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今お芝居・演劇の稽古をしています。
昨日、これって何の意味があるの?って言いたくなる稽古があって疑問に思ってるので聞いて下さい。

台本を渡され、そこには3人の登場人物がいます。
細かなセリフもありますが、大雑把に内容をいうと、
一人が呪いにかけられて、霊となって、異様な形相で2人に襲い掛かると書いてあります。
他の2人は恐れおののき、恐怖で逃げまわる。というところで台本は終わってます。

しかし、その通りにやると、講師が怒るのです。
どんな芝居が褒められていたかというと、

例えば、それをコントみたいな喜劇にしたり、
または1人が同性愛の役で、2人に自分とのセックスを強要したりとか・・・
もうはっきりいって台本なんて完全無視です。

『霊の乗り移った表情を見て恐怖におののく』
と台本に書いてあるのに。

以前、他の芝居の講師に習った時は、彼はこういいました。
『台本やストーリーを、本番で変える事はしないので、どんなに可愛い子が目の前にいても、台本に『恐怖』と書いてあったら恐怖を演じろ!』

それは納得いきます。ストーリーを変えたら、その後まで変えなければいけないと思うからです、

なので、台本無視して、それを喜劇に変えて
『いい芝居だ!』と言われてる人を見ても全然納得がいかず、戸惑ってます。
私は脚本家でもないので、台本とまったく違うものを作る事も、オチを作って講師を喜ばせる事も考えられないし、納得もいきません。

この稽古の内容はどんな意味をもって、何をやらせて、なにを見たいのか、どんな意識を持ってやるべきなのか、分かる人がいたら教えてくれませんか?
お願いします!!!

A 回答 (3件)

私もほぼ同じ意見ですが。


たしかにその講師のやり方はむちゃくちゃのような印象を受けますが、その講師の要求をやりとおすことは役者の成長にとってまったく無駄ではないと思います。

あくまで推察ですが、おそらくその講師はいかに台本をもとに役を膨らませることができるかを見ているのではないでしょうか。

たとえば、逃げ回るシーンでもやり方によっては人間の汚さの見えるブラックなものになるかもしれないし、コメディかもしれないし恋人が手と手を取り合うラブストーリーになるかもしれない。どれかをやるためにはその前の段階で二人の関係性を客に見せることが必要になる。

台本に書かれたことをただやる、演出家になにかいわれるまで口をあけて待っている役者ではだめだということではないでしょうか。おそらく。

ただ稽古の目的が受講者に明確につたわってないとなるとちょっと問題ですね。やはり講師に質問してみるのがいいでしょう。
稽古場はうまく演じる場所ではなく、試して、失敗して、質問して、成長する場です。わからないことはわからないと手を挙げてください。
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この回答へのお礼

参考になるご意見、ありがとうございます!
色々きくのも勉強ですね!
やる意味がわかってきてすっきりしました!
回答ありがとうございます!

お礼日時:2005/06/24 15:10

その演出家、講師との感覚が合わないのでしょうね。


どのような所で芝居を習っているのかわかりませんが、師を選ぶ時は学校なのであれば事前に授業を見学したり、外部での芝居なのであればその演出家の芝居を観てから習えばこのようなとまどいにあたる事はないと思います。
私の通っていた劇団や学校では「演技」と名のついた授業にしても先生によって「パフォーマンス」「コント」「即興演技」色々ありました。
その選択を間違って取ってしまったのではないのでしょうか?

しかし自分も芝居をやってるものとしてすごく気になった事があります。

>私は脚本家でもないので、台本とまったく違うものを作る事も、オチを作って講師を喜ばせる事も考えられないし、納得もいきません。

とありますが、あくまで私の考えなので少し厳しく言います。
ruru1234さんが今後どのように芝居に携わっていくのかわかりませんが、渡された台本を演じる事なら素人でも出来ます。
台本そのままの事をやるなら別に演技を習っている人でなくても、その場で脚本を渡されて読めと言われれば誰にだって出来る事です。
「台本とまったく違うものを作る事」が出来ないや「講師を喜ばせる事も考えられない」というのは演技を習うものにとって問題外の発言だと思いました。
今は稽古だから甘えも許されてるかもしれません。
しかし舞台はナマモノです。
いつ何時なにが起こるとも限りません。
相手がまったくセリフをすっ飛ばして全然違うシーンをやり始めてしまいました・・・
いきなりステージの照明が落ちてしまいました・・・
不測の事態が起きた時にもruru1234さんは「台本とまったく違うものを作る事」は出来ないのでしょうか?
一人台本に則ったままの芝居を続けるのでしょうか?
その時その時の状況に応じて「台本と違うことをしなくてはいけない。」という事は芝居をやるうえで必ず必要になってきます。
そして芝居をする事は「客を喜ばせる」ことにも繋がります。
自分の事を知っている講師一人を喜ばせられずに自分を知らない何人もの客を喜ばせる、満足させる事が出来るのでしょうか?
今までどのような演技指導を受けて来たのかわかりませんが、演技をする事、芝居をする事、舞台に立つこと・・・その事の基本を考えてみて欲しいなと正直ruru1234さんの質問を見て感じました。
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この回答へのお礼

大変参考になりました!
回答ありがとうございます!

お礼日時:2005/06/24 15:10

はっきり言いまして、「無条理な事を言う演出家は山ほどいる」と言うことです。


本当の目的を言わずに稽古させる人も中にはいます。
また、台本を渡したものの、上記のように完全無視する人もいます。

ただ、今回のケースで言いますと、

>『霊の乗り移った表情を見て恐怖におののく』
と台本に書いてあるのに。

と有りますが、
それが「喜劇ではいけない」とは書かれていないわけです。
むしろ「恐怖におののく」というのをいろんなとらえ方が出来るわけです。
恐怖におののくのをコメディー風にしても問題ないわけです。
なので、「恐怖におののく」と言うことを本当に恐ろしい風にやるのも演技力の勉強でしょうし、コメディー風にするのも発想の転換の訓練になるわけです。

芝居の稽古で「即興芝居」の訓練はしたこと有りますか?
即興で次々に芝居を続けていくモノです。
これは、本番に思いがけないトラブルがあったときにいかに芝居を繋げて芝居の本筋に戻しオチまで持っていくかと言うことに生きてくるモノなんですが、
それに通じるモノはありますね。
つまりは「恐怖」をどう受け取るか、と言う違いなんです。
いろんな思想の演出家がいますから、思想の合わない人がいても不思議ではありません。
今回の演出家が「合わなかった」と言うだけの話です。
正しい、間違っているの問題ではありません。
その人にはその人なりの演出論があって、
ruru1234さんにはruru1234さんの演技論がある、そこの食い違い、と言うことなんだと思いますよ。

結論としては、「どんな意味があるのか」というのはその演出家に聞かなければ分かりません。
直接聞くことも勉強ですよ。
あくまでも上記のことは私の経験論と想像の話です。
なので、合っているとは言いません。
間違っているかもしれません。
たふぁ、そういう経験をした人もいるんだよ、
と思って頂けると幸いです。
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この回答へのお礼

大変参考になりました!
回答ありがとうございます!

お礼日時:2005/06/24 15:09

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