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私は今学校でデッサンの勉強をしているのですが、疑問に思うことがあります。
本来担当の教師に質問すべきなのですが、時間がないのでこの場を借りました。

よく私は「色が薄い」と指摘を受けており、最近では評価が下がってきてしまいました。
自分ではモチーフの色をそのまま表現しようとしてるのですが、それでは薄いと言われるのです。
確かに絵の上手い人の絵は色が濃いのですが、そんなに濃くする意味は何なのでしょうか?
そして色を濃くするにはどうすればいいのでしょうか?

単純な質問かもしれませんが、どうかお答えください。

A 回答 (2件)

こんにちは。



私も高校美術学校時、「色が薄い」絵を描いていました。
理由は、一つ。意識して黒く塗っても無意識のうちに綺麗な画面を求めているため、手を入れすぎて薄くしてしまう。
これは私の欠点であり弱点であり、短所であることを、4219515さん同様ひしひしと感じ、悩んでおりました。黒い画面にあこがれていました。

しかし、ただ、ある尊敬すべき方の発言によりそれは軽く打開され、悩むべき点ではなく、むしろ良点であり他人がうらやむほどの私の才能であることを思い知らされました。

分かりやすくいいます。「薄い絵」つまりコントラストが低くそれはとても美しい独自の画面だと言うことでした。
短所は、それ自体を直すよりも、それを長所にする考えにより打開されたのです。
先生に「薄い画面で、他人より力なく迫力がないね」といわれ「分かりました、みんなをみならい黒い画面にするよう努力します」と答えていた私は、
芸術としての本質が分かっていませんでした。

>よく私は「色が薄い」と指摘を受けており、最近では評価が下がってきてしまいました。
  評価が低い理由が、色が薄いからというものならその先生は芸術をみていないからでしょう。私が先生なら、「この薄い画面は君にしか出せない。周りが黒い中君の絵は迫力に勝る、美しい白い絵を描いた。今後もこれを更なる努力のもと芸術を続けなさい」と言います。
周りが黒いから薄い自分の絵は芸術ではないなんて馬鹿げた話です。

>自分ではモチーフの色をそのまま表現しようとしてるのですが、それでは薄いと言われるのです。
  私も、今では自分の世界観によるモチーフの捕らえ方で描いたものが他論によると「薄い」といわれただけでは、それは芸術評価ではないと自負しております。

>確かに絵の上手い人の絵は色が濃いのですが、そんなに濃くする意味は何なのでしょうか?
  濃い意デッサンが薄いデッサンより上手いのではなく、メリハリがあり上手く見えるのです。
そもそも、デッサンの「上手い・下手」よりも、芸術的に魅力が「ある・ない」と評価するのがアートであり、美術であると思います。
高校生の私は、デッサンの上手さを求めて濃いデッサンを描くことに奔走し、芸術たるものの本質や、私自身の独自性(つまり、薄い絵こそ自分の力を100%引き出すのであるという)ことを分かっていませんでした。

>そして色を濃くするにはどうすればいいのでしょうか?
  濃いくするには、もちろん濃いく描いて塗りかさねてすればそれは可能です。しかし、きっとあなたは無意識のうちに手を止めてそれ以上の濃い絵になる前に「無意識の美的感覚」が絵を薄いままでとめているはずなのです。
つまり、「濃いから良い」「薄いから良い」のではなく、みんな違ったデッサンがあり、その人の力に見合った描き方が必要なのです。

あなたは、デッサンが上手くなりたいでしょう。
私も、誰よりもデッサンが上手くなりたいと願い、思いそして沢山描いてきました。

ただ、本当に大切なのは上手いデッサンよりも、
芸術として美しい・個性がある・私にしかアナタにしか描けない『絵』を見つけることなのです。


最後に、結果としてあなたがこれからすべきことは、
今までと変わらず、努力することです。
「色が薄い」といわれたら濃いくすることだけが真実なのか?つまり先生が言った事でさえ疑わなけれべならないということです。
「薄い絵」は、磨き方によっては、コントラストが少ない美しいトーンの、あなた独自の絵になることでしょう。
矛盾に聞こえるかもしれませんが『薄い絵』『濃い絵』だけにはこだわらず、あなたの考えた結果の芸術を磨いてください。
濃い絵のデッサンが上手い人は腐るほどいます。しかし、
薄くても芸術性に富んだデッサンを描く人は少ないですよね?

ここまで長く書きましたが、少しでもアナタの人生に役立てれば幸いです^^
また、補足や、説明してほしいことがあれば答えますよ。素晴らしい絵を描きましょう
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この回答へのお礼

回答を読んで「自分の個性が出せる絵は、今のままが限界なんだろうか?」と思いました。
もっと濃くできたはず、絵が薄いのは手を抜いていたからかもしれない…と。
fuckin-lovegunさんは大変努力をなさって「薄いことこそ自分の才能である」と気づいたのに、
たいした努力もしたいない私が、色が濃くできないとわめいていたのが恥ずかしくなりました。
今の私の絵を、薄い色は個性だ!と認めてしまうのはまだ早すぎます。
濃いデッサンが全てではありませんが、それを知らなければ貴方のように自分の才能にはきっと気づけないでしょう。
濃い薄いにこだわらず個性的な絵を目指して、自分の描き方を見つけます。
大変勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/11/30 03:45

色が薄いとどうしても存在感が希薄になりますよね。


デッサンは鉛筆や木炭など「黒」一色の画材で表現するものでその白からグレーを経て黒までのグラデーションの幅が大きいほどよいデッサンに仕上がります。

一度真っ黒からトップライトである白までどれくらい塗り分けができるか試してみてはどうでしょう。
鉛筆なら一番濃いもの、木炭なら紙に垂直に立てて筆圧を入れて塗りつぶしてみる。
それがMAXの濃さですね。そこから何色のグレーが作れるか練習してみてください。
そしてモチーフの石膏像などのどこにそのグレーが当てはまるか見極めてみるのです。
実際は黒から白までキレイにグラデーションが並ぶわけではなくモチーフの形状に大きく左右されながら白、グレー濃淡、黒が入り交じる筈です。

石膏デッサンの場合、少し下がって目を細めて見た時にあたかも実物がそこに存在するかのように描ければ大成功です。
そう描くには全体のトーンが薄いとツライものがあります。それだけグレーの幅が狭いという事ですから。
紙に馴染んで消えゆくように見えてしまいますからね。

頑張ってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
現在使っているのは鉛筆のみです。一度グラデーションを作ってみようと思います。
グレーの幅を広げるために色を濃く、時には薄くしていたんですね。
勉強になりました。もっと頑張ります。

お礼日時:2005/11/29 02:35

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