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ネットでもリアルでも、アメコミ好きな方をたまに見かけます。
その大半が絵や漫画を描いたりしてる方でした。
そして、その方々のイラストを見てみると、驚く程に皆さん絵がお上手です。
たまたま私が今まで出会ってきた方々が、画力が高かっただけなのかもしれないですが、
ネット上でアメコミが好きな方を他に探してみたところ、やはりほとんどの人の絵が上手い気がします。

何故アメコミ好きの人は画力が高いのでしょうか?

「画力が高いのはアメコミ好きに限らずいるではないか」と言われそうですが、
アメコミ好きの描く絵と、一般的な感じの「上手い絵」はやはり雰囲気や絵柄が違います。
それと、「それはただ単に画力向上練習の積み重ねの結果」とも言われそうですが、
アメコミ好きな方々に聞いたところ半分は「絵を描き始めて3年ぐらい、対した練習はしていない」など、10年以上描き続けてる私より短い間なのにとてもお上手です。中には「アメコミ読み始めてからだんだん画力上がった」と言った方もいました。
ただの才能なのかもしれないですが…やはりアメコミはそれなりに影響はしてると思っています。

ついでですが、
オススメのアメコミや海外アニメなど教えていただければ幸いです。
私自身昔からアメコミ海外アニメが気になっているのですが何から見たら読んだらイイのか分かりません。

回答お待ちしておりますm(_ _)m

A 回答 (3件)

日本のよくあるイラストとアメコミ系イラストでの得意とするポイント(もしくは重視するポイント)が違うからでしょう。




アメコミ系のイラストは、やや太めで大胆な描線、はっきりとした陰影、補色対比を用いるなどの派手な色彩などが特徴として挙げられます。
また人物のプロポーションも、いわゆる、男性はマッチョ系、女性はグラマー系と、誇張しているところはありますが、実際の人物の(特に理想的な体型の)それとほとんど違いがないようになっています。
また、布、ガラス、ゴム、岩といった、質感の描き分けを、細部描写に頼るところも大きいです。
対して、日本のよくあるイラストでは、細い描線、陰影はさほどつけない、色彩は同系色を中心とした透明感のあるグラデーション、という感じで、プロポーションについても、やや顔が大きくて手足は細い、と、スリムかちょっと幼児体型の場合が多いです。
質感の描き分けについては、あまり細部まで描くのではなく、質感を曖昧にしている場合が多いのも特徴的です。

アメコミ系の影響の大きい人の「画力」が上手いと感じられる理由としては、ひとつは人物のプロポーションと陰影、次に質感の表現、画面のメリハリなどの強弱のつけ方の違いが大きいでしょう。
アメコミ系のイラストは、私たちが日常的に目にする人物などの光景を、日本のイラストよりも忠実に再現していると感じられますし、それは「写真的」であったり「写実的」な絵画を「上手い」と感じることに似ています。
また、描線の太さなどメリハリが必要になるので、イラストとして明快にも見えます。
言い換えれば、プロポーションの狂いや、メリハリの悪さなどが目立ちやすい、とも言えますので、アメコミ系の影響の大きい人は、そうした「狂い」や「メリハリ」に対して、日本のよくあるイラストの人よりも敏感だ、と言えます。

どちらが画力があるか、というより、
アメコミ系は、プロポーションを正確に、陰影や描線で強調し、細部まで描くことを重視し、
日本のよくあるイラストは、プロポーションや陰影を平坦にし、細部を曖昧にすることでイラスト全体の雰囲気を成立させる、というもの。

アメコミ系が、細かくぎゅっとエネルギーが凝縮されているような雰囲気に対し、日本のイラストはフワーッとした空気感で全体を包み調和を計っている、という感じでしょう。やや漠然とした言い方になってしまいましたが。
これらは、アメリカと日本での、文化的な志向性の違いや、日常で目にする色彩感覚の違いを背景にしているとも考えられます。
アメリカ人は、ペンキなどのようなベタっとした不透明な色を好みますが、日本人は透明水彩絵の具のように染み入るような色を好みます。
分かりやすい派手な色・形か、ニュアンスを帯びた曖昧な色・形か。


ちなみに、アメリカ人などからすれば、日本のよくあるイラストは、人物がすべて幼児のように見える、といった感想もありますが、消え入るような透明感のある美しい色彩で、簡潔にデフォルメされたプロポーションで、非常に上手い、とも言われています。


さて、オススメと言っても、王道かもしれないですが、アメコミ系と言えばやはりMARVELでしょう。
http://marvel.com/comics

また、ゲイ向けなので閲覧注意ですが、こんな人もいます。カナダですが。
http://www.patrickfillion.com

日本の漫画家でも、鳥山明、桂正和、荒木飛呂彦などには、アメコミの影響がうかがえる、もしくはアメコミ的テイストに通じていると思われるところがあります。
桂正和は、アメコミ全般ではないものの、バットマングッズのコレクターとしても知られていますし、荒木飛呂彦については、画風は西洋古典美術や欧米でのファッション誌を参考としているとされていますが、これはアメコミの美的感覚と同じルーツを持っているとも考えられますね。

また、アメコミの影響をうかがい知ることはできませんが、下記の漫画家さんに、アメコミ系のテイストを感じるところがあります。
内容はともかく、アメコミ好きな人なら画風としては好みかもしれません。

日本橋ヨヲコ (http://www.yowoko.com
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この回答へのお礼

とても詳しいことまでお答えくださりありがとうございます。
ようやく全て納得することができました、感謝します。
オススメについてもいろいろ覗いてみたところどれも面白そうです。

ご回答ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2014/04/11 22:48

アメコミ好きが皆画力が高いというわけではない、ということをまず念頭に置いておいてください。


わたしは好きですが、画力はさほどではありません。

まず、「アメコミ好きの絵描きが画力が高い」という理由としては、アメコミの独特のポージングと影付けがあると思います。
計算しつくされたその画面の配置、ポージング、そして光源を計算し、影をつけるという作業が、どうしても必要となり、同様に「アメコミらしい絵を描こう」とすると、ベースのデッサン力が必要となってくるのです。

結果。

絵がうまくなるんですよ。何しろ絵を描くためのベースであるデッサン力が鍛えられるので。
この場合のデッサンとは技術を指しています。また、その技術を使いこなすための思考をも内包していると考えてください。
いわゆる日本人が言う「正しい絵を描くための技術」だと思っていただければよろしいかと。
デッサン力が鍛えられるということは自然と描いて描いて描きまくって絵を描きこなすことができることにもつながるので、結果画力が高くなるという話ですね。

うまくなりたいですねえ。

あ。
おすすめアメコミですか。
個人的にはスポーンとかメジャーどころが好きなので、参考にならないかもしれません。
某格闘ゲームで知ったキャプテンアメリカの漢らしさにはメロメロになりましたが。
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この回答へのお礼

ではアメコミを読んで練習していればそれなりに画力は上がるってことですかね?
とても完結された回答ありがとうございます!

オススメも参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/04/11 21:35

AKB48とドリカムと石川さゆりじゃ、そのコピーであるカラオケの歌がうまいレベルが違い、歌のうまい人の比率が違うでしょ?



日本のマンガとアメリカのコミックは創作過程と作品数が違うから、そのコピーも目標レベルが違い、上手と思う到達レベルも違います。
日本のマンガのファンイラストは、子供でも描いてる、いわゆる一般的にマンガ絵であり、
アメコミのイラストを描く人は一定以上に画力がないと、全然似てないので、表に出てこないのです。
アメコミ好きがみんな絵がうまいワケじゃない。描く人が少ないから、描ける人はみんな上手。
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この回答へのお礼

見慣れないものほどすごく見える…といったようなものでしょうか。
私が求めていたような回答とは少し違いましたが、日本の絵が簡略化デフォルメされているというのが分かりました。

回答ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2014/04/11 21:30

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