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大型トラックは前輪が1軸、後輪が2軸になっているものが多いです。
後輪の軸にはタイヤが片側2個ずつ付いています。
つまり1軸につき左右で4本のタイヤが付いています。
後輪は2軸ですからタイヤは全部8本付いています。
たまに見かけるトラックで、最後尾の軸に片側2個ずつつけるはずのタイヤを
1個ずつだけつけて走っているものがあります。

図にするとこういう形です。
T:tire
(通常)
TT--軸--TT
TT--軸--TT

(質問の状態)
TT--軸--TT
T--軸--T

これはどういう理由からなのでしょうか?
交換するタイヤをケチっているのか、それとも別の理由があるのか。
どなたかご存知の方はぜひ教えてください。

A 回答 (3件)

 まず、公道を走行する車両の場合、路面にかかる荷重は一輪あたり5tまでとする事が法律で義務づけられています。


 つまり、積載量の大きい車両ほど車輪の数を増やして、一輪あたりの路面荷重を減らしてやる必要があります。
 又、路面に対する荷重が小さくなると、その分抵抗も小さくなるため、発進する際のエンジンにかかる負担も軽くなります。
 さらに、車輪の数が増えれば、それに伴うブレーキの数も増えるので、車重の大きな車にとっては制動力の向上を図ることも出来ます。
 後輪のタイヤを2重にしているのはそういった理由です。

 質問にあるような、通常なら2重にするところを1つだけにしているケースでは、

・車載量がそれほど大きくないので、2輪にする必要がない。
・何らかの事情でタイヤが破損し、荷物も積んでいないことから、バランスを取るため片側も1輪状態とした。

といった理由が考えられるでしょう。路面荷重さえクリヤしていれば、法律上は問題ないはずです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
1輪あたりの荷重制限が法律で規制されているとは知りませんでした。
やはりタイヤをケチっている以外に理由はなさそうですね。

お礼日時:2005/08/24 06:16

簡単に説明します。


法的に一軸の負担する荷重と同時にタイヤにも許容荷重が有ります。
(この辺の詳しい説明・数値は省きます)

二本の後軸で負担する荷重をタイヤ6本分にサスペンションで分散させれば質問のように、ダブルタイヤの軸とシングルタイヤの軸がある車も出来ますね。
(実際にそのような作りの車は存在します)

質問者様が見たトラックが最初からそのような作りのものか、タイヤをケチっているものかは分かりませんが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはりタイヤがそろえられないだけの暫定処置のようですね。
大変参考になりました。

お礼日時:2005/08/24 06:21

はじめまして。


大型トラックドライバーをしています。

#1の人が法的なことなど丁寧に書かれているのでそちらのほうは説明を省かせてもらいます。

最近はベンツのトラックでよく見られます。荷物を積載している場合には全部のタイヤが路面に接地していますが空の場合には一番後ろのシングルタイヤが上がり路面から離れる様になっています。これはタイヤの節約(環境的にも)するために考えたれたみたいですが。
パッと見タイヤが上がって走っているのを見たときはびっくりしましたが(笑)

観光バスの場合は一番後ろのシングルタイヤがフロントタイヤの動きと逆に動いて小回りをしやすくしているものもあります。(4WS)

ご参考になれば。
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この回答へのお礼

変わったシステムのトラックも存在するのですね。
タイヤが上がって走っている姿を一度見てみたいです。

東京駅とつくば市を結ぶ高速バスに巨大なメガライナーという二階建てバスが
走っていますが、あのバスももしかすると4WSなんでしょうかね。
(これは後ほど調べます)
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/24 06:19

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