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現在大学4年生で、卒論のテーマで「精神病理と書く事」についてやろうと思っているんですが、精神病の作家と言うと芥川や三島、太宰くらいしか思いつきません。
他にも「この作家が精神病を患ってたよ~」という作家がいたら病理名と共に教えて下さい。
出来れば「書く」という行為が精神病理にどう影響したかを知りたいので、良い症例と悪い症例が顕著に出た作家が知りたいです。
それと、既に亡くなっている作家である事。
過去に何件か研究論文が出ている事が望ましいです。(全く無いのも書き難いので…)

因みに専攻は臨床心理です。
今更ですが「精神病」の言葉に対して不快に思われる方がいらしたら申し訳有りませんでした。

A 回答 (7件)

心の病に関しては原因のよくわかっていないものもあります。

同じ症状でも複数の要因が考えられます。
ちゃんとカルテを取り寄せるつてがあるか、精神医学の単位をもっているかでないと、その手の研究はすすめられません。
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この回答へのお礼

申し訳ありませんが此方でまとめてお礼を書かせて頂きます。

此方が卒論のテーマ、やりたい事等を詳しく書いてない為に皆様のお手を煩わせてしまったみたいですね、失礼しました。
また、その作家が生きた時代背景を検証する為にも日本の作家が良いというのを付け忘れておりました。(個人的に外国人よりも日本人の気質に興味がある為もありますが)
再度、申し訳有りませんでした。
皆様の意見を考慮しつつ卒論を書き上げたいと思います。
改めまして、有難う御座いました。

お礼日時:2005/07/21 22:40

回答の中に不適切な表現がありますよ。



関係者が見たらたいへんな問題になりますよ。
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 ひところ、精神分析や精神病理学的なアプローチが文芸批評ではやったことがありますので、あるといえばほとんどすべての作家に、そのような説や解釈、アプローチはあります。

調べればいくらでも出てくるでしょう(国文関係の論文は国文学研究資料館のHPで検索できます)。
 実際にどうであったか、ということについては、それぞれの主観によるしかない部分もあるのですが、みなさんおっしゃっているとおり、「精神病だから」という問題だけでなく「なぜ精神病になったか」(外因的=芸術的事情)という面を見落としては書くという営為を考えることはできないでしょう。
 また、精神病といっても、たとえば分裂症であるというのと、分裂症気質である、というのはまったく違った意味があると思いますので、その点には充分に注意してください。
 実際に発狂した作家としては、たとえば宇野浩二がいます。斎藤茂吉(ご存知のように彼は精神科医です)が診察して、精神病院に入院させていますので、医学的文献をひょっとしたら手に入れられるかもしれません。もっとも宇野は全快して、後年復帰していますが……。
 現在では(「精神病」の範疇に入らないかもしれませんが)、北杜夫が躁鬱病患者として有名です。彼は躁の時期と鬱の時期で作品の質がかなりちがうといわれているうえに、自身精神科の医者ですので、かなり自己分析的な評言も見られます。
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他の回答者の皆様が御述べになっているように、


私も例えで出している作家たちが「精神を病んだ」と前提している事は間違っていると思います。
作家の精神性はそのときの時代背景・個人的生い立ち
作家的立場・必然または偶発的な事象によって引き起こされる作用ではないでしょうか?
No.3さんが仰っている様に、例えば芥川と昭和初期のプロレタリア文学の脅威・彼自身の文体へのこだわり、悩み→同時代の志賀直哉への文体への憧憬・薬物の関係・閉塞的な当時の純文学の状況・時代の唯美芸術を許さないような時代的流れ・・・
それらが絡まって芥川の精神的化学変化が生じたと様々な文芸評論家が此れまで研究してきています。

あなたのように先ず、「精神的化学変化」がありきで作品や執筆に与えた影響を述べるのは危険に感じますし、御専攻の臨床心理学の構造上でも出発点が違うのではないでしょうか?

作家は「狂し」て作品を発表してきたのではなく、自身と周囲を関連させながら世に異端ととられるものを書き上げてきたと思うのです。
その過程で常人がしない努力や悩み、焦燥、周囲との軋轢があるのではないでしょうか?
(単に精神が脆弱な作家も少なくは無いでしょうが・・・)
しかし、(特にあなたが死後と規定されている)作家たちは後世に作品を残した人達ですから、(『発表する』事の自己との闘いとしては)精神性は強く、弾性もあったのではないでしょうか?

研究テーマの出発点をもう一度確認された方がよいと思います。
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芥川、太宰はハルシオンの飲みすぎであり、薬物中毒による幻覚の影響が大きいと思いますし、三島を「精神を病んでいた」と一言で語れるほど簡単ではないと思うのです。

同性愛嗜好と右翼思想も捕らえないといけませんね。

書くこと、と精神病理を結び付けるのは簡単じゃないですよ。
個々人で抱える背景と嗜好、思想、すべてを加味しないと「書く行為」への裏づけも「書いたもの」を論じることも出来ないのです。

インターネットでは彼らは「精神病者と何度も出てくる」とおっしゃいますが、インターネットの大半は素人のHPやブログが多いですけどね・・・。イメージだけ言えば「精神病」ってことでしょうけど。

精神病というのは非常に曖昧かつ微妙な言葉です。
われわれだって、ちょっと逸脱すれば「精神病」と言われかねないと思いますよ。それくらい医学的根拠より印象が優先されるのが世間やネットでいう「精神病」という言葉だと思うのです。その「印象」だけの精神病者でいいというのなら、キリがないくらい出てくるでしょう。その名前だけ挙げても、彼らの背景を見ないと、「書く」ことがどう影響したのか、なんて書ききれません。

しかも曖昧な「精神病」でいいのですか?
素人の聞きかじりがあふれるネットで「精神病理 精神病 芸術家、作家」のキーワードで探せば足りると思いますけど。
ただ、そういったもので書いた文章は根拠なしの「印象、イメージ」でしかありませんし、論文にするにはあまりに稚拙ですけどね。

No2 の方が出した作家ですと
漱石は英国留学を期に「うつ症状」が見られたようですが、漱石とドストエフスキーの先天的てんかん症状を一緒の土俵で語るのは無理があるように思えます。

また、モーパッサンは梅毒の脳転移。
キリスト教信仰の背景としたニーチェの哲学と精神疾患を、芥川の薬物中毒と思想、三島の同性愛嗜好と右翼思想、これら「精神病だ」と世間で言われている作家を一緒にして、彼らの「書くこと」を論理立ててまとめたらどうなるのでしょう・・。
まぁ楽しみでもありますが。

その他、ルードウィヒもプルーストも、オスカーワイルドも、モームも、アンドレ・ジイドも、精神がおかしかった、と皆言われていますけどね・・・。

精神病理、精神病、臨床心理、

これらの言葉をきちんとまず自分の論文のテーマの土台として、きちんと定義づけるのが先だと思いますけどね。
そうしてから、何をもって「精神を病んでいる」とするのか、その方向を見出してからそれに当てはまる作家を聞いてみては?
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思いつくままに…


夏目漱石
アルチュール・ランボー
中原中也
ニーチェ
カフカ
ドストエフスキー
フローベール
モーパッサン

他にもたくさん いらっしゃると思いますが
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〈精神病の作家と言うと芥川や三島、太宰くらいしか思いつきません。



唖然としました。

質問者は、芥川や三島、太宰は精神病だと決めつけていますが、精神病の定義がわかっていますか。これは、精神病という言葉を不快に思うかどうかとは関係のない、基本的な理解に関わる問題です。

質問者は、パトグラフィーがどういう学問か、わかっていますか。これまでに、どんな文献を読んだのですか。
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この回答へのお礼

言葉が足りない為に誤解を与えてしまったようですが、絶対的に記述した3名が精神病者であるとは決め付けてはいませんが、インターネット等で検索すると出て来ることもまた事実です。
また、精神病の定義はとても曖昧で学者によって多少の意見の食い違いが有ると思います。

文献はいくつか読んでますがこういった言い合いをしたいが為に質問したわけでは有りませんのでこれ以上は控えさせていただきますね。
有難う御座いました。

お礼日時:2005/07/21 04:03

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