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キャストが海に潜って撮影したそうですが、2人の周りをぐるぐる回ったり近くで暴れたりしていた鮫は、実際にあの海に生息しているのでしょうか?かなり近くに迫って来ていましたが、人を襲うという危険性はない鮫だったのですか?

鮫の種類に詳しくないので、「どうやって撮影したんだろう、少しでも食いついたりはしなかったのかな?」と終始ハラハラしっぱなしでした。詳しい方教えて頂けると幸いです。ダイビングの怖さをちょっと体験できた映画でした。

A 回答 (1件)

 まだ見ていないので申し訳ないんですけれど。

といっても、私もサメの種類にあまり詳しいわけではありませんので、見てもわかるとは思いませんが…。

 公式サイトのプロダクションノート「」のほうに種類が書かれています。
http://www.openwater-movie.jp/
 ほとんどはオグロメジロザメであり、一部がオオメジロザメだったそうです。約50匹おり、訓練士がついていて訓練されたサメだったとのこと。プロダクションノートに、マグロの肉を多数投げ入れてサメを惹きつけた、とあります。

 映画に使われているメジロザメ2種はどちらも、流線型のいかにも「サメ」といった姿をしていますが、オグロメジロザメのほうは撮影に向いた種かもしれません。近くによっても行動に変化がないならば、一緒に泳げるほどの種です。人にその勇気があればですが。
 とはいえ、人間に危害を加えないわけではなく襲撃例はあります。(縄張りに入ったり、発情期や幼い子どもをもっている群れに近づいて威嚇された例など)珊瑚礁に多く棲んで非常に目撃例の多いサメですが(ダイバーの方ならご存知のはず)、同時に威嚇行動の多いサメでもあります。
 
 ちょっとびっくりしたのが、オオメジロザメのほうです。これは口に入るものはなんでもかじるといわれるサメで、海で浮いている人間をこれさいわいと襲った例も多く、非常に危険と言われます。個人的にはあのホホジロザメと同じぐらい怖いです。
 有名映画「ジョーズ」が下敷きにしたサメによる連続襲撃事件の犯人はこの種だったと以前読んだサメを詳しく扱った本に書いてありましたので印象的で、よく覚えています。
 特に濁った水域ではサメも確かめずに噛むでしょうから、マグロの血で濁った海での撮影は、俳優はかなり危険だったのではないかと思います。どのような訓練をしたのかわかりませんが・・。

 しかしプロダクションノートによると女優が噛まれたのはサメではなく、バラクーダとのことです。サメと違い、訓練が困難だからでしょうか?(サメの訓練も困難ですが・・・)
 サメのほうが体も大きく、致命的な傷を負わされる可能性は高く、映画のイメージもあってより怖い生き物ですが、ウツボやこのバラクーダのような身近にいて攻撃的な魚のほうがよほど危険と思います。人を襲うオオメジロザメも、実際にはフカヒレ目的の乱獲により、数を減らしつつあるようです。
 サメはその生態や能力など、非常に魅力的な生き物でもあり、このような映画は好きですが、同時に残念な気持ちも少しあります。

 サメについて詳しいサイトがあり、こちらで「人間にとってもっとも危険性の高いサメ」を紹介しています。
http://www.hk.ntt.net/~jdc/biginer's/samekaisets …

参考URL:http://www.hk.ntt.net/~jdc/biginer's/samekaisets …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
教えて頂いたサイト、拝見しました。かなり詳しくサメについて載っていますね。とても興味深かったです。
映画を見ただけではどういうタイプのサメか分からず、あんなに近くに寄って怖いなぁと思いました。でも訓練されたサメだったのですね。プロの方が近くにいたとはいえ、俳優達は相当緊張していたんじゃないかな?と思います。CGじゃない分、本当にリアルでゾクッときました。

サメは大人しいタイプが多いものの、やはりテリトリーに侵入したりいたずらしたりしたら、襲ってくることもあるんですね。当然といえば当然ですが。海の中には、人間の知らない、入れない領域があるんだなぁと感じています。
ホホジロザメは水族館にはいないそうですが、映像でもいいから見てみたいような気がします。怖さと同時に、興味もあります。サメってまだまだ不思議な生き物ですよね。フカヒレは今では当然のように高級料理店で取り扱われていますが、サメそのものに関しては、人にとって、まだまだ未知なる生物であるように思います。

乱獲や、全てのサメ=人を襲う獰猛な生き物という構図も、問題ではありますね。今回、サメについて色々詳しく知ることができて、良かったです。早々に回答を下さりありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2005/07/01 00:28

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