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細胞の固定にパラホルムアルデヒドを
使おうと考えております。
粉末はあるので溶液にしようとしているのですが
文献、サイトによって異なります。
例えば、蒸留水にパラホルムアルデヒドをいれ温める際の
時間や温度が異なります。あまり大差ないのでしょうか?
また作成したパラホルムアルデヒドはオートクレーブで
滅菌可能なのでしょうか?

A 回答 (4件)

方法はどうであれ、「沸騰しない程度」に「溶けるまで」加熱すれば良いです。

オートクレーブはかけてはいけません。フォルムアルデヒドは固定剤、防腐剤ですから、腐りませんし酵素などがコンタミしても不活性化するので必要ありません。むしろ、分解、有害ガスの発生が起こる危険性があります。

メーカー、グレードによって程度は違いますが、パラフォルムアルデヒド(PFA)は、水に溶かすと酸性に寄ります。これをNaOHで中性付近にしてやらないと、加熱しても溶けません。
私は、以下のようにして8%、10%、または20%のストック水溶液を調製します。
1)作る体積の10倍程度のフラスコに、出来上がり体積の位置のしるしをつけておく。
2)PFAを計量し、三角フラスコに入れる(粉末を吸わないように。マスク、ゴーグル着用が望ましい)。
3)純水をしるしのところまで入れる。
4)10NのNaOHを少量入れる(1g PFAに対し、10-20 microL程度)。
5)ドラフト内で、軽くゆすりながらバーナーで加熱する。時々火から離し、沸騰ないように加減して。
6)しばらく様子をみて、溶け残りがあるようだったら、少量ずつ10NのNaOHを加えて続行する(入れすぎ注意)。完全には溶けきらないかもしれません。全体が透きとおったら、少々顆粒が残っていてもかまいません。
7)しるしにあわせて蒸発分の純水を補う。pHペーパーでpHを確認。おおよそpH8.5を超えていないように。
8)ろ紙でろ過し、4度で保存。有効期限はおおむね一週間(フレッシュなのを使うのが原則)。
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当方ではPFA溶液は使う時に2~4%の溶液をつくっています。

粉末をねじ蓋付きの遠沈管に入れてPFA 1gに対し100~150microLの1N NaOH溶液と水を加え、溶かす時は55~60℃の水浴で温めています。粉末が溶けたら室温までゆっくり冷却したのち、PBSなどの緩衝液を加えて固定に使用します。
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当方ではPFA溶液は使う時に2~4%の溶液をつくっています。

粉末をねじ蓋付きの遠沈管に入れてPFA 1gに対し100~150microLの1N NaOH溶液と水を加え、溶かす時は55~60℃の水浴で温めています。粉末が溶けたら室温までゆっくり冷却したのち、PBSなどの緩衝液を加えて固定に使用します。
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当方ではPFA溶液は使う時に2~4%の溶液をつくっています。

粉末をねじ蓋付きの遠沈管に入れてPFA 1gに対し100~150microLの1N NaOH溶液と水を加え、溶かす時は55~60℃の水浴で温めています。粉末が溶けたら室温までゆっくり冷却したのち、PBSなどの緩衝液を加えて固定に使用します。
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