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夏休みの宿題で読書感想文が出ました。
そこで皆様にお聞きしたいのですが・・・。
ⅰ:中~長編小説(必須)

ⅱ:戦争又は暴力が題材でなおかつ読後に考えさせられるモノ

ⅲ:作者が日本の方(必須)

ⅳ:(できればで結構です)感想文が書きやすそうなモノ

という本はあるでしょうか?
すでに大岡昇平氏の「野火」・野間宏氏の「真空地帯」・重松清氏の「疾走」は読み終え、候補になっています。これ以外に「これいいよ!」というものがありましたら教えてください。
よろしく願いします。

A 回答 (8件)

『戦艦大和ノ最期』吉田満 講談社文芸文庫.



少し前に、内容が事実無根だと言うクレームが入った本です。
文語調で読みにくく、感想文に適しているかわかりませんが…。
↑条件に合ってないですね。

※クレームの内容
大和が沈んだ後、救助活動していた救助艇に助けを求めた兵隊を、これ以上乗ると救助艇が沈むと言うことで日本刀で彼等の手首を切り落とした。という表現があるが、それは事実無根だとクレームが付きました。
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この回答へのお礼

戦艦大和のお話ですか!
かなり興味がvv
文語調には慣れてるので読んでみたいと思います。
クレームの内容の内容(助けを求めた・・・)に衝撃を受けました。
本当に事実無根だったんでしょうか・・・。
そうであることを願います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/27 20:45

澤地久枝の「滄海よ眠れ」文春文庫 上下2巻をおすすめします。

ミッドウエー海戦で散った日米の若者達のノンフィクションです。戦った日米の若者達の境遇が似ていることに、戦争とは何か、戦争とは権力者が若者を犬死にさせることだと深く考えさせられる名著です。
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この回答へのお礼

ノンフィクション・・・!!
この言葉にかなり惹かれます。
ミッドウエー海戦のことは名前しか知らないので是非この本を読んで勉強したいと思います。
頑張って探します!
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/27 20:52

既に色々な本を読破されているということで、少々趣向が変わったものはいかがでしょうか^^*;



『水木しげるのラバウル戦記』

はいかがでしょうか?水木しげるさんはご存知ゲゲゲの鬼太郎の作者として有名なお方ですが、実は戦争で片腕を失っています。
考えさせられる…かどうかはわかりませんが(なんて無責任な)どんなことがあっても生きる、という精神力にはただただ頭の下がる思いです。
文体もとてもおもしろいですし、読書感想文の本、とまでいかなくても、普通に読んでみることをオススメします。

あんまり力になってませんね…失礼しました~Uu
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この回答へのお礼

この本、昔に読みました。
「この人すごいタフだ・・・。」と謎な感想を持ってしまったことが印象深いです(笑)
そういや本棚の隅に追いやられてるなぁ・・・。
この機会に読み直してみます!
新たな発見があるかもしれませんしね☆
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/27 20:57

こんばんは。


たくさん本を読んでいらっしゃるようなので、すでにご存知かもしれませんが、
遠藤周作『海と毒薬』

戦争末期、アメリカ人捕虜を人体実験のために殺害した事件を元に書かれた小説です。

実は、高校生の時、この本で読書感想文を書いたことがあります。ジワジワ~と重い気持ちが押し寄せて…一気に書き上げたことを覚えてます。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101123 …
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この回答へのお礼

遠藤氏の小説はとても好きなので昔に読みました。
私もこれや「沈黙」で感想文を書こうとしたことがあるのですが、重すぎてずっと沈んでたので書けませんでした(汗)
もう一回チャレンジしてみようかなぁ・・・。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2005/07/27 21:27

「野火」「海と毒薬」は私もオススメですね。


と、書きつつ先の大戦ものでは、

「遥かなインパール」伊藤 桂一 新潮社
はいかがでしょうか?

インパール戦記は数々あれど、多くの参加兵士から作者自身が聞いたことを作品にしたものなので、多角度・客観性に特徴があると思います。

戦死者より餓死・病死・自殺者の方が多い戦いなのですから戦争というより、これって戦争?!という内容です。いろんな「野火」を集めたと言ってもいいかもしれません。
「これって戦争?」という内容が、逆に「戦争とは何か」の良いツッコミになり、感想文も書きやすいのではないか、と思い選んでみました。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103018 …
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまってすみませんでした。
初耳の本です。
いろんな野火を集めたって・・・。
かなり惹かれます。
感想文が書きやすいっていうのも魅力です。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/29 13:50

古処 誠二さんの作品はいかがでしょうか?



「ルール」集英社 
通達 人を食うべからず。
太平洋戦争末期、フィリピンの密林を進む日本軍は飢餓に喘いでいた。本隊からはぐれた鳴神中尉は、食らおうと襲ってくる日本兵に遭遇する…。
「七月七日」集英社
日本人と同じ顔、同じ言葉を喋るがアメリカのために戦う日系二世の語学兵、ショーティ。常に護衛という名目で監視をつけられながら日本人捕虜を尋問し、あるいは玉砕した日本兵の死体の山から血まみれの手帳を探り、敵部隊の動きを探る彼の孤独と苦悩の物語。
「接近」新潮社
 献身の代償が裏切りだとしても、それでも僕は信じていたかった……
米軍が侵攻しつつある沖縄。日本軍の崩れを予感しながら、それでも信じた11歳の少年の物語。
「分岐点」双葉社
日本人が本土決戦を覚悟し、中学生も勤労動員に駆り出された1945年8月。一人の少年が軍人を殺害した。体制を純粋に信じていた彼はなぜ敬うべき軍人を殺害したのか?

戦争体験のない若い世代(1970年生まれ)の作品。なので若い人には読みやすいかも(文章とか感覚とか)。
戦争の記憶がある作家の作品と読み比べてみたりしても面白いかも?
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この回答へのお礼

お礼が遅れてすみませんでした。
実は「ルール」を読んだところなんです!
かなり衝撃的で(内容も結末も)1人でう~んと考え込んでしまいました。
確かに読みやすい作品でした。
他の本も読んでみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/29 13:54

こんにちは。

あんまり長くはないですが、「となり町戦争 (作 三崎亜紀)」はいかがでしょうか?
この話は実在した戦争ではなく架空の戦争の話です。現実感のない戦争に「偵察業務」という名目で参加することになった主人公、今までの戦争のイメージと全く違う役所ごとの、何のために戦うのか分からない戦争。

戦争ぽっくないですが読みやすい作品だと思います。
多分本屋に行けば平積みされてると思いますよ。
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この回答へのお礼

未読です。
今初めて内容を知りました。
なかなか面白そうですね。
図書館にあるかわかりませんが探してみます!
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/29 13:59

野間宏さんとか大岡昇平さんなどの戦後文学をご存知でしたら、もう既に読まれているかもしれませんが、


梅崎春生さんの「桜島」はどうでしょうか。
「中~長編小説(必須)」のようですので、ちょっと短いかなと不安なのですが、もし該当しないようでしたら、
この回答はボツということでお願いいたします。

おおくの戦争文学が、軍隊内部の問題とか、戦地での悲惨な体験などが主題となっていますが、
この「桜島」はそういった描写はほとんど無くて、本土決戦が囁かれているころ、
東京から桜島へ赴任してきた主人公が、死を目前にして、どうせ死ぬなら
美しく死にたいと決意しながらも、生に対する執念が断ち切れないこころの葛藤を、抑制された文章で
描かれています。
イデオロギーを述べるわけでなく、一個人が戦争という圧倒的な力に有無を言わさず巻き込まれ、これを
正面から受け止めようと苦悩する姿が、この本が現在まで読み継がれている理由だと思うのですが。


桜島・日の果て・幻化 講談社文芸文庫
梅崎 春生 (著)

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~pb5h-ootk/pages/U/um …

この回答への補足

皆様、ご回答ありがとうございました。
この数日、皆様に紹介いただいた本を読みました。
その結果、迷いましたが古処誠二さんの「ルール」で読書感想文を書こう、と決めました。
壮絶なフィリピンでの生活、食人などたくさんのことを考えさせられました。
これから頑張って書きます!本当にありがとうございました。

補足日時:2005/08/03 17:16
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この回答へのお礼

桜島、初耳の本です。
残念ながら感想文を書く本は決めてしまいましたが、これはこれで読んでみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/03 17:12

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