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有名人がとんでもない犯罪を犯して、割腹自殺なんて前代未聞で、平成でいうと誰がどんな事をしてどうなった状態と同じくらいですか?
実感がわかないのでこのくらいのインパクトがあるという意味でおしえてください。

A 回答 (8件)

当時私は22歳。

新婚ほやほやでした。
確か、日曜の朝だったと思います。朝刊の第一面にでっかく「三島割腹」の文字。三島?三島って、誰だ?
記事を読んで仰天しました。朝寝をしていた夫を叩き起こしました。
「あなた、三島由紀夫が!」
夫はがばっと起きて、新聞をひったくりました。
第一面の記事の左下に、写真が載っていました。なんと、三島由紀夫の生首でした。ちょっと不鮮明でしたが、矢印があり、「三島の首」と書かれていました。
犯罪者扱いでした。

当時、貧乏暮らしで、テレビを持っていませんでした。
新聞を繰り返し、繰り返し読みました。
あの三島由紀夫が、呼び捨てで、犯罪者として扱われていました。ショックでした。

三島由紀夫は高名な作家で、文学青年でなくても、誰でも2,3冊は読んでいました。私の本棚にも、10冊ほどの三島作品がありました。
文学青年にとっては、神様のような存在だったと思います。

その日は一日、ぼーっとして過ごしました。三十数年経った今でも、あの日のことは、鮮明に思い出せます。
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政治家→三島は気が狂った、迷惑だ


海外→これによって日本に軍国主義復活などはありえない、冷静な反応
作家仲間ら→追悼の夕べにはほとんど顔を出さず
学生→行動には共感、思想にはちょっと
一般人→ただただ呆然
川端康成→三島の首を直に見てしまい、行動がおかしくなる
 
いまだったら。小泉首相がアメリカ大使館にジェット機をハイジャックして突入?ぐらいのインパクトでしょうか。え、なんで!って、唖然とするでしょう?

参考URL:http://www.geocities.jp/showahistory/history6/45 …
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むちゃくちゃ乱暴に言いますと、松本人志が警察庁にでも乗り込んで長官を人質に取り、マスコミの前で爆死することの、十倍以上のインパクトかな~、なんて。



しかしやっぱり、世界的有名人・テレビにもさんざん出ていた超一流作家・クーデター煽動・割腹自殺・介錯(三島の首を切った人も割腹して、もう一人に介錯してもらったと記憶してます)……ということに匹敵するインパクトは、まあまず個人ではほかに考えられませんですね。
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追加ですが、彼は刀剣所持の許可は持っておりましたことを申し添えます。

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当時、どの位のインパクトかと言えば石原慎太郎氏が実行したと同じくらいと考えて頂ければ当たらずとも遠からずと言ったところでしょうか。



事件の詳細は色々なサイトにありますのでそちらで参考になれますが、見方によって色々な解釈がされています。無論憂国の意思があって立ち上がったのであり通常の犯罪者とは違います。

現在では憂国忌実行委員会が結成されていますが、その中にはあの猪瀬直樹氏や篠沢秀夫氏(共に代表発起人の一人)、立松和平氏、浅田次郎氏、小林よしのり氏ら著名人が多数名を連ねています。犯罪者ではこんな現象はありませんね。

当時でも多くの賛同者が居たことや現在でもこうして多くの人々が故人を偲んでいる事実も知って頂きたいと思います。文学に対する思い入れや故人の人柄によるところが大きかったのではないでしょうか。

ご参考まで
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今年が「憂国忌」(三島追悼)35周年ですか。

報道によると、東京では昨年の3倍(1000人)、若い女性が特に多かった、とありました。個人的に非常に興味深い現象だな、と思いました。

三島は、当時国内のみならず海外でも著名な作家で、日本のノーベル文学賞候補のトップを走ってたんじゃないでしょうか。#1さんご指摘のように、当時は日本がどんどん豊かになっていく時期でした。しかし、三島にとっては、日本の伝統的価値観(美意識、行動規範)の崩壊、米国追従の政治(国家としての独立・自尊心)が失われていくことへの強烈な危機意識があったようですね。それに阻止する力として、彼は自衛隊(の蹶起)に期待したわけです。強力なリーダーシップを持つ政治を求めたともいえます。

もちろん彼が訴えたのは、非合法なクーデターの呼びかけですし、細かく言えば「銃刀法違反」「不法侵入」「監禁」など法律違反でしょう。しかし、一方では共感する人々もいたわけです。特に「逮捕」されることなく「切腹」という古式に則して死を選んだ、という行動は、一方では「驚愕・批判・嫌悪感」とともに、一部の共感も生みました。三島の行動を理解する自衛隊幹部の発言がヤリ玉にあがった、という記憶があります。しかし、政治的立場がはっきりしている人々(右翼、左翼)は別として、当時は多くの人々が「一体なぜ????」と思いました。

ともあれ、今現在の日本社会のなかで、三島という人物の人物・行動が今また注目されている、ということで冒頭に「憂国忌」について「興味深い」と申し上げました。

質問者さんはお若い方ですか。世界的に有名な若者のアイドルが、マス=コミが報道するなかで、クーデター(政権転覆)を訴え、最後には壮絶な死を選び、その現場がTV画面で流れる・・・。実感わきますか?
「命をかけて何かを成し遂げる」「事破れれば死を選ぶ」という行動をする人が、今の世の中にいるか? 想像つきませんね。
やはり、三島の行動は戦後の日本においては「空前絶後」のものでしょう。

ちなみに、写真を掲載したのは某全国紙(Y、M、Nではない)です。

回答にはなりませんが、参考にしていただければ、ということで。
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私は当時高校生で(中学生だったかな?)、級友の中には三島由紀夫のファンもいましたから、教室では話題になりましたね。

あまりよくわからなかったですけど。
私は文学的なことにはあまり興味がなかったので、作家の三島由紀夫が、、、という点は正直なところ理解出来ず、大人になったあとになって三島由紀夫がかなりの影響力を持つ人物だったのだと知りました。
(ただ、このころはすでに壊れていたのでは?)

思想的に右翼だった彼が、だらけきった世情に苛立って、自分の腹心数人を連れて自衛隊駐屯地に乗り込み
(有名人だから顔パスだったのか、たまたまその日三島の講演会の日だったのか、忘れてしまいました。とにかく阻止されないで入れたのは事実です。政治家にも太いパイプを持つ人だったから?)、
バルコニーで革命(武装蜂起)を呼びかける演説をした。
でも、おそらく自分のアジテーションに感動して立ち上がると思っていた自衛官たちは黙って聞いているだけで動こうともしない。ヤジが飛んだのだったかもしれません。深く失望した彼は引っ込んで切腹自殺した。

切腹するだけでは人間簡単には死にませんよね。だから腹心の部下が介錯をして、三島の首を斬り落とした。(この写真が出て話題になりました。よく判別できないピンぼけの写真でした)
三島はその場で死んだからいいけど、介錯した青年は殺人だか自殺幇助だかで罪に問われ、のちに獄死だか自殺だかしたんじゃなかったでしょうか。
とんでもない犯罪とおっしゃるけど、ショッキングだっただけで、犯罪としてはたいした事無いのではないでしょうか?

マスコミが三島の演説する姿や生首を報道出来たのは、彼に同行取材していたからだったと思います。予定の行動だったということですよね。
もともと自衛隊関係者には人気のあった人で、信奉する人も多かったと思います。でも、そそのかされたからって、おいそれと武装蜂起なんて出来るわけがない。昭和初期とは違います。時代を読み間違ったのだと思いますね。

古い話で、記憶違いがあったらゴメンナサイ。
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残念ながら、例は思いつきません。


ただ、今、自衛隊がクーデターを起こしたと想像してください。それだけでインパクトが伝わると思います。
実際は、クーデターと呼べるほどの事ではなかったのですが、この日本で、こういう事件が起きるとは…と誰もが思いました。

当時はもう平和ぼけしてた時代でした。高度成長時代の真っ最中で、日本の未来が明るかった頃ですから、国民の日本には対する満足度は今より高かった時代です。
しかも、まだ戦争経験者が多い時代だったので、当時、小学生の私も、まさか…との思いでした。
ただ、ご質問のような、有名人が犯した犯罪という印象はありません。犯罪という認識じゃなかったと思います。

報道に関しては、その前に起きた、浅間山荘事件と同じく、生中継し、視聴率は高かったようです。現在の報道の姿勢はこの2つの事件からだったと思います。

後、ショッキングだったのは、どの新聞かは覚えてないのですが、三島の切り落とされた首が写った写真を使ったことです。
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