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適切な処置が出来ず、愛犬を亡くしてしまいました。
そこで、前から気にはなっていた「動物看護」について勉強をしたいです。
どなたか独学するのに参考になる書籍をご存知ではないでしょうか。
ネットで検索はしたのですが、実物を見ていないのでよく分かりません。
どこに行けば実物があるのかも分からなくて・・・

また、独学で動物看護師になられた方。
これは良かった!という内容の参考書がありましたら教えていただきたいです。
動物看護師として働けるくらいの知識が欲しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

はじめまして。



私は専門学校に3年間通い、看護とトリミングを学びました。AHT兼トリマーとして動物病院に就職して3年になります。

(他の方々の回答と重複するところもありますが…)看護師として働くに当たってどれくらいの知識が必要なのかは勤務先となる病院(の先生)によってかなり違ってくると思います。
どんなに学校や本などで勉強しても、それらはあくまで一般論であって、それが必ずしも正解ではありません。それぞれの病院の先生によって、受付業務に始まり、よく使う薬や器具、検査機器、手術の方法などはみんな違っていると言っても過言ではないと思います。もちろん診察や治療にあたっての考え方も違います。(安楽死を引き受けるか否かなど)先生方が看護師に要求する能力や仕事も違います。だから、一旦就職してしまえば、本にはこう書いてあった。学校ではこう習った。などというのはあまり通用しません。その都度、その病院のやり方を覚えるしかありません。

学校ではいろいろな看護の方法や器具の使い方、病気や薬の名前、検査方法など様々なことを教わりました。とても全部は覚え切れませんでしたが、実際に就職してみると(私の病院では)そのほとんどがあまり必要ではありませんでした。役に立ったと言えば、保定の仕方や飼い主さんへの説明の仕方の実習など。
前述通り、器具や機械は学校のものとは違うし、器具や薬の中には先生独自の!?呼び名で呼ばれているものもあり、1から覚えなおしでした。

先生方の中には有資格者を好む方や、複数就職希望者がいた場合、有資格者を優先する方もいらっしゃいます。その場合の何らかの看護関係の資格を得るには学校等に通われた方が広い勉強ができるので得やすくなり、もちろん自分の知識も高まりますので、お勧めします。でも、他の回答者の方もおっしゃっていましたが、動物看護師は資格が必ずなければなれないものではありません。就職してから必要な知識や作業を覚えれば大丈夫です。
ご存知の通り、看護師は病気の診断や薬の処方はできません。獣医師のサポートをし、飼い主さんと先生の橋渡し的な存在です。何かわからないことがあれば先生方に聞けばよいし、その都度自分で調べれば問題ないと思います。その時、参考文献なども合わせて教えてもらってもいいと思います。
看護師に必要なのはそれらの知識を飼い主さんにいかにわかりやすく説明してあげられるか、よいアドバイスを与えられるかだと私は思っています。難しい専門用語をわかりやすい言葉に置き換えたり、処方された薬を上手に飲ませる方法や、日々の健康管理の仕方、しつけ方などなど。
自分が飼い主なら(実際にワンちゃんを飼われていたようですし)看護師にどんなことをしてもらえたらうれしいか。どんな説明やアドバイスをもらえたら役に立つか。そんなことを思い浮かべて勉強なさったらいいと思います。
もし、本などで勉強されるならば難しい専門書からよりも、一般の飼い主さん向けに書かれたペット関係の本からお読みになると、大変わかりやすく書いてあるので読みやすく、より実践的な表現(説明)方法も身に付くと思います。何よりも、飼い主さん向け=身近に必要な知識=飼い主さんの多くはそれらの本に書かれていることは知識としてすでに持っている=『看護師は当然それらを知っていなければならないし、より詳しく知っていたほうがいい!!』そう考えれば、それらの本を取っ掛かりとして、さらに広く深く専門書等で勉強されれば効率もいいと思います。

なかなかうまく文章がまとめられず読みにくいとは思いますが、私が思うことを書かせて頂きました。

自分がなりたい(こうありたい)と思う看護師に必要と思われることを第一に考え、そこから勉強されればきっと頼り甲斐のある素敵な看護師さんになれると思います。頑張って下さい!!
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こんにちは。



動物看護士というのは国家資格ではなく、民間で発行する資格です。ほとんどは専門学校に数年在学し、試験に合格して・・という形だと思います。なにより、動物を扱う仕事ですから、例えば人間の看護師の資格を通信教育で取ることが意味をなさないのと同じように、在宅でこの資格を得ることにはあまり意義がないように思います。

実際動物病院で働いている看護士さんたちにも、資格持ちも、そうでない方もいます。採用に当たってどの位加味するかは動物病院次第です。実際には、資格持ちでも即戦力になることは期待できず、結局は時間をかけて業務をこなしながら仕事を覚えていくことになりますから、資格を持たない方とそれほど大きくは変わりはないような印象を、私は持っています。

「動物看護師として働けるくらいの知識」
これはやはり、専門学校に通うか、実際に勤務しながら勉強しないと無理だと思います。

たんに病気に関する知識を向上させたいなら、やはり一般向けに病気について書かれた本を勉強されることが一つ。獣医に限らず、人間の病気の本も十分参考になります。もし専門書に手を出したくなったら、私は人間の看護師向けの、病気について平易に説明されたものから入ることをお勧めします(JNNブックスというシリーズがお勧めです)。もし高校生物くらいの知識があるようでしたら「医科生理学展望」もお勧めです。電話帳くらいありますが、体の生理学から初め、基本的な病気について分かりやすく解説されています。お勧めです。
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こんにちは。



動物看護に関しての書籍で一般の書店で入手できるものは多くないと思います。
イラストでみる犬の病気・猫の病気は、大型の書店なら置いていると思います。この本は、これだけを読んで動物看護を学ぶといった性格の本ではありませんが、よく見られる犬猫の病気について、基礎知識の少ない方や一般の飼い主さんにも理解しやすく解説しているよい本です。
「実践AHTマニュアル講座 小宮山典寛著 Inter Zoo」は平易な内容で動物看護士の勤務の実際を知ることができます。
「ドグロペディア、キャトロペディア ともにJ.M.Evans&Kay White著 監訳 苅谷和廣 チクサン出版」は、しつけやフードといった部分で日本の現状とそぐわない記述も少々ありますが、多様な知識を分かりやすくコンパクトにまとめており、安価です。
「動物看護ハンドブック、同2 チクサン出版」
はハンドブックであるので情報量はやや削ってありますが、値段も安くコンパクトです。
「犬猫臨床テクニック 清水かおり訳 桑原次郎監 LLL seminar」は保定、検査などに必要な臨床現場での技術を図入りで説明しています。記述の一つ一つを、意味を理解しながら学ぶことができます。
これ以外にも役立つ書籍は多いですが、概して値段の高いものは専門知識を多く詳細に容れるものが多く、値段の安いものは特定の分野の解説やハンドブック的な簡易版、一般向けの平易なものが多いといった傾向があるかと思います。

動物看護士の仕事は患畜のケアだけでなく病院内のあらゆるところに及びます。ご質問者様の基礎的な知識や今後についてのお考えなどによって変わるとは思いますが、現実問題として書籍のみから独学で学ぶのは困難を伴うかも知れません。
動物看護士はまず臨床経験を積み、そのあとに資格を取得することも可能です。もし臨床の動物看護士として働けるくらいの知識がほしいとなると、基礎的な獣医学まで学ぶ必要が出てくると思いますし、病院によってケアや検査など(基本は同じでも)方針的習慣的に異なる方法をとる場合も多くなります。様々な状況に対応するためにも基本をしっかり学ぶことが大切になると思います。

↓おそらくすでにごらんになっているかとは思いますが、参考までに・・・

http://page.freett.com/aht/book.htm

動物看護士はやりがいのある仕事です。天国の愛犬のためにも、頑張ってください。
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「イラストでみる犬の病気」


小野 憲一郎 (編集), 多川 政弘 (編集), 後藤 直彰 (編集), 今井 壮一 (編集), 安川 明男 (編集)
講談社

これの猫バージョン
「イラストでみる猫の病気」
というのもあります。

動物看護士の方がよくこの本で勉強していました。
また、私が獣医の学生だった頃、教授からも進められました。時折、一般の本屋でも見かけます。少し専門的で、しかもわかりやすいと思います。
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