
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
諸大夫は堂上公家ではありませんが、それに次ぐ地位で堂上公家に準じ、宮家・公家・寺社などに所属する諸大夫と、朝廷に直属する諸大夫がいました。
またこの諸大夫の下に侍といわれる階層があり、寺には諸大夫の上に坊官という階層がありました。これらの諸大夫・侍は朝廷に直属しているものはもちろんですが、宮家、公家、寺社などに所属しているものも官位・官職を持っているのが普通でした。
というのはこれらの諸大夫、侍は名目上とはいえ朝廷の官職をもった地下官人となっていたのが普通でしたし、また平安時代から高級な官僚(大臣クラス)の家宰については朝廷の官僚をかねているのが普通で、藤原道長の家宰が国司になったり、国司の任期が切れて家宰に戻ったりという例もあります。
なお、諸大夫は従三位まで昇任できました。
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