46歳の母、3人の子供がいます。
自分自身、母親から自分のありのままの姿を愛してもらい、安心して育ったという思いがありません。母の「自分の子として、こうあって欲しい」という希望に無意識に自分を合わせつつ、自己を抑制しながら大きくなりました。
そういう育ち方をしたからか、心の中にいつも「本当の自分をさらけ出して生きたい」という願望が重いしこりのようにあります。もうそうして生きてもまったく差し障りはないのですが、どうしても自己を開放するということが出来なくて、苦しみながらもやはりそれまでの枠の中に収まるような生き方しか出来ません。
そして、そういう私を見て育った子供達は、私がそうであったように、「母親の望む子供」として大きくなったようなのです。思春期を迎え、親のしつけの枠のなかでは収まらなくなってきているのに、自分から成長のエネルギーを押さえ込んでいるようで、早い話が引きこもりです。
学校に問題があるわけでなく、友人関係もすこぶる良好、むしろ恵まれているほうだと思うのですが、朝しんどくてどうしても起きられず、登校は週休4日の状態です。体は健康です。
あれこれ原因を探しましたが、もうその原因探しもネタが尽き、この頃では「幼児期の躾が元で、無意識に母親の作った枠から出ないように抑制しているのかも」と考えるようになりました。(アレしちゃダメ、これしちゃダメ、ああしなさい、こうあるべきという躾もどきの枠)
そこで質問ですが、
(1) こういった場合の強く潜在意識化に刷り込まれた自己抑制というのは、成長とともに解決していくものなのでしょうか。
(2) もう疲れてきたので、心療内科にかかろうかとも思っているのですが、こういった問題の場合、どういう治療になるのでしょう。
心理学に詳しい方、よろしくお願いします。
頭痛や吐き気にも襲われています。助けてください。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
現在のお辛い状態を察します。
質問者様がご自分の事を
「自己抑制しながら育ち、自己をさらけ出したり、開放することが出来ない」
と分析されているあたり、とても冷静で物事を深く考え、真摯に生きていらっしゃる方だと思います。
ご自分の心の苦しみの原因もちゃんと分析されていて、とても感心させられます。
そして今お子さんが不登校になっているのをとても心配されていますね。
私の第三者的立場からの意見ですが、質問者様の過去のトラウマとこうなりたいという願望とお子さんの今の状態から一つの方向が見える様な気がします。
他の回答者の方がたも既に述べられていることですが、
「ご自分を解放できない心」と「子どもの不登校を受け入れ難い心」が実は同じ根っこの様な気がします。
「こうあるべき」という心は
「私は母の希望に沿った子どもであるべきだ」と言う気持ちと
「子どもは学校に行かねばならない」という気持ちにリンクしていると思います。
ですから
「子どもは学校に行かねばならない」という気持ちから開放された時に
「私は母の期待にそった子でなくてはならない」という気持ちからも開放されると思います。
もしかしたら、質問者様のこの苦しい体験は、過去と現在のこの二つの苦しみから一挙にご自分を開放できる千載一遇のチャンスかもしれませんよ。
まず、子どもの事でご自分を責めるのをやめましょう。
今まで出来る限りの範囲で一生懸命育ててこられた事と思います。それは質問者様のお母様も同じでしょうが、完全な人はいません。
不完全な人が子どもを育てながら、子どもと共に成長し、完全を目指していく・・・・それが子育てだと思います。
そして子どもは、質問者がそうだった様に、その不完全な親から沢山学ぶのです。(反面教師の意味もあるかもしれません)そしてとりわけ多くを自ら学んだ子は親を超えて行くでしょう。
不出来な子もいれば、上出来の子もいます。
その色々な資質の子を分け隔てなく受け入れられる親は
真に自分を解放できた人だと思います。
その子にとって何が一番いいのかを自己の願望抜きで真に考えられ、世間体などと言う幻想から開放された親は
本当に幸福な人です。
その子どももきっと幸せなことでしょう。
質問者様はもしかしたらこういう解放された人になりたいのではないですか?
今までの既成概念を取っ払ってみてご自分の幸せに繋がる考え方は何か、を追求してみて下さい。
そしてじぶんを攻める事を止め、前向きの希望に満ちたお母さんになって下さい。
きっとお母さんの元気がお子さんをも元気にしますよ。
それからお子さんが学校に問題が無いのに、朝起きられないとの事ですが「体内時計の狂いによる昼夜逆転の不登校」もあるそうなので、やはり一度専門の病院なりに尋ねてみてはどうですか。
そして専門の機関にお世話になると同時に「不登校の親、子の会」などに参加しては如何ですか。
同じ悩みを抱えた人が沢山居て御互い遠慮なく話せるのできっと心の開放に繋がると思います。
「その人が超えられない苦しみは起こらない」そうですから何とか上手く乗り越えてください。
そしてお子さんを丸ごと受け止め(質問者様がお母さんにして欲しかったことですよね)心の支えになって上げて下さい。
なぜ短い質問文の中から、ここまで私の思いを汲んでいただけたのか、不思議な気がします。
仰る事すべてが、質問文の中にもりこめなかった思いです。
>今までの既成概念を取っ払ってみてご自分の幸せに繋がる考え方は何か、を追求してみて下さい。
そしてじぶんを攻める事を止め、前向きの希望に満ちたお母さんになって下さい。
きっとお母さんの元気がお子さんをも元気にしますよ。
実はほとんど本当は私はどうしたいのか、わかっているのです。でも社会の中で暮す以上、社会の規範の範疇からそうやたらと外れるわけにはいきません。本当のところ、「母親の希望にこたえるための自分」の枠を取ってしまたら、私は社会人として通用しないような破天荒な人間になってしまうような気がするのです。それでもいいのですが、でも私がそんなになってしまったら、子供はどんな思いがするでしょう。仕事も放棄して、生活が成り立たなくなってしまいそうです。
今、ギリギリのところにいるような気がします。
>もしかしたら、質問者様のこの苦しい体験は、過去と現在のこの二つの苦しみから一挙にご自分を開放できる千載一遇のチャンスかもしれませんよ。
仰るように、上手に選択すれば何もかも解決して、夢のように心満たされる日がやってくるかもしれません。
大きなストレスを感じています。医学というものには、とても懐疑的なのです。でもやはり、病院に行くことが解決の糸口になるでしょうか。病院に行く必要を感じながら、何度も決心を繰り返しているのに、先送りにしてしまっています。でも行かなければ。それ以外、もうする事が無いのだから・・・。
No.7
- 回答日時:
無意識は本人が正しいと判断したことしか聞きません。
親の干渉の影響は想像されているより少ないと思います。
子供時代いわゆる良い子であったお子さんが思春期に自立できなくて荒れたり困った行動をとるということは児童心理学ではよく報告されています。
18歳過ぎるくらいには普通の状態に戻るのが一般的ですが、引きこもりだけは長く続く可能性があります。
これに関しては必要な機関に相談されることと、思春期の子供の悩みを書いた本などを読んで現状で必要とされることをよく認識されるのが良いでしょう。
お子さんが大人になって社会に出るついて、必要以上に厳しく過酷なことと受け止めて、自らの成長に絶望のようなものを感じている傾向がこの年代にはありがちです。
社会という所は人間同士が支えあう事で成り立っていると、実情を正しく認識すれば安心感が芽生えて、自分自身おも肯定できるものです。
それから責任が伴うゆえの真実の自由の実感も大切です。
したがってなるべく外に連れ出すのが良いでしょう。
ご回答をいただき、ありがとうございます。
>社会という所は人間同士が支えあう事で成り立っていると、実情を正しく認識すれば安心感が芽生えて、自分自身おも肯定できるものです。
私はここに至るまで、仰るような認識をもった事がありませんでした。私は今まで、「自分が努力してきたから、生きてこられた」と思っていました。自分を信じるがゆえに、人の助けを必要とせず、助けられていることに気がつかず、人の言う事に耳を傾けませんでした。お互いに支えあうってどういうことなのか、体験を通して人の暖かさを実感した事がありませんでした。未熟者でした。
どうであれ、子供をどうしてやったらいいか考えるためには、やはり自分が自分を何とかしなくちゃどうにもならないようです・・・。
この場をお借りして、ご回答を下さった皆様に、心からお礼申し上げます。ホントに温かいお言葉をかけていただきました。こんな深いところまで相談できる友人がいないので、どうしてもくよくよと一人で悩み、一人で結論を出して、その結果にまた悩んでいました。皆様のお言葉を励みに、何とか頑張ってみます。ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
お子さんが「引きこもり」でお悩みなんですね。
(週休4日なら完全なひきこもりではないと思いますが)
質問文を読んでかなり精神的にお疲れのように感じました。
お子さんの不登校がきっかけで自分自身のことを見つめ、
母親の枠に収まる生き方を強いられてきたことに思い至った。
いままでの自分は母親と同じことを子どもにしてきてしまい、
子どもが不登校なのはそれが原因かもしれないと感じているのですね。
>あれこれ原因を探しましたが、もうその原因探しもネタが尽き、
原因探しは一人でなさったのですか?
そうならばぜひ医師やカウンセラーといった専門家の助けを借りることをお勧めします。
それに原因は必ずしも心の問題とは限らないと思います。
思春期外来のように思春期の問題に心身の両面から診てくれるところを探すのもひとつの方法でしょう。
子どもが不登校になると母親は自分の育て方が悪かったのではと思いがちですが、誰かを責めるだけでは問題は解決しません。
ぜひ専門家の指導を受けることが必要だと思います。
(1)について
>こういった場合の強く潜在意識化に刷り込まれた自己抑制というのは、成長とともに解決していくものなのでしょうか。
「こういった場合」というのはご自分のことなのかお子さんのことなのか分りませんが、私は成長とともに解決すると思います。
母親がわが子に「自分の子として、こうあって欲しい」と望みつつ子育てをするのはふつうのことです。
幾ら「ありのままの姿」を愛しているとは言え、何のしつけもしないのでは子どもが可愛そうですから。
ただそのしつけの範囲が難しいのですが…
しつけが度を越して「押し付け」になった場合は子どもは反抗をします。
そうやって親子の葛藤を繰り返しながら自立していくのではないでしょうか?
質問者さまのお母さまの場合、質問者さまがおとなしかったので、
自分のしつけが度を越していることに気づかなかったのかもしれません。
>思春期を迎え、親のしつけの枠のなかでは収まらなくなってきているのに、自分から成長のエネルギーを押さえ込んでいるようで
もしそうなら「しつけの枠」をゆるめてあげればよいのです。
その方法、程度は試行錯誤で加減しながらとしか言えませんが…
(2)については残念ながら答を知りません。
精神保健センターにお子さんのことも含めて相談なさると良いと思います。
一人で考え込みますと思考の迷路に迷い込みます。
ぜひ誰かの助けを借りてください。
お返事ありがとうございます。
どの回答者様も皆さん専門家の助けを借りるように仰ってくださいます。そのとおりだと思うのですが、大きな問題があります。それは、私がお医者様の診断より、「自分の経験、感覚、愛情」を信じる人間だということです。病院に行く前からこんな事を言っているんじゃ、もう終わってしまいますが。
何とかこの自己過信から解放されたいものです。誰がなんと言ってくれても、自分の出した結論が一番正しいと思っている愚かで強固な自分から。
結局、人の忠告を聞かない、自分で考えて解決をする、うまく行かないと色々と理由になるものを探してさまよい、精神が参ってしまう・・・。こんな自分が見えてくるのです。
馬鹿みたいですね。ホントに、思考の迷路にはまってしまっています。
なんて自己分析して分かったつもりにならないよう、病院に行くべきですね。明日、必ず病院に行きます。ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
こんばんは。
この文章からでは解決するわけでもないのですが、とりあえずkamosagiさんの中で「心理学」という学問に対して、過大な期待、あるいは勘違いがありそうですので、一応訂正しておきます。
あと、せっかくなのでおまけアドバイス。
まず御自分の人生をいろいろと語ってらっしゃいますが、
心理学という学問は個別の心理状態を説明できるものではありません。
> 自分自身、母親から自分のありのままの姿を愛してもらい、
> 安心して育ったという思いがありません。
> 母の希望に無意識に自分を合わせつつ、
> 自己を抑制しながら大きくなりました。
> そういう育ち方をしたからか、心の中にいつも「本当の自分を
> さらけ出して生きたい」という願望が重いしこりのようにあります。
> どうしても自己を開放するということが出来なくて、苦しみながらも
> やはりそれまでの枠の中に収まるような生き方しか出来ません。
これまでの人生における御自分の心情の自己分析ということで、わざわざ「無意識」「自己の抑制・開放」などの用語を使って表現したとしても、専門的な心理分析をした、ということにはならないのですよ。
> そして、そういう私を見て育った子供達は、
> 「母親の望む子供」として大きくなったようなのです。
> 思春期を迎え、親のしつけの枠のなかでは収まらなくなってきているのに、
> 自分から成長のエネルギーを押さえ込んでいるようで、
再度申しますが、心理学は個別の心理状態を説明できるものではありません。
この部分は、kamosagiさんが子どもの様子を観察して、
勝手に(主観100%で)お子さんの心理を「分析」してみた状況なのであって、
上の説明が正しい保障は全くありません。
客観的にみて正しい状況を表現している文章は
> 早い話が引きこもりです。
ここだけ。
> あれこれ原因を探しましたが、もうその原因探しもネタが尽き、
> この頃では「幼児期の躾が元で、無意識に母親の作った枠から
> 出ないように抑制しているのかも」と考えるようになりました。
とりあえず、kamosagiさんが勝手にお子さんの「心理を分析」して、御自分の分析に取りつかれてしまっている状況では、見つかる原因も見つからないと意見します。少なくとも、原因はkamosagiさんが「分析」して判断すべきものではない。
> 学校に問題があるわけでなく、友人関係もすこぶる良好、
> むしろ恵まれているほうだと思うのですが、
> 朝しんどくてどうしても起きられず、
むしろ、kamosagiさんがそう思い込んでいるだけで(あるいはお子さんが言い出せないだけで)、学校や友人関係や学業などに原因があるかもしれませんし、お子さんの体内の情報伝達メカニズムのバランスがくずれて「うつ病」の兆候があるのかもしれません。ここで述べたのはあくまでも可能性で本当かどうかは知りませんが、あなたの勝手な「分析」では見えない原因があるかもしれないのですよ、という話だとご理解ください。
最後に申し上げますと、心理学はあくまでも学問であって、個々の家庭や人間関係の悩み解決のツールではありません。見よう見まねの「心理分析」はやめることをオススメします。精神の悩みや心の病気だと思ったなら、精神科・心療内科・カウンセリングのどれかを受診推奨。
> 頭痛や吐き気にも襲われています。
お子さんよりもkamosagiさんが至急↑どれかを受診したほうがよろしいでしょう。
一般人の部類でご意見を頂きましたが、かなり専門的な見地をお持ちの方のようにお見受けします。
私自身が医療のお世話にならなければいけない状態だというのは、よく自覚しています。近いうちにどこかを受診するつもりです。
ただ、一抹の不安があります。それは、「お医者様は、どれだけ患者の心に寄り添えるだろう」ということです。お医者様の人間性にも寄るところが大きいのではと思うのです。「医学」という「知識」だけでは全部をはかることはできないですよね。また、私が、どれだけお医者様を信頼して、診断に心をゆだねる事ができるか・・・。
あまり考えすぎず、とりあえず受診してみない事には何も始まらないとは思っているのですが。
自分の事は自分が一番良くわかっている。(客観的に見てもらう必要はあると思いますが、それでも自分で分かっているほど、他者に理解してもらうのは、難しいのでは・・・。それがたとえ、医者であっても。それなら病院にいっても何も変わらないのでは。)つい、そんな風に考えてしまいます。
この、我ながらあきれるほど硬く自己を捕らえている自分から解放されたい。
>とりあえず、kamosagiさんが勝手にお子さんの「心理を分析」して、御自分の分析に取りつかれてしまっている状況では、見つかる原因も見つからないと意見します。少なくとも、原因はkamosagiさんが「分析」して判断すべきものではない。
仰る通りです。こういう状況を、「医学」というものは何とかできるものなんでしょうか。
No.3
- 回答日時:
質問者さまへ
不登校、引きこもりというのは両親が考えている表面的な問題もさることながら、お子さん自身がいい子であって両親に本当の悩みがいえない(親を困らせたり悲しませたりしたくない)からということはままあります。あなた自身がいろいろ悩んで答えを見つけようとあせっても答えを見つけるのは凄く難しいと思いますので専門家に相談されることはいいことと思います。
ただ1つだけ、心療内科というのはカウンセリングは
元々心療内科には入っていないはずです。
心療内科というところは、心の病が引き起こすストレスで身体に不調をきたす患者を診察する為のところです。たとえば、高血圧、過敏性腸症候群、胃潰瘍等。
カウンセリングを行うのは、精神科若しくは心理カウンセラーです。
心療内科は元々精神科の先生方が精神と身体の病気の密接な関係に着目して心療内科というところを作った経緯があります。
それと、よく聞く話がご家族の病気を相談にいかれる方もいらっしゃいますので、あなた自身のことだけでなく、子供さんのことも含めてお話されてみてはいかがでしょうか?
専門家のほうが解決するノウハウを持っていると思いますので。
お返事ありがとうございます。
そうですか、心療内科って、カウンセリングをしてもらうところではないのですか。
少し鬱の気がありますが、薬を飲むほどではないと思っています。そうのときも、鬱のときも、それなりに自己管理は出来ていると思います。
今は、自分の深層心理の奥に押し込められた自分のかたわれを探したいのです。それがわかって、そのかたわれに、「今まで押し込めていてゴメンね、もう出てきてもいいよ。」といってあげられたら、私も楽になるし、私が楽になったら、息子も楽になるのではと・・・。
精神科を受診したほうがいいかもですね。
参考になりました。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
心理学に詳しいわけではありませんが、私見で失礼いたします。
まず、あなたが楽天的になってください。
上辺だけ華やいだ風を装うということではありません。
そのような嘘は却って事態を悪化させます。
あなたが、子供の為ではなく自分自身の為の充実した気持ちを取り戻して欲しいのです。
子供と言っても、大人扱いできる年齢のお子さんだと思います。
対等の人間として認識してあげてください。
庇護するのではなく、対等な人間としてお子さんの気持ちを知ろうとする姿勢が大切です。
「週休4日」でいんじゃないですか。
「>学校に問題があるわけでなく」ということですが、朝どうしても起きられないというのは、やはり学校関連で何かお子さんの壁になるような事象があるのだと思います。
悩みなどというものを、親には話しづらい年齢ですよ。
原因を詮索するのではなく、「困った時はいつでも相談に乗ってくれる」「自分の悩みを受け止めてくれるだけの度量がある」という信頼を勝ち取っておいて、後は放っておいた方がいいのではないでしょうか。
「行きたくない時もあるだろう。無理することはない。1人で解決できそうもなかったら、遠慮なく言って欲しい。あなたが心配だけど、信用しているからうるさいことは言わない。でも、どうしようもなくなる前に必ず相談すると約束して欲しい。」
という意味のことを伝えて、後は信用していると言ったことが嘘にならないように、ご自分の充実した時間を大事にできるゆとりを敢えて持つことが大事だと思います。
お子さんは必ず見ています。
あなたの顔つき、言葉自体よりもそのニュアンス。
敏感に感じます。
本当に自分が人形としてではなく、1人の人間として信頼されているのか。
手綱を放すべき時が来ているのでしょう。
精神の檻から解き放つべき時とも言えます。
こんな時だからこそ。
放任するわけではありません。
逆に、目を凝らして様子を窺うようなこともしない方がいいでしょう。
いつでも嵐を回避できる港として、見守ることが大事です。
落ち着いた目で何か言いたそうな顔になる事があるでしょう。
その時に「これからどうするつもりか」と『お子さん自信の考え』から先に聞いてあげるが良いと思います。
こんなことをしていたら勉強は遅れるし、卒業できないかもしれない。
上の学校に行けなくなったらどうする。
などとお子さん自信が一番良くわかっていることを、あなたの方から一方的に口にしない方がいいでしょう。
難しいかもしれませんが、あまり気にしない方がいいです。
なるようにしかなりません。
お子さんの力を信じましょう。
信じていることを伝えましょう。
甘やかすということではありませんし、腫れ物に触るように遠巻きに放っておけ、と言っているのでもありません。
学校へ行くべき未熟者としてではなく、対等の人間として正面から対峙して欲しい、ということです。
そして、同じ事をご主人にも強く要望してください。
お子さんの人間性を心から信じた対応が、恐らく今一番必要とされているように感じます。
あなたやご主人と顔を合わせる事が苦痛でなくなった時。
あなたが、わだかまりなく、気軽に雑用を頼めるようになった時。
ひきこもり(現在はそう呼べる段階ではないですが)だからといった引け目を一切忘れて、ただ我が子は我が子自身であっていいのだ、という本来の愛情の感覚を取り戻した時。
お子さんに何らかの変化が現われるように思います。
自己分析によって原因を探そうとされる姿勢は誠実で貴重なものとして拝見いたしました。
しかし、そのこと自体、即ちあなたに対して罪悪感まがいの気持ちをもたらしているのが、まさしくこの自分なのだという印象をお子さんに与えている可能性も否定できないように思います。
ご承知でしょうが、子供というのは恐ろしいほど敏感なものです。
最初に「まず楽天的に」と申し上げたのは、そういうつもりでした。
推測混じりの為、お気に触る箇所がございましたらお詫びいたします。
ぜひ良き展開が訪れますよう、心底よりお祈りいたしております。
とても配慮の行き届いたお返事を頂きました。ありがとうございます。慰められました。
不登校と関わるようになってから4年。本当にいろんな事を考え、あれこれ良かれと思うことはやってきたつもりです。仰っていただいたような「楽天的」な境地にも至っているつもりです。
私はいいのです。学校にいっても行かなくても、子供本人がそれで大丈夫なら。
でも彼は友達が好きで、クラブが好きで、家にいるより学校にいるほうが楽しいといっています。休んだ日は毎日のように家に友達が遊びに来てくれます。公式試合の最中なので、休まず部活をやりたいのです。(この気持ちは親の希望に添うために頑張っている結果としての思いではないと思います。)
でも、しんどくて朝起きられない。昼まで寝て、起きた後は何か生命力を抜き取られてしまったかのように、ゲームをして時を過ごすしかない。(こういうところは、自らを閉ざしているように思えばそう見えるような・・・。)
朝起きられる日の息子と、起きられない日の息子は、こうも違うかと思うほど、全く別人のように違います。
本人が一番苦しい。そんな自分と付き合わなくてはならない、思うように体が働かない、そのために好きなことご十分に出来ない・・・。自分に対する、自信を失ってしまします。
何とかしてやりたいのです。
No.1
- 回答日時:
不登校の問題は、あせればあせるほど、解決が遠のきます。
まず、子供が学校へ行かなければいけない、という気持ちを切り替えましょう。学校へ行かないといけない、と言う気持ちはそれだけで、双方にとってものすごくストレスになります。
次に、自分の過去、そしてそれが原因で子供が不登校になっている、という過去の気持ちも切り替えましょう。これから何をしなければいけないか、と言う前向きなことに気持ちを持っていきましょう。
お子さんの件、そして相談者さん自身のことを、専門家(カウンセリングや心療内科の病院)に相談してはどうでしょう。個人で解決しようとすると、自分が苦しむだけで、解決に進まないと思います。心療内科では、話を聞いて、それにあった専門的なアドバイス、必要な場合は薬を処方してくれます。また、病院の先生によって合う、合わないがあるので、一度行って納得いかない場合は、違う先生を探した方が良い場合もあります。お子さんの不登校に関しては、専門に扱っている機関がたいていの市町村にあると思いますので、そこに相談した方が良いかも知れません。
教育相談所
教育相談センター
http://www.nhk.or.jp/fnet/hikikomori/kikan/educa …
全国の精神保健センター
http://www.pref.nagano.jp/xeisei/withyou/list/li …
等で、不登校、引きこもりの相談を受け付けてくれます。
御礼が遅くなってしまいました。ご回答ありがとうございます。
実はカウンセリングには3年通いました。学校から紹介してもらったところなので、「子供の現状を改善するためのカウンセリング」に終始し、私自身の内面には至りませんでした。結果、何も変わらず、不登校の原因は良くわからず、これからどうしたらよいかも見えてこず、それ以上続けても意味が無いと思い、打ち切りました。
今度は自分の為のカウンセリングを受けることで不登校にアプローチしてみようと思います。
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