唐突な質問ですが。 車で人が轢かれて、致命傷を負ったとします。 その後
後続車がもう一度轢いてしまい、そのせいで、死亡時刻が早まってしまった場合
最初の車の運転手が業務上過失致死になることはなんとなく分かるですが、後続の車の運転手も業務上過失致死になるのでしょうか。それとも、業務上過失傷害にとどまるのでしょうか。 喧嘩をして、意識不明の重態にしておいてそのまま放置してしまって、その後通りがかりの関係ない人にまた殴られて、死亡時刻が早まってしまった場合は、後に殴ったやつは一番悪いと思うのですが、傷害致死罪もしくは殺人罪にならないのでしょうか? 直接の死因でないとすると、傷害罪にしか出来ないのでしょうか? ニュースで「後続の車に轢かれて、、」と聞くと気になって仕方がないのです。 よろしくお願いします。

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A 回答 (4件)

 状況によると思います。

後ろの車としては、過失が無ければ業過を問われないわけですから、前の車の直後を走っており、前の車が被害者を轢いた後自分も轢いてしまったが、時間的・場所的に狭まっており、どうやっても避けきれなかったという場合、過失すら認められませんから、後ろの車の運転者には業務上過失致死傷罪は成立しません。もし、前の車が轢いた後、時間的・場所的に余裕があり、避けようと思えば避けられたが、運転ミスで道路上の被害者を轢いてしまい、その命を奪ってしまった場合、後ろの車の運転者は業務上過失致死罪に問われます(ただ、後ろの車としては、前の車が轢いたことでかなり弱っている被害者を、軽く轢いてしまっただけで業務上過失致死罪となってしまう可能性があります。これについては判例は因果関係を肯定していますが、学説は反対意見が多いようです)。ちなみに、前の車が被害者に致命傷を与えたとしても、その時点で生きていれば業務上過失致死罪とはならず、業務上過失致傷罪にとどまります。

 喧嘩のほうのご質問についてですが、最初に殴った方は傷害罪、後で殴った方は傷害致死罪もしくは殺人罪となるでしょうが、これも先ほどの場合と同様、後に殴った方としては、最初に殴った方の攻撃によってかなり弱っている被害者に対して少し攻撃を加えただけで死亡してしまったという場合があります。このような場合に、後に殴った方に「致死」についての責任を負わせるのはどうかという意見が多くあります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。 交通事故の場合は、致命傷を与えた車よりも、死の最後の原因になった車の方が業務上過失致死になるということでしょうか?喧嘩もそうですが、致命傷を与えたものが傷害罪にとどまって、死期を早めただけの方が
殺人罪、傷害致死になるというと、やっぱり不均衡な気がしますよね。
とても参考になりました。 有難うございました.

お礼日時:2001/11/07 15:03

 交通事故で同時に多数の車にはねられて死亡した場合や喧嘩で同時に複数の人に殴られて死亡した場合、誰が「致死」の結果を発生させたか分からない場合があります。

これらのケースはさらに二つの場合に分けられます。

 ひとつは、それぞれの行為(車ではねる・殴る等)が単独では「致死」の結果を発生しない程度のものであったが、(共犯ではなく)たまたま複数の行為が重なってしまったために被害者を死亡させてしまったという場合。この場合は、被害者は死亡していますがそれぞれの行為は単独では被害者を死に至らしめるほどではないため、結果的には誰も「致死」の責任を負わないということになります。

 もうひとつは、それぞれの行為が単独で「致死」の結果を発生させることができた場合でそれらの行為がたまたま同時に重なって被害者を死に至らしめた場合。この場合については様々な見解がありますが、「致死」の結果を発生させる行為を行った者すべてが「致死」の責任を負うとする見解が有力です。死亡した被害者は1人なのに、「致死」の責任を負う者が複数存在するという、少し奇妙な結果になります。
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この回答へのお礼

どうも有り難うございました。 とても勉強になりました。

お礼日時:2001/11/08 16:45

 そうですね。

結果的に「致死」の効果を発生させた方が「致死」についての責任を負います。おっしゃる通り、たまたま最後に攻撃を加えてしまった者だけが「致死」の責任を負うというのは不合理のような気がします。ただし、罪名が「致死」となってしまうだけで、実際に刑罰を科される時はそれ以前に攻撃を行った者と同程度もしくはそれより軽い刑罰で済む場合も多いでしょう。
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この回答へのお礼

有難うございます. 
もう一つ質問なのですがよろしいでしょうか?
どちらが「致死」の効果を発生させたか不明な場合、二人とも傷害致死になるのですか? それとも亡くなっているのは一人だから(共犯とかでなければ)「致死」の罪責を負うのは一人に限られるのでしょうか?

お礼日時:2001/11/08 08:29

車を運転する場合、ドライバーは常に前方を注意しいつでも車を止めたり、障害物を避けることが求められます。

従って100%無罪と言うことは期待できません。
毎日起こる交通事故で、突然横道から車や人が出て避けようがなく(本人によれば)衝突した場合でも30%は衝突した方の責任になります。前方不注意というわけです。しかし、この比率は裁判で争うことは可能です。交通事故の場合、裁判まで行かず保険でカバーするのが普通ですが・・

御質問のケースはもっとシリアスなケースで素人が判断することではありませんが、障害物を発見した時の状況によるでしょう。あなたの前の車との距離は?あなたはその時法定スピードで走っていたか?夜間か昼間か?よそ見運転をしていなかったか?携帯で話中ではなかったか、酒気帯び運転ではなかったか、免許停止中ではなかったか、などなど。万人が見て避けようがなかった場合は参考人程度の調べで終わる可能性もあるでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございました. やはり車を運転するということは、大変なことですね. 突然目の前に人が降って来たら、(他の車にはねられて)どうしよう
とか不安になってしまうことがあったのですが(心配性です)少し安心しました.

お礼日時:2001/11/07 14:50

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Q重過失傷害罪と業務上過失傷害罪、どちらが重い罪?

重過失傷害罪と業務上過失傷害罪とでは、どちらが刑法上の罪は重いのでしょう?

Aベストアンサー

刑法第209条以降に定めのある「過失傷害の罪」については、「業務上過失致死
傷罪(211条前段)」、「過失傷害罪(209条)」、「過失致死罪(210条)」、
「重過失致死傷罪(211条後段)」があります。

「業務上」の“業務”とは、「人が社会生活上の地位に基づき反復継続して行う
事務(行為)」で、自動車の運転等がこれにあたり、初めて運転した場合でも、
継続を予定した形態でされた場合には、「業務」にあたります。

「業務上過失」が「通常の過失」より加重されるのは、業務者は注意能力が高い
はずなので、同一の注意義務に違反しても逸脱の程度が大きいからであって、その
意味では「重過失の一類型」だという考え方が一般的で、過重についての法的根拠
としては「特別に高度な注意義務が課されているとする説」、「法律的意味の考慮
が不足しているとする説」 、「被害法益が重大とする説」、「認識の範囲が広く
また認識が確実とする説」等々の学説があります。

また「重過失」とは、「通常の過失に対して、行為者の注意義務に違反した程度が
著しい場合、換言すれば、些細な注意を払うことを怠った場合」をさすようです。

従って通常人が予想するとおり、罪の軽重としては、「過失」「業務上過失」そして
「重過失」の順に重くなるのが理論上は正しいでしょう。

osapi124でした。

刑法第209条以降に定めのある「過失傷害の罪」については、「業務上過失致死
傷罪(211条前段)」、「過失傷害罪(209条)」、「過失致死罪(210条)」、
「重過失致死傷罪(211条後段)」があります。

「業務上」の“業務”とは、「人が社会生活上の地位に基づき反復継続して行う
事務(行為)」で、自動車の運転等がこれにあたり、初めて運転した場合でも、
継続を予定した形態でされた場合には、「業務」にあたります。

「業務上過失」が「通常の過失」より加重されるのは、業務者は注意能力が高...続きを読む

Q「業務上過失致死」と「過失致死」の実例を教えてください。

この違いについて、意見の異なる人と論争になってしまいったので色々調べました。
相手:「業務上」とは、「仕事中」のことだ。その他はただの「過失致死」だ。

私:買い物途中の交通事故で「業務上過失傷害」になることを知っておりましたので(TVドラマなどではいつもそう)「仕事中とは違う、何か用事をしていた時だ」と主張しました。

インターネットでいろいろ調べて見て、
医療行為や車の運転中など、「反復的に行っている人の生命に危害を加える類」の事が、「業務上」だということはわかりました。

このサイトで読んだ例では、子どもを車に置き去りにした場合も適用されるとか?

実際に、交通事故以外で、業務上過失致死が適用される例を教えてください。

たとえば、家庭内で、母親が、子どもの入浴中に目を放し、死亡させてしまたっような場合も業務上過失致死にあたるか? みたいな具体例で、教えていただけると幸いです。

Aベストアンサー

日高.刑法各論ノート.ISBN 4-326-40113-3p21。
主婦がきのこを調理。毒キノコで全員が中毒。
TVを見ている間に預かった子供が風呂で溺死。
見まわり中にアイロン通電を見落とし火災発生。

Q業務上過失致死罪の「業務上」って?

先日7時間で3軒をはしごして飲んだあと、酔ったまま車を運転、信号を無視して高校生をはねて死傷者を出した事件がありました。
そのとき感じた疑問なのですが、7時間も飲んだ後なのにどうして「業務上」過失致死罪になるでしょうか。

Aベストアンサー

この場合の「業務」は仕事のことではありません。
「普通に生活していて繰り返し行うこと」という意味です。
車の運転はまさにこれにあたりますから、「業務(運転)上」過失致死となるわけです。

詳しくは参考URLをご覧ください。

参考URL:http://www.kachijiten.com/news/negligence.html

Q危険運転致死傷罪と過失致死罪、一事不再理の関係

亀岡死傷の交通事故でも問題になっている
重大事故時での、危険運転致死傷罪、業務上過失致死罪
どちらで起訴するかについてです。

この時の課題ですが、危険運転致死傷罪で起訴しても
この罪が適用されない場合、再び業務上過失致死罪で
起訴できないという事です。
ここで疑問に持ったのが、2つなのです。

1.本当に業務上過失致死罪に問えないのでしょうか?
 一事不再理が適用されると聞いたのですが、本当ですか

2.殺人罪の場合どうなんでしょうか
 ひとを殺して殺人罪で起訴されても、
 殺意がなく、業務上過失致死罪レベルの場合、
 無罪ではなく、殺人罪での幅を持たせた
 刑罰(死刑~禁固XX年)から刑罰をあたえますよね?

 それならば、まずは危険運転致死傷罪で起訴して、
 そこから最高20年から禁固XX年を科す事が
 できないのでしょうか。
 
 それとも危険運転致死傷罪と業務上過失致死罪の関係は
 泥棒した人を窃盗罪でなく殺人罪で起訴するくらい
 大きな隔たりがあるのでしょうか

Aベストアンサー

刑事訴訟法の教科書に必ず出てくるテーマですね。
No.1の方もサラっと書いておられます「訴因」がキーワードです。

分かりやすく殺人罪を例に挙げますと、「甲がAを銃で撃って死亡させた」という事実があるとします。
これは自然科学的な事実であり誰の目にも変わることはありません。
しかし犯罪というのはそこに主観―すなわち甲の意思・Aの意思.―その他を重ね合わせて評価したものです。
(1)甲が殺意をもってAを撃った→殺人罪
(2)甲はAにケガを負わせる意思で足を撃ったところ、当たり所が悪くAは死亡した→傷害致死罪
(3)Aに「殺してほしい」と頼まれた甲がAを撃った→嘱託殺人罪
(4)甲が銃の手入れをしていたら暴発してAに当たった→過失致死罪
というように1個の自然現象について4種の評価が成り立ち得るわけです。
この時もし「それぞれ罪名から違うから一事不再理は及ばない」ということになれば、Aは最大4回も裁判を受ける羽目になります。
そんな馬鹿な話ありますか!?
(1)~(4)は罪名(=訴因)こそ違えど背景にある事実は同一なのですから、一事不再理が及ぶと解すべきなのです。
これと同じことが危険運転致死傷罪と自動車運転過失致死罪についても言えます。

もうひとつ大事なルール。
検察が起訴した訴因より重い判決を下すことはできません。
たとえば検察は(2)傷害致死罪で起訴したのに、裁判所が甲の殺意を認定して(1)殺人罪とすることはできません。
逆に軽く認定することはできます。
裁判の途中で検察が「やっぱ(1)殺人罪やめて(2)傷害致死に変更します。」と言うこともあります。(訴因変更)
じゃあ検察はとりあえず一番重い訴因で起訴しとけばいいんじゃないの?って話になりますが、さすがにそれは検察が馬鹿と思われるのでやりません。
自分たちが立証できそうだなと考える範囲で訴因を決定します。

分かりやすく書いたら長くなってしまいました。
理解の助けになれば幸いです。

(おまけ1)
>重大事故時での、危険運転致死傷罪、業務上過失致死罪
自動車事故は「業務上過失致死罪」ではなく「自動車運転過失致死罪」に変わりました。

(おまけ2)
>ひとを殺して殺人罪で起訴されても、
>殺意がなく、業務上過失致死罪レベルの場合、
>無罪ではなく、殺人罪での幅を持たせた
>刑罰(死刑~禁固XX年)から刑罰をあたえますよね?
殺意がなかった場合は業務上過失致死罪に罪名を変更した上、業務上過失致死罪の刑罰の範囲内で処断します。
殺人罪のまま刑罰を軽くするわけじゃないですよ。

刑事訴訟法の教科書に必ず出てくるテーマですね。
No.1の方もサラっと書いておられます「訴因」がキーワードです。

分かりやすく殺人罪を例に挙げますと、「甲がAを銃で撃って死亡させた」という事実があるとします。
これは自然科学的な事実であり誰の目にも変わることはありません。
しかし犯罪というのはそこに主観―すなわち甲の意思・Aの意思.―その他を重ね合わせて評価したものです。
(1)甲が殺意をもってAを撃った→殺人罪
(2)甲はAにケガを負わせる意思で足を撃ったところ、当たり所が悪くAは死亡した→傷害...続きを読む

Q業務上過失致死傷罪など

業務上過失致死傷罪など
会社に犯罪の責任があった場合
逮捕起訴されるのは誰なのでしょうか?
加害者本人だけですか?
それとも担当課長や社長ですか?

Aベストアンサー

場合によりけりですね
業務上必要な注意を怠り、よって人を死亡させる犯罪を業務上過失致死罪
業務上必要な注意を怠り、よって人を傷害する犯罪を業務上過失傷害罪です

ここで出てくる業務ってのは一般の仕事上という意味の業務ではなく
社会生活上の地位に基づき反復継続して行う行為のことを言います

今は自動車運転過失致死傷罪ってのがありますが
これが出来る前は自動車運転中に人を殺してしまった場合は
業務上過失致死が適応されてました 実際業務上過失致死傷罪のほとんどは自動車事故でしたし
自動車運転は反復継続性があり、また他人に危害を与える可能性があるものなので、
私用による運転であっても業務とみなされてます。

っで加害者本人だけかその上司もしくは会社責任者等が出てくるかどうかってのは
その行為が会社組織として行っているものなのかそうで無いのか

会社としてマニュアル等で安全確認は絶対にしろとかってなっているのにも関わらず
急いでいるからという理由で加害者本人が安全確認を怠り死傷事件を起こしたのか

会社が利益優先の為安全確認をするな!という命令のもと業務を遂行しているのか
でかわってくるでしょうね

場合によりけりですね
業務上必要な注意を怠り、よって人を死亡させる犯罪を業務上過失致死罪
業務上必要な注意を怠り、よって人を傷害する犯罪を業務上過失傷害罪です

ここで出てくる業務ってのは一般の仕事上という意味の業務ではなく
社会生活上の地位に基づき反復継続して行う行為のことを言います

今は自動車運転過失致死傷罪ってのがありますが
これが出来る前は自動車運転中に人を殺してしまった場合は
業務上過失致死が適応されてました 実際業務上過失致死傷罪のほとんどは自動車事故でしたし
自動車...続きを読む


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