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塾で講師をしています。
小学校1年生に算数を教えているのですが、困っています。
くり下がりの引き算で、
例えば12-8の計算だったら、まず12を10と2に分けて、
10から8を引いて2、それに2を足して4と教えています。
今年になって、生徒の中で同じくりさがりの引き算を
12-8は2から8を引けないので、逆に8から2を引いて6。
6は10に4足りないので、答えは4というやり方を
する子が増えてきました。
私もやり方は知っていたのですが、これから先、筆算に入ったら
困るのでないかと思い、直させています。
お母さん方に聞いても教えていないというし、自分で考えつく方法では
ないので、誰か大人に教わったと思います。
学校でこう教わった方、いらっしゃいますか。
また、このやり方を無理に直す必要はないのでしょうか。
教えてください。

A 回答 (8件)

両計算方法を比較します



方法A:
12-8=10+2-8
    =2+(10-8)
    =2+2
    =4

方法B
12-8=10+2-8
    =10-(8-2)
    =10-6
    =4

方法Aに於いては
「2から8が引けない」という不合理が発生した場合に
ひとつ上の桁の数字を借り
そちらとの計算を先に行ってから
もとの桁の計算を行う、という複雑なステップになります。

方法Bのプロセスの場合は
「2から8が引けない」という不合理を
「その桁内で処理」できています。

「筆算に入ったら困る」とありますが、
方法Bでは「その桁内で処理」できるため
筆算に於いても右の桁から左の桁へ順に計算してゆけるため
方法Aよりも便利です。

一方、「負算順を反転して、引く」という方法Bのプロセスは
少々アクロバティック過ぎる様な気もするので
小学校一年生には理解しにくいのではないかなと思います。
(そもそも小1の教育課程にはないと思います)

また、その後つづく教育課程の中で
2桁の引き算を暗算で行うよう指導されます。
これができるようになると
方法Aを発展させ
「ひとつ上の桁から1を借り、下の桁に足したうえで、引き算を行う」
ことがワンプロセスで可能になるため、
一転して方法Aのステップメリットが方法Bのそれに勝るようになります。


どちらにメリットがあるかは各個人の性質にもよるので
断定的な判断はできないと思いますが
トータルで考えれば方法Aの無駄が比較的少ないと思います。

私見ですが、数学の世界はプロセスを限定しない世界なので
正しいプロセスであれば、どんな経路をたどろうと問題ないのではないでしょうか。
大切なのはそのプロセスをちゃんと理解できるかどうか、です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうなんです。小学校の教育課程にはないはずなんですが、
これで小学校の時に教わったというお父さんもいます。
どちらでも答えが出れば問題はないのですが、
中学生は別ですが、小1で2から8が引けないので8から2をひくという考え方は不安です。

お礼日時:2005/11/28 21:48

はじめまして



お伺いの方法とは、いわゆる「減加法」と「減減法」と大別されるものです。
結論から言えば、どちらを覚えてもよいのです。大事なところを押さえてさえいれば、それくらいの選択肢は、もっていてよいと思います。


12-8の計算をそれぞれの方法で行うとすると、以下のようになります。

<減加法>
 12-8
=(10+2)-8  ここで、12を分解
=(10-8)+2  ここで、減法
=2+2       ここで、加法
=4

<減減法>
 12-8
=10-(8-2)  ここで、1の位だけで減法
=10-6      ここで、10の位から1の位の減法
=4


上記のどちらのやり方も、方法論として成立しています。
どちらも間違いではありません。

大事なことは、10の補数について熟知し、道具として活用できるほど習熟していること(暗記していること)です。10の合成・分解は、計算能力の習熟をはじめ、数量の基礎を身につけるうえでの必須事項です。

減加法も減減法も、どちらも可、です(私は減加法でしたが…)。
なお、筆算などの指導の導入時には、補助計算をきちんと書く必要があるでしょう。補助計算を書くならば、どちらの方法でも問題ないはずです。


算数・数学においては、とき方は色々あるはずです。
要は本人が嫌にならないように、「本当にポイントとなる事項」を整理する事です。それを確認するために、多少回りくどい説明をすることになっても、OKだと思っています。なぜなら、確実に正解を出すことが、本当に大切なことだからです。

まとまらない文章になってしまいました。
多少のお役に立てば幸いです。
それでは
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
調べていて減減法にたどりつきました。
12-8の8を2と6に分けるという考え方ですよね。
生徒に聞いたところ、引き算の秘密といって逆に引けばいいんだという
教わり方をしたようです。
(本当はちゃんと教わったのかもしれませんが)
まだ、数の概念がしっかりしていないのに逆に引くというのは・・・と
思ってしまいました。
少し様子を見てみようと思います。

お礼日時:2005/11/30 10:26

直すように仕向けたほうが良いと思います。



12-8は2から8を引けないので、逆に8から2を引いて6。
6は10に4足りないので、答えは4

は「アクロバット」だがそれなりに分かります。
では、下の場合は、

82-8は2から8を引けないので、逆に8から2を引いて6。
6は80に74足りないので、答えは74

は「アクロバット」であるがまだまだ大丈夫ですよね。
では、下の場合は、

82-38は2から8を引けないので、逆に8から2を引いて6。
6は??に??足りないので、答えは??

・・ってイメージできますか。
私みたいな凡人にはすぐにはイメージできません。
伝統的なものが全て正しいとは限りませんが、それなりの理があると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
2桁同士だと説明がつかなくなってきますね。
自分が2ヶ月前に教えた時は通常のやり方だったのですが、
学校で始まった途端これをやり始めてびっくりしています。

お礼日時:2005/11/29 09:19

同じ問題に子供に教えていてぶつかりました。


私の個人的感覚で行くと、

12-8=(10+2)-8=10+(2-8)=10-(8-2)=10-6=4

となり、生徒さんがやってる手法のほうが正しい気がします。

「本当は2から8を引きたいのだけど、2しか引けないから、残りの6(=8-2)を10から引く」

という感じですかね?このほうが筆算の感覚に似ていると思います。
この場合だと、桁が増えたり十の位が増えても問題がないような気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分としては通常のやり方でやってきたので、違和感がないのですが。
生徒たちは通常のやり方よりこのほうが簡単と言っていました。

お礼日時:2005/11/28 21:37

No3です。

補数ではありませんでした。すみません。
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19年前、長男が小学校に入ったとき、このように教えられましたが、通常のやり方を教えました。



12-8=10-(8-2)=4
これは、電算機のFF回路による引き算のやり方です。補数をとるということですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
学校で教わったんですね。
何年か前にも学校でこのやり方で教わったというお父さんが
いました。
生徒も学校で教わってきたのかもしれないですね。

お礼日時:2005/11/28 21:26

2桁くらいなら どちらでもいいですが


桁が増えれば 引けないときは左から10借りてくる
というのは 自然と身に付くと思いますよ
専門家じゃありませんから 責任はもてませんけど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
様子をみてみようと思います。

お礼日時:2005/11/28 21:21

私はずっとその方法で引き算をしていますが



筆算のときの考えを書くと
たとえば33-4という筆算では3-4を考えますが足りないので13-4にして9とします。
1借りてきたので、3を消して2に変えます。

そのように教えれば良いのではないでしょうか。
私は教育に詳しくないですが、考えやすい方で教えたほうがいいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
筆算になっても問題はないのですね。
本人の様子を見てみようと思います。

お礼日時:2005/11/28 21:18

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