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室町時代の武将の名前で、苗字の後に~守とか~介ってよく付いていますけど、これって当時の国の名前のようですが実際どうゆう事を意味しているのでしょうか?
また、~守護、~守護代とはどう違うのですか?
さらに同時期に一つの国名に二人以上の~守~介~守護~守護代が居たりしますがこれもどうゆうことでしょうか?

A 回答 (4件)

まず、室町時代前期と後期(戦国時代)とでは守名乗りなどの意味は異なります。


前期はその地域の有力者、守護が取りまとめ、申請し承認を受けて地方の武士は名乗ります。後期になると先祖の守名乗りをもとにして自称していきます。
たとえば、織田信長の家は弾正忠を名乗り、備後守と変更します。

それに対して、守護は室町幕府により公認され、その國の統治を任されたものです。半国守護というものもあり、その国を区切って統治した守護です。
守護代は守護の家臣で、守護の代わりにその地域を治めています。ここでも半国の守護代が存在します。
応仁の乱以降になると、守護が頻繁に変わったり、守護代、国人領主により守護が変更されてしまったこともあります。富樫氏のように国人領主、本願寺などに殺されてしまい、その後の守護は名目だけという守護もいました。
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この回答へのお礼

良く分かりました。
ありがとうございました。
国を分けて守護を任命していたことも有ったんですね。

お礼日時:2009/06/28 17:54

「~介」も受領名で使いますよ>#2. 国司の位としては上から順に守・介・掾・目があり, 通常受領名としては守を使いますが「親王任国」と呼ばれる「国守には親王が任じられる国」に対しては介を使うのが普通です.


織田信長は「上総介」を名乗っていますが, 一瞬「上総守」を名乗っていたことがあります (上総は親王任国なので, 本来親王でなければ「守」にはなれない).
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この回答へのお礼

良く分かりました。
ありがとうございます。
受領名にも位の順が有ったんですね。

お礼日時:2009/06/28 17:56

 「~守」は武士の官名で守名乗り・受領名とも呼ばれました。

これは原則的に幕府の許可が必要ですが、戦国時代にはかなり適当になってた様です。また律令官名で呼ばれることもあります(大納言など)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%AE%B6% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%97%E9%A0%98% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …

 「~介」は仮名ですね。実名(諱)とは別に、通常呼び名として使われる名前につきます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E5%90%8D_ …
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。
ウィキペ参照してみます。

お礼日時:2009/06/28 17:58

~守は朝廷が与える官位のひとつです。


自称する人もいたようです。

一方~守護というのは室町幕府が与えた職制でその地域の軍事や行政を行います。
守護代は守護の代理ということです。

>同時期に一つの国名に二人以上の~守~介~守護~守護代が居たりします
それぞれ別だからです。
また官位は複数の人が受けることもあったようです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/武家官位
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。
ウィキペ参照してみます。

お礼日時:2009/06/28 18:00

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