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先日はやぶさのエンジンが、イオンエンジンという新型の物だと始めて知りました。色々なサイトを見ても良く理解できません。燃費がいいのは分かりますが。なぜこれで飛ぶんでしょう。これはやはり画期的なんでしょうか。飛行機や車にも応用できるのでしょうか。簡単なご説明お願いいたします。

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A 回答 (7件)

 


 
 No4のお気遣いありがとうございます。

1.
>> 排気ガスなんかは出ないんでしょうか。 <<

 仮に空気中で動かせば キセノンガスを出しますが キセノンはもともと地球大気の成分です。 不活性さを利用して医学検査にも使われてるようで、下記に「高濃度における麻酔作用を除き生理作用はほとんどない。水溶解性が低く、吸入させた場合最初の体循環で95%以上が肺から換気されるため再循環の可能性はないといわれている」とありました。
http://mid.cc.kumamoto-u.ac.jp/data.php?record=1 …

 で、イオンロケットでは、キセノンはエネルギ源ではありません、いわゆる「燃料」ではないんです。蒸気機関車の「ボイラー水」に相当します。 蒸気機関車のエネルギ源は石炭と空気中の酸素ですよね、はやぶさのエネルギ源は「太陽光」です。クルマで言えばソーラーカー、純正ソーラーカーなのです。
 太陽電池のエネルギの一部でキセノンガスを強引に電離させ、残りのエネルギで静電加速(下敷きとゴミの力)してます。 それが化学的燃焼ロケットより高性能になるわけは、噴射ガスにエネルギを外から注入してるからです。静電気でゴミを加速するのは、もしエネルギ使い放題なら光の速さ近くまでも可能‥。

 いっぽう化学的燃焼で高温を得る方式ではそれが絶対0度に冷えるまでのエネルギ放出が限界ですから、静電気式と同等の性能を出すためには超高温(=超高圧)が必要で、化学的燃焼ではそれに達し得ないのです。



2.
 イオンエンジンは気体的な圧力の代わりに電気の圧力を使ってると考えてもよく、はやぶさの例では加速電圧は 1500ボルトです。 ( 意外かも知れませんが 下敷きや冬のセーターの静電気の方がずっと高電圧です。)
 もう少し詳しく言うと、
キセノンを、電子と陽イオンに強引に分離させて 両方とも静電加速して噴射してます。
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/tech/image/6-13-1 …
写真で派手に輝いてるのは陽イオン噴射の方です。 もし陽イオンだけを噴射し続けると、ロケット本体の方にマイナス電気が溜まってしまい、噴射した陽イオンを引き寄せて 「校門の出口に過去の卒業生がたむろしてその威圧感で新卒者が出ていけない状態」 になるので、溜まった電子をビーム砲で撃ち出して 陽イオンと合体させてもとの原子に戻してます。写真の実験装置では左にある控え目な光が電子ビームでしょう。 合体して戻るとき、強引に電離させたときに使ったエネルギが解放されて 中性ガスがそのぶん熱くなりますが、エンジンの外の自由空間でのことなので推力には寄与しません、このように電離に使うエネルギは無駄に捨てられるので、キセノンは電離エネルギが小さいゆえ好ましいのでしょう。
 導電性のあるイオンが長く尾を曳いて残ると、地球との電波通信の面からも邪魔でしょう。

 長話になりましたが、クルマで言えばソーラーカーである、排気ガスは蒸気機関車の白い湯気のようなものである、ということです。ソーラーカーということから「それほど力強いエンジンではない」ということをご想像下さい。



3.
 これは、はやぶさの静電気方式(下敷きとゴミの反発力)に対して、動電気(掃除機や冷蔵庫のモーターと同じ電磁力)方式です。
http://www.ep.isas.ac.jp/mpdarc/
 光の色はネオン看板と同じ原理でして、使うガスによって色々です。 燃費性能は静電気式よりいくぶん低いのですが、長所は 推力が静電気式より大きくしやすい(燃費は劣るけど馬力が出るタイプ)、静電気式ほどの高い電圧を使わない点です。電圧が低いぶん故障の恐れが少なく長期旅行での安全度が上がるかも、ということです。
 宇宙空間で高い電圧をオンオフするのは、パソコンのモデム通信回線に雷が落ちたようなギャンブル性があります。 普通の衛星で、打ち上げ成功で一同喜んだあと、観測機器や送信回路の高圧電源をオンする司令を送った瞬間、どこかが死んで使用不能や半身不随になった衛星の話は少なくないです。



4.
 小史;
電気推進の発案は「ロケット理論の創始者ツィオルコフスキー」自身です。氏は1800年代に 人類が宇宙に行く手段の数々を 空想ではなく理論で書きあらわした先駆者であったと賞されてます。 1900年代後半、米ソの競走時代に基礎研究が続けられました。日本の宇宙開発でも、カリスマ糸川英夫が率いた時代にすでに研究に着手されてました。こんなサイトがありました(1977年)。Kはカッパロケットですね。
http://www.ep.isas.ac.jp/missions/K-9M-58/index- …
MPDとは電磁・推進・力学の頭文字です。
↓その3年後(今から25年前)に自前の衛星で搭載実験が。
http://www.ep.isas.ac.jp/missions/tansei4/index- …

 しかし、
実用化されたのは10年ほど前(1990年代)からです。最大の原因はエネルギ事情=太陽電池がキロワット級に進歩したおかげです。 その頃のアメリカの方式は アーク放電で気体を加熱。電気溶接と同じです、電気溶接をしてる方は御存知のように高電圧が不要です。ひどく乱暴に言うと 日光が当たってる太陽電池をバチバチッとショートさせてアーク放電を発生させる。太陽電池は当たった光の分しか電流が発生しません(定電流源)のでアーク放電(負抵抗)の維持に好都合な電源なのです。この方式では電極が溶接棒に相当し、その減りが寿命を支配します。



5.
 専門的すぎるので興味がなかったら読み飛ばしてください。 イオンロケットと従来の化学反応式ロケットとの性能比較が具体的に示されためずらしい図です。
http://www.isas.ac.jp/ISASnews/No.276/GIF276/fro …
棒グラフが2種類混ざってるので判りづらいですが、
(1)右の4本は、
灰色の棒;
はやぶさを打ち上げた固体ロケットの加速性能です。発射後第1段で秒速2kmに加速され、2段目の秒速3kmが加わって合計秒速5kmに。3段目で合計秒速9km弱で衛星軌道速度(8km/s)を越え、最後4段目で合計秒速約13kmになっており、地球の脱出速度(11km/s)を越えてます。
黒い棒;
よく「ロケットは大部分が燃料である」と言われますが、点火前の全備重量を1とした燃料の割合です。下段は上段の重量が含まれてるので下段ほど率は低いです。最上段は金と技術の粋を集めて 率が高くなるように作ります。いちばん身軽ゆえもっとも加速が大きいからです。
(2)はやぶさの棒グラフ;
黒い棒(燃料の率)が 右端の4段目より遙かに少ないのに、灰色の加速性能は4段目に肩を並べてる、と読みます。 競技会で新人がいきなり大会記録と同タイムを出したようなものです。 燃料を脂肪と見なすと体脂肪率の差が歴然。将来性ゆんゆんですね。



6.
>> 飛行機や車にも応用できるのでしょうか。 <<

 (本題はこれでしたね、途中ですが一旦投稿します、ごめんなさい。)

 
 
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この回答へのお礼

とても詳しく回答いただきまして、ありがとうございます。この詳しい解説がうまく理解できないので、永久に分からないかも知れないですね。でもこういった新型エンジンが出来てくれば、未来の宇宙旅行も夢ではなくなりますね。スタートレックのような時代が来るんでしょうか。

お礼日時:2005/09/21 15:05

>> 解説がうまく理解できない <<



 どうもです、昨夜帰って拝見してこれを書いたのですが、送っ
たつもりで寝てしまいました。

1.
ロケットの推進力は

   力=排気ガスの速度×排気ガスの流量

です。ガスの速度が速ければガス流量が少なくて済む、
つまり高燃費だ。 たったこれだけの話です。

酸素と水素のロケットの排気速度は理論的に秒速約 5kmです。
ものを燃やす方法ではこのへんが限界です。
 で、
静電気でものを引っ張る方法は、単純明快に光の速さまでも
近づけるのです。(と言っても実際に光速をねらうわけでは
ないですが、はやぶさの排気速度は実績で 秒速30kmを越し
てます。光速は秒速30万kmなのでたった1万分の1ですがw
 次は加速電圧を10倍にして速度を√10倍、秒速100kmなど
を計画してるようです。光速の 1/3000 。)


2.
 物質の原子は核と電子でできてることは御存知ですよね。
キセノンは電子が54個です。イオンロケットは、最初まずこ
の電子を(たった1個ですが)奪い取って、プラス電気を帯
びさせます。これが「下敷きとゴミ」のゴミに相当します。
 はやぶさ では「電子レンジ」を使って 強い電波で原子を強
引にゆさぶって電子をもぎ取ってます。電子をとられた原子は
プラスに帯電し、イオンと呼ばれます。 イオンと電子が混じっ
たガスをプラズマと呼びます。それが冷えて元に戻らないう
ちにすぐ使ってしまいます。

キセノン   1時間に約3グラム消費
ガス容器────┐
            ↓
電子レンジ─→プラズマ化──→金属の網───→噴出
                   (マイナス電極)

1500ボルトの高圧直流電源があって、プラス側の配線がプラズ
マ容器に、マイナス側が出口の金属網につながってます。
プラスイオンは プラスの容器と反発し、マイナスの金網に引か
れて「急激に加速」されます。ほんの数センチのあいだに
時速1万km(秒速30km)に。
 そんなすごいスピードで網に衝突されたら持ちませんので仕
掛けがあって、それが網の防御=エンジンの長寿の要因になって
ます。 仕掛けはプラスの電気同志が反発する性質を利用してま
す。網を通過したあと引き返して来ないようにも工夫されてます。

↓全体構成
http://www.muses-c.isas.ac.jp/pictures/ion-diag. … 
↓3枚構成の網。中央の本体(マイナス電極)を護ってます。
http://aero.kouku-k.ac.jp/nakano/optics_demo.jpg
↓耐久性シミュレーションですね。
http://aero.kouku-k.ac.jp/nakano/ISAS20.gif


3.
>> 飛行機や車にも応用できるのでしょうか。 <<

 本題はこれでしたね、急用で遅れてしまいました。 宇宙が高
真空で邪魔な原子が居ないゆえに超高速の加速ができて高性能な
わけです。地上では濃厚な空気分子が邪魔で全く駄目です。よく
健康グッズで「陰イオン空気清浄機」とか売ってますが、あんな
程度です。 地上で使えるのはイオン式でない電気推進、「気体
がいっぱいあっても対応できる方式」です。電気溶接式とかはイ
メージしやすいですね、海水の導電性を使った電気推進の船もあ
りました。燃費性能を度外視すれば推力は強力にできてます。
 イオン式を地上で使いたいなら、真空の箱の中で動かして排気
で高速タービンを回し、減速して取り出す‥‥という構成も考え
られます、しかし「電気を与えると軸が回る箱、しかもかなり高
い効率」はすでにありますよね、モーターです。


 こんな所で。要は、静電式は原理的には光速近くまで行ける、
(実現化に際して決定的に阻害するような要因がない、)これが
高性能を得やすいことにつながってると思います。
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この回答へのお礼

私の疑問に何度もていねいに答えてくださり、ありがとうございました。さっさと締め切ってしまったため、わざわざgoo に頼んでくださったんですよね。こんなに親切にお答えいただいたのも始めてで感激です。失礼とは思いましたが、Teleskopeさんのポイント拝見しました。さすがにすごいポイントをお持ちですね。わたしも100回ほど回答していますが、Teleskopeさんを見習っていきたいと思います。今回は本当にお世話になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/28 14:14

>真空でないと使えないんですか。



 イオン噴射も方式によっては
空気中でも噴射できますが、
もの凄く弱いです。

 うまくいっても家庭用扇風機
くらいです。

>イオンエンジンという新型の物だと始めて知りました。

 イオンエンジンっていう発想は
1950年代くらいあるんです。
1960年代には実験が行われて
いたようで、1968年のSF映画
「2001年宇宙の旅」では、
木星に向かう有人探査線、ディスカバリー号
がイオン噴射エンジンで飛んでいるという設定に
なっていました。

 噴射の力が弱いんで、気象観測用の人口衛星の
軌道修正用の補助ロケットとして長い間
使われていたんです。

 1998年にアメリカが無人探査機の
メインエンジンとしてこのイオン噴射を
使い話題になりました。

 今回、日本はアメリカと違う方式で、
はやぶさのメインエンジンに使ったようです。

>飛行機や車にも応用できるのでしょうか。

 ファンが付いていない扇風機には
応用できると思います。(笑)
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この回答へのお礼

2001年宇宙の旅は見ました。あまり理解できませんでしたが。それにしてもそんな昔から発想があったとは、知りませんでした。どうしてもイオンを噴射するというのが、理解できないんですよね。最近やっとリニアモーターが分かってきたくらいですから、イオンエンジンを理解するにはあと10年かかりますね。きっと。

お礼日時:2005/09/20 15:38

 


 
反省します。 × 高燃費 → ○ 低燃費
 
 
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この回答へのお礼

いえ、いえ意味は十分伝わっています。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/19 18:53

 


 
 小学校などでノートの下敷きをこすって静電気を起こして遊んだことはありませんか? 小さなゴミが下敷きに触れると 反発して飛び去ったはずです。その反発力は同じ電気(プラスとプラス、マイナスとマイナス)の反発力です。 電気推進ロケットも同じ原理でして、ゴミの代わりにキセノンというガスを使ってます。

 これでクルマが走れれば高燃費の電気自動車と呼べますが、残念ながら真空中でないと作動しません。それに推力は微弱なんです、なんせ下敷きがゴミをはじく程度の力ですからw
 
 
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この回答へのお礼

真空でないと使えないんですか。ということは地上では無理なんですね。排気ガスなんかは出ないんでしょうか。

お礼日時:2005/09/19 18:51

燃料はキセノンです。


これをプラズマ化して超高速で噴出させる訳です。

出来れば、
近所じゃ使ってほしくないな。
あぶねーみたいし。^^;
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この回答へのお礼

キセノンですか、燃料は。キセノンのランプは持っていますが、これをプラズマにするということは燃やすということとは違うのですか。燃やさないのであれば熱も排気ガスも出ないクリーンエンジンということでしょうか。???だらけです。

お礼日時:2005/09/19 18:45

イオンを噴射させとびます。


ふくらました風船が飛ぶのと同じです。

飛行機や車への転用はできないでしょう。
噴射するエネルギーが大きすぎます。
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この回答へのお礼

イオンといえばマイナスイオンぐらいしかうかばないので、まったく原理が理解できないんです。イオンにそんな力があったんですね。ビックリです。

お礼日時:2005/09/19 18:39

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Q宇宙開発にたずさわる仕事に就くには?

 たとえば、宇宙開発に携わる仕事(特にロケット開発者)を志す人が早稲田大学理工学部内の学科を選ぼうとしたとき、どの学科を選ぶのが一番よいでしょうか?
 また、いろいろな大学に宇宙開発系の学部がありますが、そういったところを卒業しなくても卒業した人と同じ宇宙開発にはたずさわれるのでしょうか?
 具体的には宇宙開発事業団が頭に浮かんでいるのですが・・・。
 ご意見伺いたいです。よろしくお願いします。

Aベストアンサー

その道のものです。
高校生の方のご質問とお見受けしました。
一般論となります。

「宇宙開発の何をやりたいのかを明確にする」
「ロケット開発に携わりたいなら、
 自分がどのような仕事をしたいかを明確にする」

これは大学や学科云々ではなく、あなたの心意気次第です。
そしてそれを実現出来るかどうかもあなた自身の意気込みにかかっています。

>早稲田大学理工学部内の学科を選ぼうとしたとき、
>どの学科を選ぶのが一番よいでしょうか?

これは、学科のシラバス、研究室のウェブを見ていれば自ずと決まって来るのではと思います。
ロケット開発には、熱力学・流体力学・材料力学・材料学などの一般的な工学の他、
高速気体力学、希薄流体、電磁流体、宇宙機の物理などの相応の特殊な分野も含むからです。

>そういったところを卒業しなくても卒業した人と
>同じ宇宙開発にはたずさわれるのでしょうか?

私が気に入らないのは、このご質問です。
回答としては「あなた次第」です。
JAXAには東大の人もいれば早稲田や慶応の人もいます。
また、大学に行っていない人もいます。
そのような現実を見れば、何をしたいか明確ではない中でのあなたのこのご質問には
あまり意味がないことはお分かりでしょうか。

>具体的には宇宙開発事業団が頭に浮かんでいるのですが・・・。

あなたが宇宙開発の何をしたいかによって、
JAXAは最適なところとなるかも知れませんし、
最悪なところとなるかも知れません。
そもそもなぜ事業団を思い浮かべたのでしょうか。

例えば実際にロケットやエンジンを設計し、製作しているのは、
JAXAではなく、IHIやMHI、KHIなどのメーカーです。
これから「技術移転」が進みますから、本当にロケットを開発したいのなら、
MHI名誘とかになるのではないでしょうか。

何をしたいかを決めずに大学や就職先の名前がまずありきな状態ですと、
同じ「宇宙」「ロケット開発」と銘打っていても、仕事内容が全く異なることがあります。
あなたは、要求を実現する為のロケットを作りたいのでしょうか。
それとも、誰かが描いた図面に描かれたロケットを作りたいのでしょうか。

最近ですと、UNISECと言う団体に加盟している大学の中で、
ハイブリッドロケットを設計して打ち上げている研究室もあります(東海大や北大など)。
人工衛星を打ち上げている大学の研究室もあります(東大や東工大)。
そちらから関わるのも手でしょう。また、こういうことをしている研究室から
JAXAへ就職する人は多いです。これは大学名で入っているのではなく、
何をしたか、何をしたいかが明確だからこそ入れるのだと思います。

その上で、大学ですと「研究室単位」で「研究内容」を検索するなどすれば、
もう少し明確になろうかと思われます。
そして、大学・大学院へ至るとき、
「あなたが宇宙開発に携わって、日本のまたは人類にとってどんなメリットがあるのか?」
にも答えられるようになっていれば良いでしょう。

又、本当に最先端で最先端の仕事をしたいと言うのであれば、
ぜひ哲学や社会学、文学、芸術学、心理学・・・などの、一見宇宙開発とは
無関係に見えることも大学最初の教養期間に習得されますことをお勧めします。
宇宙開発に深い洞察が持てる「かも」知れませんし、
何がどう転んで新しいエンジン開発に繋がる「かも」知れません。
または単に気分転換に読んだり考えたりする範囲が広がるだけでも良いので。。

以上、口すっぱくすみません。
ぜひ日本の宇宙を盛り上げて下さい。質問者さまのお力に期待しています!

その道のものです。
高校生の方のご質問とお見受けしました。
一般論となります。

「宇宙開発の何をやりたいのかを明確にする」
「ロケット開発に携わりたいなら、
 自分がどのような仕事をしたいかを明確にする」

これは大学や学科云々ではなく、あなたの心意気次第です。
そしてそれを実現出来るかどうかもあなた自身の意気込みにかかっています。

>早稲田大学理工学部内の学科を選ぼうとしたとき、
>どの学科を選ぶのが一番よいでしょうか?

これは、学科のシラバス、研究室のウェブを見...続きを読む

Q宇宙船の最高速度

最も速い宇宙船の航海速度はヘリオスの252,800 km/hだと聞きました。

宇宙はほとんど真空で抵抗はないと思うのですが、やはり相対論が示す影響が大きいのでしょうか。
宇宙船の加速を遮るものとしてほかに何かあれば教えてください。
あと、ロケットエンジン以外の夢のような推力装置があれば教えてください。

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

>最も速い宇宙船の航海速度はヘリオスの252,800 km/hだと聞きました。

宇宙に行ってから推進機やスイングバイで加速することが行われますが,
そもそも打上ロケットでめちゃめちゃ加速する方法もあります.
その場合,打上ロケットにはブースターをいっぱいつけます.
いま冥王星に向けて飛んでいる「ニューホライズンズ」も力業で,
地上から16.2km/sの最速で打ち上げられ,9時間で月を通過,78日で火星を通過,13ヶ月で木星に到達,現在も飛行中です.

>ロケットエンジン以外の夢のような推力装置があれば教えてください。

今のところ人類は,次の2種類の推進装置しか知りません.
1.物体を放出又は受け止めて,その反作用で推力を得る.
2.場(地磁場など)との干渉を利用して推力を得る.

目下,夢の推進機関としては,「核融合推進」ですね.
これは「比推力」が何万秒と言うものです.
(通常のロケットは数100秒,
 イオンエンジンなどの「電気推進」では数1000~1万秒.)

また,一時期,「VASIMR(ヴァシミール)」と言う推進機関が話題となりました.
これは電磁力を利用した推進機関で,電気推進の一種ですが,大きな装置で木星有人探査など,
学会で幾つも発表があったと記憶しています.

因みに,「比推力」が高いことと「推力」が大きいこととは相反しますので,
上記の核融合推進でも,加速はとても微小なものです,が,時間を掛けて,
最終的に極めて高速に加速することが出来ます.

推進剤の噴射速度は,上記のgとIspとを掛けたものに大体等しいとお考え下さい.
Isp=300秒ならば,噴射速度は大体3km/sです.
実際には「ノズル」があり,この値から更に1.5~1.7倍くらいに加速しています.

一方,ではどこまで宇宙機は加速出来るのか?について,
上記1については,宇宙機ではどうしても,推進機自身と宇宙機自体の構造の質量はありますので,
頭打ちになります.因みにいくら増速可能かを求めるには,「ロケット方程式(又は「ツォルコフスキーの式」)を用います.

ΔV=g×Isp×ln(mi/mf)
g:重力加速度
Isp:比推力
mi:宇宙船の初期質量
mf:宇宙船の終端質量(miから推進剤の質量を引いたもの)

「太陽ヨット(ソーラーセイル)」や「磁気セイル」もあります.
こちらは,例えばソーラーセイルは太陽光の「輻射圧(放射圧)」により
推力を得ますが,遠方に行くほど太陽光密度は減りますので力は小さくなります,
しかし持続的に加速が行えるので,場合によってはかなり高速まで加速することが出来ます.

上記2には「テザー(EDT)」などがありますが,これは地球周回軌道の
軌道遷移に使うことを意図して研究されています.

他の方が書かれているもので,「反物質」や「光子ロケット」もまた,
夢の推進機関ですが,
更に言えば「反重力推進」や「ワープ」なども,まともにまじめに研究している方もいらっしゃいます.
(学会では名物講演として有名です.)

「レーザー推進」は,「ライトクラフト」と呼ばれるとても軽いものの飛翔には成功しています,
もし大出力レーザーを非常に高精度で宇宙機に追尾させることが出来れば,
これも持続的に加速を与えることが出来るので有望ですが,いかんせん大出力と追尾は,
非常に高度な技術を要します.小規模でしたら,日本でも幾つかの大学などで研究されています.

私の後輩も,反重力推進をやるんだ!と言って,アメリカに旅立って行ったのがいます.

上記「・・・」の語句は,検索されますと,より詳しい説明や,
いろいろな研究室などのウェブが見付かると思います.

>最も速い宇宙船の航海速度はヘリオスの252,800 km/hだと聞きました。

宇宙に行ってから推進機やスイングバイで加速することが行われますが,
そもそも打上ロケットでめちゃめちゃ加速する方法もあります.
その場合,打上ロケットにはブースターをいっぱいつけます.
いま冥王星に向けて飛んでいる「ニューホライズンズ」も力業で,
地上から16.2km/sの最速で打ち上げられ,9時間で月を通過,78日で火星を通過,13ヶ月で木星に到達,現在も飛行中です.

>ロケットエンジン以外の夢のような推力...続きを読む

Q帝国と王国の違いについて

帝国と王国の違いについて教えてください。

帝国の定義としては「ある特定の民族が他の民族や領土の支配をともなって統治している場合」という記述がありました。

歴史を見るとナポレオンは自らを皇帝と称しましたが、この時代のフランスは帝国ですか?

また明治維新以後敗戦までの日本は「大日本帝国」ですが、これは台湾や朝鮮などを支配していたからでしょうか?

ドイツは小王国に分かれていたのが統一されてドイツ皇帝
Kaizerを戴きましたが、ワイマール共和国が成立するまでは帝国だったと言えますか?

中国は明帝国、清帝国など、周辺の諸民族を柵封し、支配していたので帝国ですよね。

しかし、オランダ、スペイン、ポルトガルなどは植民地をもって多民族を支配していたのに、王国でした。

はっきりとした違いはあるのでしょうか。

Aベストアンサー

本来は他の方もおっしゃるとおり、皇帝の称号はある文明・文化圏における最高の君主が名乗るものです。
古代ペルシャの「諸王の王」という表現が一番ぴったり来るでしょうか。

××帝国、という言い方はかなりあいまいな基準によります。
皇帝を擁する大国を帝国と呼ぶのはもちろんで、オーストリア帝国とかムガル帝国、歴代の中国統一王朝などはそれにふさわしいものですが、これが中央アフリカ帝国となると歴史も由緒も???なところがあります。
このほかにイギリスやスペインのように、帝国主義政策を取った国とその植民地をあわせて帝国と呼ぶことがあります。この場合、アメリカ合衆国やソビエト連邦のように君主国ですらない国についても帝国と呼ばれることがあります。

西アジア~南アジアではペルシャ帝国崩壊後、イスラム教のカリフ(後にスルタン)が皇帝と訳されるようになります。

ヨーロッパ圏ではローマ皇帝の後継を称する君主が名乗るものでした。エンペラーだのカイゼルだの、という称号はそれぞれ古代ローマのコンスルが有していた最高指揮権(インペリウム)、及びカエサルの名に由来します。ローマ帝国末期の東西分裂などのため皇帝位は大雑把に西系(ローマ教皇により戴冠)と東系(ビザンツ皇帝→ロシア皇帝)に分かれますから、皇帝が複数いる事態が異常とは思われていなかったようですが、相応の由緒と実質がないと他国が認めませんでした(ロシアの君主が皇帝となるのは1721年のことです)。

スペインが皇帝位を名乗らなかったのは、すでに本家オーストリアのハプスブルク家が神聖ローマ皇帝位を名乗っており、分家たるスペイン・ハプスブルク家が皇帝を名乗るわけにはいかなかった、という事情があります。
ポルトガルやイギリス・フランスといった他の王家が皇帝位を名乗れなかったのも同様の理由によります。

ナポレオン1世もローマ教皇から戴冠を受ける、という形式を整えた点ではこのラインに属しますが、あまりにもなりあがりぶりが露骨だったため評判はよろしくありません。また、神聖ローマ皇帝がありながら皇帝を名乗ったため、皇帝位の価値を下げた、とする見方もあります。いずれにせよ、まずありえないことですがボナパルト家の人間がフランスの君主になった場合、その人物はフランス皇帝を名乗ることになるでしょう。

オーストリアはナポレオン1世による神聖ローマ帝国解体後も皇帝位を維持しました。ただしオーストリア皇帝、ということになったため、結果的にプロイセンが統一したドイツが、我こそは神聖ローマ帝国の後継国家なり、としてドイツ皇帝を名乗る余地を与えています。

東アジアでは始皇帝が皇帝という称号を発明しました。それまで分裂していた中原諸国を統一した、という点で、王という称号に満足せず、伝説の三皇五帝からとって皇帝と名乗ったとされます。
本来は天帝から天命を受けた者が皇帝として地上を支配する、という建前なので、皇帝が乱立する分裂状態は中華文明としては異常事態と考えられていました。
中央アジアの遊牧民たちのハーン位も皇帝と訳される場合があるのは、中華皇帝が大ハーンを名乗ったことがあるためです。唐のように遊牧民への威圧から皇帝がハーンを名乗ることもあれば、元のように遊牧民が中国を占領して皇帝になる場合もあります。

日本はまあ、夜郎自大、という見方もありますが、大陸及び半島に対しては欧州の海に比べ格段に波の荒い海で隔てられた別個の文化圏と見るべきでしょう。なお、天皇の称号の由来はどうやらかの則天武后によるようです。
今となっては日本の天皇は世界唯一の皇帝になってしまいました。

大韓帝国は日清戦争により清の冊封体制から外れ独立国となったときに李朝の王が皇帝を称し、皇帝と名乗るにはいささか弱小でしたが、独立した君主国であることを明示しました。

エチオピアの君主は15世紀ころから皇帝を名乗っていましたが、1974年に社会主義クーデタにより最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世が廃位されました。

中央アフリカでは1976年のクーデターでボカサが政権を掌握、77年に壮大な戴冠式を挙行して皇帝を名乗りましたが79年に失脚しました。数々の残虐行為で何かと物議を醸した人物で、大統領と名乗っておけば十分なところを皇帝と称し、戴冠式まで挙げたのは彼の虚栄心のなせる業と思われます。

以下蛇足。
 奇人変人の類ですが、アメリカ合衆国皇帝にしてメキシコの護国卿ノートン1世、なんて御仁もいました。よーするに南北戦争前後、19世紀後半のサンフランシスコにいた浮浪者なんですが、なぜかアメリカ皇帝を名乗った人物です。当時のサンフランシスコ市民も相応の敬意を払って彼の発行した国債を引き受け、税を納め(商店主に月50セント)、汽車などの交通費は請求せず、衣装や靴が傷んだら洋品店が無料で代わりの品を献上(?)したとか。1880年に死去した際、彼の葬儀には1万人以上の市民が参列したといいますから立派なものです。

本来は他の方もおっしゃるとおり、皇帝の称号はある文明・文化圏における最高の君主が名乗るものです。
古代ペルシャの「諸王の王」という表現が一番ぴったり来るでしょうか。

××帝国、という言い方はかなりあいまいな基準によります。
皇帝を擁する大国を帝国と呼ぶのはもちろんで、オーストリア帝国とかムガル帝国、歴代の中国統一王朝などはそれにふさわしいものですが、これが中央アフリカ帝国となると歴史も由緒も???なところがあります。
このほかにイギリスやスペインのように、帝国主義政策を取...続きを読む

Q旅客機はやっぱり4発機のほうが安全なのでしょうか?

ニューヨークのハドソン川に旅客機が不時着したというニュースを見てやっぱり双発機より4発機のほうが安全なんじゃないか思ったのですが実際どうなのでしょうか?。今回のケースでは機種名は忘れましたが双発機だったんですよね?。エンジンが2機とも停止し不時着する事態になりましたが、B747のような4発機だったら残りの2機のエンジンで空港にひきかえせたんじゃないかと思うのですが旅客機に詳しい方教えてください。

Aベストアンサー

> むしろ、全部エンジンが止まって、油圧がおそらく死んでいる状態でも冷静に操縦できるパイロット

はて?なんの話でしょうか?

A320 は FBW の機体です。電気、もしくは、油圧が死んでしまってはどんなパイロットでも操縦することは不可能です。「かつてよき時代」には油圧がなくても人力で操縦できたこともありますが、最新鋭の機体はそのような設計をしていません。油圧に関しては4重以上から7重程度、電気に関しては10重ぐらいの冗長性を持っていて、「油圧、電気が死んでしまうことはない」というのが設計の根幹になっています。車の設計をするときに「高速走行中にタイヤとホイールが離脱しても大丈夫かどうか」などと考えないと同じです。「そういうことは起こらない、と看做す」というのが当たり前なのです。

今回の事故は意図的にハドソン川に突っ込んでいますから、「油圧や電気が死んでいた」という可能性はゼロです。古い知識による思い込みだけを元に語る「評論家」がアテにならない、と言ったのはこういうことです。「プロペラ機のほうが安全」というわけのわからない話も、これに準じると思っていいでしょう。

正直なところ、「質問箱」レベルで正しい回答ができるほど、日本人が航空事故に詳しいとは期待していませんが、ここまでひどいとさすがに看過できませんね。

> むしろ、全部エンジンが止まって、油圧がおそらく死んでいる状態でも冷静に操縦できるパイロット

はて?なんの話でしょうか?

A320 は FBW の機体です。電気、もしくは、油圧が死んでしまってはどんなパイロットでも操縦することは不可能です。「かつてよき時代」には油圧がなくても人力で操縦できたこともありますが、最新鋭の機体はそのような設計をしていません。油圧に関しては4重以上から7重程度、電気に関しては10重ぐらいの冗長性を持っていて、「油圧、電気が死んでしまうことはない」というの...続きを読む


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