑えながらも奏者の感情移入を引き出せる素晴らしいアイデアだと思います。全く音楽は奥が深いと唸ってしまいます。
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この回答へのお礼

主旋律パートの感情移入を抑えて、合奏として感情を引き出す狙いですか。
なるほど、奥が深いですね。
10年以上も本棚に眠っていたスコアを引っぱりだし、どなた様のお答えも
楽しく読ませていただきました。しばらく開いておくつもりでしたが、
ますますポイント発行に悩みそうなので、物理的?な分析に唸らされた
nabayoshさん、感性でとらえられた kaiso2さんに発行させていただき、
質問を閉じることにします。ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/27 00:40

私もチャイコフスキーは大好きです。

演奏会でも悲愴交響曲を演奏しました。さて、第4楽章の冒頭ですが、指揮者がいうにはこの和音移行をスラーでなく、またノンレガートでもなく微妙に演奏する技法と解釈していました。実際、後半の盛り上がりの部分では普通に演奏していますので、やはり音色の違いを表現したかったのだとおもいます。
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この回答へのお礼

なるほど、旋律の移行を跨いでパート内にスラーがかかってますね。
そう思って聞くと、普通?に進行する104小節目のほうがストレートに
聞こえます。冒頭が「悲愴」なら再現は「悲壮」って感じでしょうか。
お返事ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/27 00:39

悲愴のトランペットのトップを吹いた経験者です。


そんなこんなで今スコアを読みながら答えています。

1stとヴィオラは9度の関係でほぼ同じ動きをしていますね。
2ndとチェロもそれほどではないけれども9度が多いです。
ということは、1stと2ndの関係だけではないですね。

最初に考えたのですが、1stと2ndを両翼に配置することを作曲家が意識したと考えられます。
vla vc
1st 2nd
これだと、音が交互から聴こえます。
ヴィオラとチェロも同じように交互に響くようになりますから、合奏としてもやりやすいのではないでしょうか。
ただし、仮にそうでないとしても、音が別のところから聴こえてくるというだけでも効果があります。

これは4楽章の都合だけの話で、基本的には、
2nd vla
1st vc
がふさわしいと思います。

そんなことで。
蛇足になります。
第2楽章のホルンのラ(下)ラ(上)ラ(上)ラ(下)とその逆というのは確かに驚きますね。
ホルンはあと3連符のタイがかわいそうだ・・・
っていうか、ラッパも相当難しいんですけどね。よくあんな曲ができたもんです。
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この回答へのお礼

1stVnと2ndVnは隣と思い込んでましたが、1stVn-Vla-Vc-2ndVnの
配置なら、両翼から交錯する主旋律がやるせない苦悩を醸し出すかも
しれませんね。そう思って聞いてみましたが、私の耳には「猫に小判」
のようで・・・ 手元の演奏が両翼でなかったことにしておきましょう。
お返事ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/27 00:38

単純にそうかくより、おもしろい音,効果的な音が出せると思ったからではないでしょうか。



別に旋律がばらばらに複数の楽器にまたがって悪いわけではないでしょうし・・。
旋律の一貫性というか、統一感という意味では劣るのかも知れませんが,
音響効果というか、音の定位とか、意外性なんかで面白いのではないかと。


私は,第2楽章のホルンの方が意表をつかれましたね。
はじめて楽譜見たときは驚きました。
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この回答へのお礼

言われてみれば2楽章のホルンはオクターブ跳躍が掛け合いになってますね。
nabayoshさんも書いて下さったように奏者泣かせの譜面だろうと思いますが、
おかげで私の耳にも「単純な同音の並び」とは違って聞こえます。で、2楽章
のホルンに「なぜだろう」とは感じませんでしたが、5拍子なのにワルツに
聞こえるのは不思議です。早々のお返事ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/27 00:35

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